大好きな天野祐吉さんが亡くなりました。
広告という言葉と画像の極致のようなメディアを
鋭く、かつ、軽妙に極致の批評をされてきました。
天野さんの手法を、
私はこの複雑怪奇な現代社会の表現方法として、
また、言葉と文章のお手本として、
ずっと楽しく学ばせてもらいました。
ちょっと前、朝日新聞の「CM天気図」欄で、
貧困と格差の問題をわかりやすく書かれ、
私は、切り取り保存しました。
私にとってのあなたの遺書です。
引用された映画「エリジウム」や、映画「ブレイ-ドライナー」を観て、
追悼させていただきます。
最近の憲法9条や原発への何も怖れない批評、表現に感心し、勇気をいただきました。
天野さんは、日本一のコラムニスト、
本当の賢人だと思います。
これからは天国でゆっくりと、ずっとこの世を批評していてください。
このことは、天野さんならどう表現しただろうと考えさせていただきます。
ありがとうございました。
合掌