フロムYtoT 二人に残された日々

私と妻と家族の現在と過去を綴り、私の趣味にまつわる話を書き連ねたいと思っています。

墓参り

2020-09-22 00:45:16 | 日記

 4連休の初日。私と妻は、妻の実家がある直方に出かけました。妻の実家にはこれまで1ヶ月に1回程度は行っているのですが、今回は、コロナの影響もあり、2ヶ月以上間隔が空いてしまいました。義父は、私たちが預けた携帯電話で朝起きたら必ず安否確認の電話をしてくれます。毎日、私が仕事に行く前に安否確認を知らせる電話があり、94才になった義父の変わらぬ気丈さが窺えます。

 妻は実家に戻った直後から義父に教育的指導を畳み掛けます。

 「お父さん。自分で梅の木やら柿の木やら切ったろうガ。ケガしたらどうするト」

 「畑も止めリィ。お父さんから貰ワンでも店で買えるトヤカラ。解ットウト

といった会話が続きます。

 義父は、

 「オウ。オウ。解トウ」

と繰り返しています。私は義父がかわいそうで、二人の話が聴きづらくなって、外にでました。私に妻が同じことを言ったら、

 「バカヤロウ」とキレてしまうか、無視して部屋に籠もります。

 暫くして、二人の笑い声も聞こえてきたので、家の中に戻りました。家の中に戻ると、義父と妻が、

 「カボチャいるか」

 「いらン」

 「ジャガイモいるか」

 「いる。包丁持ったきたから、磨イドッテ」

 「オウ」

  やはり、親子とは、他人の私とは違って深い絆でつながっているのだと思いました。

 それからお寺さんで彼岸のお参りをして、義父の妹(85才、一人暮らし)の家に行って、義父から頼まれた食品(リストが詳細でとても95才とは思えない)を 買って妻の実家に戻りました。

 途中の雑貨店で息子の嫁の母親と会いました。確率から考えるとあり得ないような事なのですが、これも縁なのでしょうね。

 妻の実家に戻ってから。妻が義父に庭の木を切るなと行っていたのを思い出し、義父は必ず娘に黙って自分で梅の木の剪定をすると思い、私が剪定しました。(おかげで2日後の今日になって、肩と手首と腰がチリチリと痛んでいます。)

 

 

 私は


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