昨日は、ブログに何度も「きん●ま」と書いていたので、こちらの漫画を思い出しました↓
草野誼先生の「かんかん橋をわたって」です。
町の人が耳打ちした「気をつけたほうがいいわよ。あの人は『おこんじょう』だから」とは?
恐ろしさに身震いが止まらない! 嫁と姑の千日戦争!〜
草野誼先生の「かんかん橋をわたって」です。
(ネタバレ含むので、これから読みたい方はご注意くださいませ)
よくバナー広告で見かけていて、嫁姑問題を描いたレディースコミックだと思い、「ドロドロはイヤん」と、スルーしていました。
ところが、何気なく読んでみたら凄かった!
一気読みしちゃいました。
これは、とんでもないバトル漫画です!
そのカタルシスたるや!
Amazonには、
〜住み慣れた「川南(かーなみ)」から、橋ひとつ向こうの「川東(かわっと)」に嫁いだ萌(もえ)は、上品で優しい姑・不二子(ふじこ)に引き目を感じながらも嫁としてなじもうとしていた。
ところが萌の時だけ米がうまく炊けないなど、日々に違和感を感じるうちに、恐ろしいことがわかってくる。町の人が耳打ちした「気をつけたほうがいいわよ。あの人は『おこんじょう』だから」とは?
恐ろしさに身震いが止まらない! 嫁と姑の千日戦争!〜
と、書いてあります。
しかし、上記のような展開は前半だけ。
次第にジャンプ系のバトル物へとシフトしていくのです。
ある方は「うしおととら」に例え、
ある方は「ワンピース」のようだと言い、
ある方は主婦たちの「三國志」だと!
とまぁ、壮大なバトル漫画なのですよ!
1巻でやめてしまったら勿体ない!
この作品の醍醐味は後半からです!
若妻・萌は、旦那実家で同居中。
ある日、姑からの「おこんじょう」に気付きます。
※おこんじょうとは、群馬県吾妻地方の言葉で「意地が悪い」という意味だそうです。
嫁いできた「川東」では、姑のイビリをランキングにした「嫁姑番付」なるものが存在し、「川東いちのおこんじょう」の称号のある姑を持つ自分は、番付4位であると知らされます。
最初は、おこんじょうに持ち前の明るさと勘の良さで対抗していきますが、次第におこんじょうな姑に自身が似てきていることにショックを受ける萌。
そして、姑からのおこんじょうは、嫁のメンタルを鍛え育てる事が目的だったと分かるのです。
実子があまりにボケナスで器がない為、嫁を見込み託した理由は、ラスボス・ご新造様ことトキ子への30年越しの復讐です。
このトキ子さんが、逝っちゃってて、川東で生まれた男子の全ての名付け親だったり、名付けも酷くて馬とか鹿とか鼠とか動物に纏わる適当な名前だったり、気に入らないと集落ごとブルドーザーで更地にしたり、息子に内緒で結婚・離婚させていたり、生まれた子を誘拐したり、町の物流を全て止めたり・・・とにかく頭がおかしいのです。
権力を持っちゃダメな奴!
終盤には、おこんじょうだった姑は師匠となり、トキ子に虐げられてきた川東の嫁たちと力を合わせてトキ子を倒します!
また、このラストバトルも面白すぎるの!
姑は指一本触れずに、むくつけき「毛者衆」と呼ばれる男どもを20人くらい一気に片付けます。
さすが師匠!
それを見た萌、
「お義母さん、やはりあなたでしたか」
って!!
そして、話は「きん●ま」に戻ります。
嫁姑番付8位のちづさん、怪力の持ち主の彼女は、トンカチで毛者衆の片方の玉をクラッシュしていきます!
2つまでとは言わないさ!
こーーーーん!
うぎゃあああー!
あー痛快!
最高です!
もう一回読んじゃお。
私の興奮した文章では、なかなかこの作品の面白さが伝わらないと思いますので、是非ご一読ください。
かんかん橋をわたってみてね。
サンキューテルヨ!
サンキューパセリ!