『モンスターペアレント』
みなさん、この言葉ご存知でしょうか?
小生は最近耳にしました。
モンスターペアレント・・・
担任教師や学校に対し、自分の子に関する「理不尽な苦情」や
「無理難題な要求」を突きつける保護者
担任教師の中にはこのような苦情や要求に対応する過程で、
精神的に追い込まれる人もいるそうです。
たとえば・・・
「自分の子供はテニスが得意だが、学校にはテニス部がないので作ってほしい」
「下校途中に友達とけんかしてけがをしたので、学校は慰謝料を払ってほしい」
「模擬試験と運動会の日付が重なってしまったので運動会の日付を変えてほしい」
「うちの子供はピーマンが嫌いなので、給食からピーマンを抜いてほしい」
「宿題を忘れたぐらいで子供を怒るとは一体どういうことか?」
等々・・・
いずれも、今まででは考えられない自分勝手な言い分を主張していると思います。
小生もバレーを指導してきたなかで、
この様な問題がまったくなかったとは言い切れません。
『なぜこんなきつい練習をするのですか?』
・・・楽な練習なんてないでしょ
『夕飯の支度が間に合わないんで練習を早く終わってほしい』
・・・練習するのはあなたじゃなく子供でしょ
『世間は連休なのになぜ練習は休みじゃないの?』
・・・小生のうちも連休で愛娘の冷たい目線があるんですが
等々・・・
いろいろ調べたんですが、モンスターペアレントが生まれる理由の一つとして、
『学校・保護者・地域のコミュニケーション不足』が上げられます。
保護者の中に「生徒と教師の立場は対等だ」ととらえる人が増えたことや、
いじめなどの問題が発生した際、親が学校に相談しても、担任教師や学校が
真剣に取りあってくれないため学校に不信感を抱いている保護者も少なくない。
そして、地域の中で住民同士のコミュニケーションが希薄化しているため、
学校で発生する問題を共有する場所がなくなってしまい学校運営に関する
苦情や要望が、地域社会のクッションを経ることなく、いきなり学校に
向かうことになっていることが現状です。
みんながしっかりコミュニケーショを取り合い、みんなで子育てをやっていけば
この様な問題も解決すると思いますが・・・
みなさんはどう思いますか?