ゆきさんのブログ

元お祭りオヤジの周辺・・・

終の棲家

2005年03月10日 09時06分48秒 | マイ・ブーム
ちょっと前、大年の有名女優が言っていた言葉を思い出しました。
「人は年と共に身の回りの物を少なくしてゆくべきだ。また、住まいについても、自分が現役の
時は、人寄せのために大きな家やリビングも必要だったけれど、歳をとってからはそういうモノ
は必要なくなり、自分が居る場所があれば満足だ」と。

地方都市でも駅前周辺のマンションが高齢者を中心に人気があるという。
東北の場合、冬は雪が降るので雪かきをしなくてはならない。今年のように降雪量が多い年の雪
かきは高齢者でなくても重労働だ。マンションの場合、そういう心配は無用だし、鍵をひとつだ
け施錠すればセキュリティにも問題がない。

昨年、二本松市郊外で通りの外国人による押し込み強盗があった。押し込んだ先は警察官OBの
家だったので無難に終わったけれど、そういうような問題も、のどかだった地方都市でも無縁で
はなくなってきている。

歳をとったら、駅前のマンションがいいかも・・・と言われることにもうなずける。
私自身、今年は雪かきで肩がおかしくなってしまった。
運動で傷めた部分が鳴りを潜めていたけれど、連日の雪かきは応えた。
肩の関節が痛くて腕が上がらなくなってしまった。 これって、五十肩???
歳をとったら田舎の田園生活がいいか、などと思っていたがチト考え方が変わり始めている。
雪かきは嫌だし、本当に木を切ったり、土をいじっったりすることが自分にできるのだろうか。

どんどん物欲は薄れて行く。住む家だって、自分がヨコになる場所があれば文句はない。
IT機器に振り回されて、次々と登場する電子機器のマニュアルに向うのも疲れてきたような
感じがしている。

さてさて、終の棲家を なんとしてくれようかい・・・・