もしみなさんは後24時間後に死が待っているとしたらどうしますか・・・
そんなマンガをご紹介します
『イキガミ』
あらすじ
国家繁栄維持法とは国民に命の尊さを認識させるため、無作為に選ばれた国民を
1000人にひとりの確率で死亡させるという法律。
全ての国民は小学校入学時に国家繁栄予防接種が義務づけられている。
その予防接種には約0.1%の確率で特殊なナノカプセルが
入っていて、その人が18歳から24歳の間の予め決められた日時に体内で
爆破してその人は命を失う…
その選ばれてしまった人は体内のカプセルが破裂する24時間前になると
『イキガミ』という死亡予告書を受け取り最後の一日を過ごすことになる・・・
このマンガの主人公は死亡予定者に『イキガミ』を届ける公務員。
そんな『イキガミ』を受け取った人の最後の一日を描いています。
出張先で目に付き読んでみましたが、すごく考えさせられました。
『イキガミ』は最後の日の過ごし方によって『逝き紙』にも『生き紙』にもなります。
死ぬ間際になって、自分は幸せだったのか、誰かのためになったのか、
どんな考えや行動を起こしてきたのか・・・
この本の表紙をめくると、
『死んだつもりで生きてみろ。』
と書かれてます。
いろんな意味で考えさせられる一冊です。