７月７日（火曜日）
簡易保険に入れば１０年間に３度、無料の招待バス旅行に行けた。この企画も今年満期を迎えた者が最後となり、来年からはなくなる。例え１０年間銀行に預金しても利息はスズメの涙しかつかない。過去に愛妻はこの旅行に数え切れないくらい参加している。いつも豪華な宿に泊まり、豪華な食事をしたと聞かされていた。行きたいのは山々だったが、宿泊が知らない者との相部屋がいやで、今まで私は一度も参加しなかった。今回はこの企画が最後ということなので、死に土産として一人で参加することにした。
城陽市文化パルク前に朝８時集合だ。集合時間ギリギリに着きバスに乗った。周りを見渡せば最後部には誰も座っていないのでそこに決めた。一人で席を５つもせしめて、嬉しい気分と寂しい気分が混じり複雑な気分だった。バスは４５人乗り２台で、各々３１名乗って参加者は計６２人。男性は２割弱で平均年齢７０代の年寄り旅行といっていい。
京滋バイパス・新名神・東名高速を走り掛川ＩＣを出て「ヤマハリゾートつま恋（ごい）」に到着したのは正午だった。ここには団体さんが入れる大きなレストランがあり、ここで昼食を食べた。
聞きにし勝る豪華な昼食だった。メニューの値段と見比べすると３、０００円くらいの感じがした。普通、ツアーの昼食といえば２，０００円くらいなものだ。
ロビーではピアノの無人演奏を見ることが出来た。さすがヤマハだ。
ヤマハリゾートつま恋（ごい）の敷地面積は恐ろしいくらい広かった。
次に向かったのは掛川花鳥園で、１５分で到着した。野鳥と戯れたのは、今まで沖縄の「トロピカル王国フルーツランド」と「ネオパーク」しかない。ここは沖縄よりも数倍広い。
入ってすぐの池ではペンギンや水鳥が沢山いる。人が行くと餌をもらえるかと思い、付きまとってくる。
ここのフクロウは種類が多いのがウリのようだ。中でもテレビ出演したポポちゃんは人気がある。
次のゾーンに行くと色鮮やかな鳥が飛び交っていて、エサの容器を持っていてもいなくても人にとまってくる。エサをやろうと１つ持っていたところ、肩、腕、頭と７～８羽がとまってきた。ハゲ頭にとまったやつは、滑ってなるものかとツメを立てる。痛い！と言っても、そ知らぬ顔。
ほうほうのていで次のゾーンへ移動した。
この園のエサはオチョコ１杯が１００円とバカ高い。リンゴを小さく切ったやつが入っているが、それにしてもボッタクリに等しい。平日の入園者は土、日に比べ何分の１なので鳥も餌争いが大変だ。
やはり心を癒してくれるのは花が一番。色とりどりの熱帯性のスイレンが沢山咲いて、心を癒してくれた。園内は空調がしてあるそうだが、歩き回れば汗が出る。１時間の見学だったが２時間は遊べる。
【参 考】
１．開園時間：９：００～１７：００時迄 （入園は４時３0分まで）
２．年中無休です。
３．入園料 （消費税込）
・大人 ・・・・・・・・・・・・1,050円
・小学生 ・・・・・・・・・・・・525円
・障害者大人 ・・・・・・・・840円(障害者本人のみ、手帳を提示。）
・障害者介添え・・・・・・・ 840円(障害者一名につき一名のみ。）
・障害者小人・・・・・・・・・420円(障害者本人のみ、手帳を提示。）
・団体：15名様以上１割引き ※ 団体にて入園を希望する場合は、事前に申し込み。
４．駐車場：無料
