創作「赤と黒」いよいよフィナーレです。
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そのとき,公園の入り口に
見覚えある人影が現れた。
「テヒョン。お祖父ちゃんがきたわよ。」
反対の腕をモネに支えられ
杖をつきながら歩いてくるのは
ホン元会長だ。満面の笑みを浮かべている。
「おにいちゃーん。ジェインさーん。」
モネが手を振る。
ジェインとゴヌクも手を挙げて
答える。ジェインはテヒョンの手を取り
ホン元会長に向かって手を振った。
「ジェイン。」
ゴヌクは前を向いたままジェインを呼んだ。
「ん?」
ジェインがゴヌクを振り向く。
「ありがとう。」
「…あなた。」
ゴヌクはジェインを振り返ると
頬にキスした。
びっくりするジェインを横目に
笑いながら今度はテヒョンの頬に
キスする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/03/cec877912cf0ac84fa5c5b09169cd534.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/92/32f88ceb878e2ebf95186a2b44656192.jpg)
「もう…ふざけてるんだから…」
ジェインも笑った。
緑の美しい公園の一角。
ごく普通の家族の
ごく普通の日常の一こま。
それは,ゴヌクもジェインも
ずっと探し求めていたもの。
…ゴヌク。私,嬉しいの。
あなたと一緒で,すごく,嬉しいの。…
ジェインは,いつの日か必ず
ゴヌクに伝えようと思っている言葉を
心の中で繰り返していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/58/c99a4c3529ccc2eb70e1278bbfc3b91b.jpg)
(fin)
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長い間 お付き合いいただきありがとうございました。
放送終了後の もやもやが やっと消化されました。
今後もキム・ナムギルssiの応援よろしくお願いします。^-^
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そのとき,公園の入り口に
見覚えある人影が現れた。
「テヒョン。お祖父ちゃんがきたわよ。」
反対の腕をモネに支えられ
杖をつきながら歩いてくるのは
ホン元会長だ。満面の笑みを浮かべている。
「おにいちゃーん。ジェインさーん。」
モネが手を振る。
ジェインとゴヌクも手を挙げて
答える。ジェインはテヒョンの手を取り
ホン元会長に向かって手を振った。
「ジェイン。」
ゴヌクは前を向いたままジェインを呼んだ。
「ん?」
ジェインがゴヌクを振り向く。
「ありがとう。」
「…あなた。」
ゴヌクはジェインを振り返ると
頬にキスした。
びっくりするジェインを横目に
笑いながら今度はテヒョンの頬に
キスする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/03/cec877912cf0ac84fa5c5b09169cd534.jpg)
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「もう…ふざけてるんだから…」
ジェインも笑った。
緑の美しい公園の一角。
ごく普通の家族の
ごく普通の日常の一こま。
それは,ゴヌクもジェインも
ずっと探し求めていたもの。
…ゴヌク。私,嬉しいの。
あなたと一緒で,すごく,嬉しいの。…
ジェインは,いつの日か必ず
ゴヌクに伝えようと思っている言葉を
心の中で繰り返していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/58/c99a4c3529ccc2eb70e1278bbfc3b91b.jpg)
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