ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

人騒動の10日間

2009-07-15 06:26:24 | 健康・病気

3日から孫は熱を出してしまった。

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七夕飾りの前で写真を撮ったときは熱の出始めだったのか、心なしか元気がない。当初はそのうちに下がるだろうと思っていたが、5日には40度近く上がりぐったりとしてしまい、これは大変と救急病院へ連れて行った。レントゲン写真を撮ったが肺炎にはなっていなく一安心をした。だがしかし、薬を飲むも熱が下がらず若嫁は困りきっている。6日にかかりつけの医者に行き診てもらい、薬を飲ませるも一向に熱は下がってこない。7日に再度診てもらったが相変わらずの状態なので医者は紹介状を書いてくれた。入院するには近くの病院が何かと便利だ。家から車で5分の病院へ行きレントゲン写真を撮ると、肺炎の初期の診断で即入院となった。8日から孫と若嫁の悪戦苦闘が始まった。孫はとにかく「かぁちゃんかぁちゃん」でそばにいなければならない。爺ちゃん婆ちゃんで良ければいくらでも付き添いしてやれるのだが・・・。妊婦の若嫁は来月出産予定なので、夜一つのベッドで二人寝るのは大変だったようだ。子どもが寝たとメールがくれば息子と交代をし、私が深夜病院へ迎えに行き連れて帰り自宅で一休み。病気でなければ孫も朝まで寝るが、熱があれば2~3時間で目を覚まし「かぁちゃん」と叫ぶ。起きたとメールがくれば病院へ送っていく。
古嫁が見舞いに行けば、孫は「家に帰りたい」と涙を浮かべ訴えるので、可愛そうということになり行くのを控えた。若嫁も3日ほど一つのベッドでガマンをしたが、どうにもたまらんと言うことでベッドのお古がないか探した。古嫁は知り合いに電話するもどこも無かった。息子は妊婦のつらさはわかっていなく軽く思っていた。古嫁の一喝で夜急いでベッドを買いに走った。
かなり幅広のベッドであったが病室の隣のベッドは空きで、その間に収まったそうだ。
12日には熱も36度台に下がり、退院の見通しがたってきた。

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退院予定の前日13日に顔を出すと孫はベッドの上で絵を描いていた。手の甲の点滴チューブが痛々しい。14日の昼前に無事退院の運びとなり迎えに行ってやった。

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一緒に帰ろうと声をかければこの満面の笑み。看護師の皆さんにバ~イバ~イと手を振り病院を後にした。家に到着すると、家はやはりいいようで嬉々としていた。若嫁はしばらくシャワーをしていなく頭を洗い早くスッキリしたいと言っている。本当にお疲れさん。
夕食は快気祝いで皆で食事をするはずが、肝心な孫は疲れて眠ってしまい孫抜きでやった。

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若嫁は入院中ろくな食事をしていない。孫の残りを食べたりで、久しぶりのまともな食事は美味しかったようだ。二人が帰って1時間もしないうちに孫は起き「ばあばの所で食べる」といい、持ち帰った料理を持ってやってきた。
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「しっかり食べて元気もりもりなってや~」は我が夫婦のいつもの掛け声だ。子どもも大人も笑顔が一番。ようやく消えていた電灯に灯がともった。

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黄檗山万福寺へ双頭蓮(そうとうれん)を見に行った

2009-07-15 03:50:02 | 

7月14日(火曜日)
双頭蓮(そうとうれん)は1本の茎から二つの花をつける珍しいハスで、中国では吉祥の花とされ、夫婦円満を意味するとも言われている。昨日は咲いている寺を間違えて三室戸寺へいってしまったので、今日は咲いている黄檗山万福寺へ。黄檗山万福寺には子どもが小さい頃に行ったきりで、20数年ぶりになる。昔は寺の駐車場は山門のそばにあったが、現在は裏手に大駐車場が出来ていた。ここから表門まで歩くのだが200mくらいあり汗が吹き出る。今日は今季一番の暑さで35度くらいありそうだ。

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山門の前に立て看板があり双頭蓮のことが書いてある。追記で「双頭蓮は11日に散りました」と書いてあった。なぬ~せっかく来たのにナンタルチア。ここまで来てそのまま引き返しては男がすたる。せめて双頭蓮の花托(かたく)でも見なければ気が収まらない。山門をくぐると真っ先に自動販売機へ行き、ペットボトルの水を買って飲んだ。クソ暑いときはビールの次に水が美味い。一気に飲み干した。

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拝観料500円を払い境内に入った。

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すぐ右手の放生池にはハスが一面に咲いている。こんな池があったのか。この寺の印象で残っているのは中国の寺に似ていることと、木魚しかない。一応参拝順の→に従って回った。

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大雄宝殿(だいおうほうでん)は本堂で、日本では唯一最大のチーク材を使った歴史的建造物とのこと。

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この寺では毎月8日にホテイ祭りが行われる。天王殿(てんのうでん)には布袋尊(弥勒菩薩の化身)・韋駄天像・四天王が祀られていた。この寺は日本最古都七福神「布袋尊」の寺だそうだ。

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堂内を覗けば、ホテイさんは見事な腹を突き出していた。今の世ではホテイさんは、メタボ検診に100パーセントひっかかり、指導を受けることだろう。腹の凹んだホテイさんを想像したが絵にはなりそうもない。5月22日京都のLive Studio 58で稲三会の玄ちゃんとジョイントコンサートをした「満月兄弟」は、先月8日にここで奉納演奏をした。長男はこのホテイさんの前で恐れ多くも、負けず劣らずの立派な腹を出して、どうだとばかりに写真を撮っていた姿が目に浮かんできた。これには思わず笑った。

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本日のお目当ての双頭蓮は売店の前に置かれていた。双頭蓮であれば感激のご対面になるが、双頭の花托(かたく)だったので満足度は1割。寺の財務部長は「珍しい花なので、多くの方に見てもらい、幸福をもって帰ってほしい」と新聞で話していたが、花托でも福が授かると信じよう。明日から我が家は家庭円満、夫婦円満で暮らせるはず。目出度し目出度し。
そうだ木魚はどこだと辺りをキョロキョロした。

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あった~。正式な呼び名は「開版(かいぱん)」で、木魚の原形になっている。時を報ずるものとして今でも使われているそうだ。
この寺も三室戸寺と申し合わせたように拝観料、駐車料金とも500円だった。プールで泳いだ後、二日連続道草をしたが、道草は何歳になっても楽しいものだ。伝書鳩のように真っ直ぐに家に帰るアナタ、たまには道草をしたらいかが?。「何道草をくっとただいや」と母に言われた昔が懐かしい。

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