美貌の警察犬親子

オリーの警察手帳の引っ越し成功しました

霧が峰2011・・・その2

2011-10-19 12:44:00 | ノンジャンル

お~ちゃんの記事を書いた後 若干の虚脱感に浸っております。
やっぱり「霧が峰」は 我が家の一大イベントかも・・です。

今年も あ~ちゃん達の学校「横浜安達警察犬訓練所」は 警戒で
すごい成績の連発ですね。
2・3・4位・・・親子で並んでいます。
ここ数年安達一門がTOPをずっととってましたが、ことしは 僅差で
2位に甘んじた先生・・・達でした・・・が・・・
しかし・・すごいよな・・・この成績・・・って 思います。


さて 我が家の若手のホープあ~ちゃん。
ストレート ○○○で 本戦進出です。

しかし 私たちは 実の所見てないのです。


お~ちゃんは と~ちゃんと出場するので か~ちゃんがいても大丈夫ですが
あ~ちゃんは 訓練士さんと出るので私たちの気配を感じたら 
普通には 出来ないので、見ることもできません。


車で駐車場に向かっているとき
運悪く?(運よく)終わってバリケンに戻るあ~ちゅん達が
道を横断しようとしている所に遭遇してしまいました。

あ~ちゃんは ストレートですので まだこれから本番がまってます。
ここで私たちの気配を感じさせるわけには いかないので
訓練士さんが大急ぎであ~ちゃんを他の方に注意を向けさせているのが
わかりました。

あ~ちゃんは 自分ちの車のエンジン音を聞き分けますので
全くわからないわけは ないと思います。
わかったかも・・・ね。



霧が峰2011・・・その1

2011-10-17 20:22:00 | ノンジャンル


お~ちゃん&あ~ちゃん 2011霧が峰の報告です。

結果から申し上げますと 母娘揃って チャンピョングループでした。
まずは めでたしめでたし・・・です。

その中で お~ちゃんの今回の出来に関しては か~ちゃん一種の感動さえ覚えております。
あっ 優勝したわけでもなく 優勝決定戦に残ったわけでもありませんが
それこそ 今までで一番感動する競技でした。




長年 お~ちゃんが間違うとは思えない・・
と言われ続けてきたお~ちゃんも寄る年波か「3回目で壊れる」・・・世界のナベアツ状態に陥り低迷を極めていました。

そこへもってきて春からの体調不良・・・・
もう 霧が峰は 諦めか・・と思うこともありました。
体調不良で抵抗力が落ちたので訓練所に預けるのは 無理だし
訓練所にご迷惑をお掛けするし・・・・・とほんとうに諦めかけました。
でも 抵抗力・体力管理に気をつけながら 回復しと~ちゃんと出ることになりました。

が、と~ちゃんは 直前まで海外出張で練習が出来ずです。
仕方ないので 普段の練習は か~ちゃんがやりました。

世界のナベアツ(3番目で壊れる)をどう直すか???????
そんなこと か~ちゃんわかりません・・。

でも ふと 思い出したことがありました。
「行き詰ったら 初心に戻る。一からやり直す・・・」

か~ちゃん 選別の初歩は 知りません。
でも そのもっと初歩・・・つまりは 「服従」をやりました。

選別練習の為に・・・・服従です。
臭いを嗅がせて出す 持ってきて それを受け取る・・。

その動作をベテランお~ちゃんは 自分のリズムで自分でやってます。
それを指導手つまりは か~ちゃんの命令 コマンドでやる・・という
服従させることを努力しました。

馬鹿じゃないお~ちゃんは すぐに初歩に立ち返りました。
非常に綺麗な選別です。

まさに美しい選別態度ですし 選別の美しさが出てくると
完璧な選別が出来るようになりました。

もう100%完全無敵な選別になったのは
霧が峰の前のことでした。

**************

そんな状態での出場でしたが 天は お~ちゃんに味方してくれず、
雨が降りしきる中での出場になりました。

雨 風 で戦果は 大いに変わるのが臭気選別です。
雨のなかでの出場になった選手の皆さん ほんとうに悔しく唇を噛む思いだったと
思います。

もう 元気になったとは言っても 雨は 心配です。
お~ちゃんの雨コートを用意し ポンチョも用意してましたが
まさか 競技会にそれを着て出るわけにも行きませんし・・(笑)

雨の中 お~ちゃんも出陣です。

結果○△○○

この2回目の△がすごかった・・・。

お~ちゃん 1から順に臭いを嗅いで「????ない?」
もう一度 順に丁寧に臭いを嗅いで「ない・・・ない・・」
3回嗅いでもなかった・・・・
振り返ってと~ちゃんを見て「と~ちゃん ないよぉ・・・」
「ないんだけど もう一度確かめてみますね・・・・」

一つずつ口で味を確かめて全部を確認して それで「ありません」
振り返って「と~ちゃん 戻っていいですか?もどりますよ」
という具合に「不持来」△でした。

次は 台に進むなり全部を嗅ぐことなく その臭いがする方角に直に進んで
銜えて持ってきました。


「不持来」△をするとその後 持って来るべき臭いがわからなくなるとか
聞いた事がありますが、お~ちゃんは 今どの臭いをもってくるのか
確実にわかってると思いました。

だからこそ この「不持来」△は 成績的には「不持来」△なのだけど
実質そこに臭いが存在しなかった・・・・と 私は思っています。
お~ちゃんの鼻が正しかった・・・・と 私は思っています。

何百という選別布の中の一枚・・・・・・
隅っこにあって移行臭が極端に希薄の布で 
その上雨にあたって臭いは あってもゼロに等しかった
だからお~ちゃんが 臭いがない・・・と判断した。


私は そう確信しています。

今回の出来・・・満足どころか 一種の感激です。
ほんとうに病気に勝って よくぞここまで頑張ったぁ・・・・・。

お~ちゃん&あ~ちゃんの訓練所の先生たちのお陰です。
ほんとうに感激の霧が峰でした。