風邪治らず

風邪が治らないまま、1週間がたってしまった。

午後から出校、書類整理。大学の情報機器の更新に向けて一仕事をしなければならないが、これは情報主事という役職についているのだから仕方がない。
研究室に学長事務室のY課長が来て、雑談。「今年は意外に研究業績が増えなかった」とぼやいたら、「先生の業績は知ってます」とのこと。大学に個人調書（履歴や研究業績を書き入れるもの）を提出した際、私はExcelのファイルに入力してそれを提出したのだが、全体の書式を整えるために結局再入力せざるをえず、私の分は偶然Y課長が入力したのだそうだ。なんとも無駄な話である。なぜ文部科学省がらみの書類には「指定書式」が多いのだろうか。研究業績なんか、一定の様式でテキストファイルで書き出したって、それで足りるはずなのに。

帰宅後、現代法政研究室の市民公開シンポジウムの発表を大幅に修正した論文執筆のつづき。
司法の情報化といえば、本来は法律情報のXML化やE-filingの話なども入ってくるはずなのだが、そこまで踏み込んでいるといつまでたっても脱稿できないので、今回はカットすることにした。
E-filingといえば、地元の福岡の川嶋四郎・九州大学教授が第一人者。優秀な研究者がどんどん東京・大阪に流れ出しつつあるが、九州だって、先端的なことを研究している人はいるのだなあと思う。