世界最古の学校はメソポタミアで出来たとされ、トゥルクはそれをシバジーから教わり自分も学校をやろうと思います。
古代の学校では肉体鍛練が重視されたようで、インド文化圏では今でもヨーガを教えております。
それは生活全般のヨーガで、呼吸法、歩き方、食べ方、寝方の極意を教え、笑いヨーガなんかも取り入れています。
呼吸法の極意は「ゆっくり吐くこと」という本に詳しく、息を長く吐くコトは長生きに通じます。
人が一生で呼吸する回数はだいたい6億回で、一呼吸の平均は3~5秒みたいですが、呼吸法では一分一呼吸を体得できます。
歩き方についてはブッタも教えを説いており、「つま先歩き」が身体の健全さと精神の安定に大きく寄与するとしています。
これは私も実践していて、踵を着けない歩き方は脳に振動を伝えない為、考え事に集中できる気がします。
食べ方については、やたらと礼儀作法などを教え込む向きもありますが、私は人の食べ方にとやかく口を挟むのは礼儀に反すると思います。
食べ方の作法は国々で異なり、中国では大きな音を出して咀嚼するほど健康的で良いとされ、イスラム圏では皿までキレイに舐めるのが大人の作法とされる国もあります。
私は「よく噛むこと」が食べ方の極意だと思い、食事に出来るだけ時間をかける為に本は欠かせません。
寝方の極意は「うつぶせ寝健康法」に書かれていると思い、鼻で呼吸する為の口テープもお勧めです。
また、抱き枕による「腸もみマッサージ」にも極意があると思うので、色々と試してみて下さい。
古代の学校では肉体鍛練の他に、哲学や文学、音楽や美術も教えていた様です。
哲学については科学的には教えられずとも、「人生哲学」みたいな処世訓ならば教えられたでしょう。
文学は「トゥルクの学校」の場合まだ文字が発祥したばかりなので、みんなで創り上げて行く感じになります。
音楽も発展途上で、メロディーを記録する方法をみんなで考えます。
楽器作りも楽しい勉強となり、笛は古代から既に発達していた様です。
美術は服の刺繍が楽しく、みんな一張羅をずっと着続けてるので愛着を持ちます。
トゥルクは絵も得意とし、マンガを描いて子供たちを楽しませたりします… というのは後の転生での話で、一万年前はまだ紙がなかったので、地面に枝で字や絵を描く所からになります。
それでも岩に刻む美術は可能で、絵の具も工夫して造り出します。
こうして冬場も子供たちは忙しく過ごせ、それはシャングリラを活気のある里にします。