創作「赤と黒」いよいよフィナーレです。
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そのとき,公園の入り口に
見覚えある人影が現れた。
「テヒョン。お祖父ちゃんがきたわよ。」
反対の腕をモネに支えられ
杖をつきながら歩いてくるのは
ホン元会長だ。満面の笑みを浮かべている。
「おにいちゃーん。ジェインさーん。」
モネが手を振る。
ジェインとゴヌクも手を挙げて
答える。ジェインはテヒョンの手を取り
ホン元会長に向かって手を振った。
「ジェイン。」
ゴヌクは前を向いたままジェインを呼んだ。
「ん?」
ジェインがゴヌクを振り向く。
「ありがとう。」
「…あなた。」
ゴヌクはジェインを振り返ると
頬にキスした。
びっくりするジェインを横目に
笑いながら今度はテヒョンの頬に
キスする。
「もう…ふざけてるんだから…」
ジェインも笑った。
緑の美しい公園の一角。
ごく普通の家族の
ごく普通の日常の一こま。
それは,ゴヌクもジェインも
ずっと探し求めていたもの。
…ゴヌク。私,嬉しいの。
あなたと一緒で,すごく,嬉しいの。…
ジェインは,いつの日か必ず
ゴヌクに伝えようと思っている言葉を
心の中で繰り返していた。
(fin)
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長い間 お付き合いいただきありがとうございました。
放送終了後の もやもやが やっと消化されました。
今後もキム・ナムギルssiの応援よろしくお願いします。^-^
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そのとき,公園の入り口に
見覚えある人影が現れた。
「テヒョン。お祖父ちゃんがきたわよ。」
反対の腕をモネに支えられ
杖をつきながら歩いてくるのは
ホン元会長だ。満面の笑みを浮かべている。
「おにいちゃーん。ジェインさーん。」
モネが手を振る。
ジェインとゴヌクも手を挙げて
答える。ジェインはテヒョンの手を取り
ホン元会長に向かって手を振った。
「ジェイン。」
ゴヌクは前を向いたままジェインを呼んだ。
「ん?」
ジェインがゴヌクを振り向く。
「ありがとう。」
「…あなた。」
ゴヌクはジェインを振り返ると
頬にキスした。
びっくりするジェインを横目に
笑いながら今度はテヒョンの頬に
キスする。
「もう…ふざけてるんだから…」
ジェインも笑った。
緑の美しい公園の一角。
ごく普通の家族の
ごく普通の日常の一こま。
それは,ゴヌクもジェインも
ずっと探し求めていたもの。
…ゴヌク。私,嬉しいの。
あなたと一緒で,すごく,嬉しいの。…
ジェインは,いつの日か必ず
ゴヌクに伝えようと思っている言葉を
心の中で繰り返していた。
(fin)
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