こんにちはデイサービス柚庵施設長です。
昨晩、自宅で何気なく見ていたTVで放送していた脳梗塞の話。
14歳で発症し、左半身不随。
脳のCT画像も映されてましたが、正直、あんな画像見た事無いくらいの脳のダメージ。
RCVS(可逆性脳血管攣縮(れんしゅく)症候群)
20~50代に多いけど、10代での発症は稀。
脳神経のドクターでさえ初めてのケースだと....
今後、意識が戻るかもわからない状況だったし。
目覚めても一生寝たきり。
そんな状況下の中で、生をあきらめる事無く、リハビリ励む女の子の話。
右脳のダメージで左半身不随、左の視野も欠損し、自分の左側が全て意識から消えてしまう...
治療?というかリハビリは鏡に動く右手を映し、それを左手だと脳に思い込ませるというものでした。
これは凄い集中力が必要な様で💦本人もそうですが、理学療法士の凄さを改めて実感!
また、脳は思い込むことで失われた神経回路を別の方向から繋ぎ治せるんだって💦💦
人間の脳の神秘!そして秘めた力にただただ驚きました。
今回のケースは14歳ととても若く、脳の順応性が高かったからだと...
それでもこの子がリハビリを頑張り、諦めなかったからこそ起きた奇跡、奇跡じゃないですね!
頑張りに見合った成果です。
CTでも右を動かすと左脳が反応し、動かなくなった左を動かすと、同じく左脳に強い反応が出る。
本当に脳は回路を繋ぎ治せる事が実証されております。
生を諦めない本人と、それを支える家族、医療機関。
学業復帰もサポートする大勢の友達。
番組の最後には、もう一度泳ぎたい夢を叶える為に立ち上がったリハビリ担当チーム。
左半身の自由が無い状況で介助有りでも泳いでいる姿に、心が震えました...
人間て諦めなければなんでも出来る。
その事を再認識させてくれた時間。
TV見てて良かった。