スタート、なかなかコンデション上がらず
ついに、交信成功 かすかな電波にのった越冬隊員の声が聞こえてきた
5月5日子どもの日、南極昭和基地アマチュア無線局8J1RLは、日本の青少年に向けて電波を発信してくれました。
16000Kmの距離があり、なかなか交信が難しいのですが、見事に我が立川六中アマチュア無線局JQ1YSIは交信に成功しました。
17時半からの開始で、堀野くんが、周波数を合わせました。なかなか聞こえてきません。
そのうち、北海道の高校生たちが交信に成功し始めました。しばらく、北海道がつながっていました。これも、電波伝搬の不思議です。
しばらくして、コンデションが上がってきて、8J1RLの入感電波も強くなってきました。
神田君にオペレーターが代わったころ、相手もオペレーターが代わりました。
こちらから、盛んに呼び出すと、
「JQ1YSIどうぞ」と、来ました。
感無量の感情が全員を包みました。
神田くんのオペレートも上手で、気温などの天候や、立川は国立極地研があるところであることなど少し豊かな内容の交信ができました。
オペレーターも、緑川君にかわり、交信しました。
中村君や堀野君も、その後、交信に成功しました。
この模様を、地元コミュニティーFMラジオ局FMたちかわさんが取材録音してくれました。来週には、放送でオンエアーされます。生徒たちの励みになります。ありがとうございます。
廣島先生も、見学され、交信成功に驚かれ、喜んでくれました。そして、アマチュア無線の免許をとりたい、とのことでした。ありがとうございました。
我がサイエンス部は、「南極との交信」を部活の目標にして、指導員のJF1BKB柴田治彦さんを中心に2年前くらいから準備してきました。
アンテナは、昨年、JST科学技術振興機構(科学未来館運営等)から、屋上タワーとローテーター(回転機構)付の21MHz用3エレメント八木アンテナを支援していただきみんなで建てました。これも成功の要因です。ありがとうございました。
何よりも、生徒たちが、がんばりました。おめでとう!!!
私も、久しぶり感動しました。これだからやめられない。(笑)