自分自身のために祈る より
『主よ、自分の思いをどうコントロールするか、教えてください』 その④
《考えることを注意して選びましょう》
あなたは自分の心に何を取り込み、何を排除するかの選択権を持っています。すべての思いをとりこにすることができるのです。あなたは「キリスト・イエスにあっていただいているのと同じ思いを、あなたがたの間でも互に生か」すことを選ぶのでしょうか、
・ピリピ2:5
キリスト・イエスのうちにあるこの思いを、あなたがたの間でも抱きなさい。
それとも悪魔にうそを食べさせられるままでいることを選択し、悪魔に人生を操られるのでしょうか。すべての罪は、心の中の考えから始まります。
・マルコ7:21-22
内側から、すなわち人の心の中から、悪い考えが出て来ます。淫らな行い、盗み、殺人、姦淫、貪欲、悪行、欺き、好色、ねたみ、ののしり、高慢、愚かさです。
自分でコントロールしなければ、悪魔があなたの思いをコントロールするでしょう。
だからこそ、自分の心に何を受け入れるのか、絶えず監視する努力をしているべきなのです。あなたはどんなテレビ番組や雑誌、本などを見ているでしょうか。どんな音楽やラジオ番組、CDを聞きますか。それらはあなたの思いを聖書的考えで満たし、あなたの霊を養い、あなたを豊かにし、平安や明晰さ、祝福が与えられたと感じさせるものでしょうか。それともあなたをげっそりさせ、むなしさや混乱、不安や恐れを抱かせるでしょうか。
・Ⅰコリント14:33
神は混乱の神ではなく、平和の神なのです。聖徒たちのすべての教会で行われているように。
神のみことばや、聖霊を宿す人々が書いた聖書的な書物や雑誌類を読み、主をあがめ賛美する音楽を聞いて、自分の心を満たす時、私たちの内側には、敵の偽りの宣伝を受け入れる余地がなくなります。
自分の思いや考えについて、敵から来たものか、神からかをはっきりさせたい時は、こう自問しましょう。「この考えは自分が選択すべきものだろうか。」答えが「否」でしたら、たぶんそれは敵からでしょう。例えば、もしあなたが教会で座っていて、突然、聖歌隊が裸になったところを思い描いてしまったりした時は、それがどこから来た思いか、もうわかりますよね。不純な考えを抱いた自分を打ちたたくよりも、敵に向かって、「私の頭から出て行け!」と命じてください。あなたは自分の魂を悪魔のゴミ捨て場になどさせておかない人だからです。悪魔に、
・Ⅰコリント2:16
「だれが主の心を知り、主に助言するというのですか。」しかし、私たちはキリストの心を持っています。
のだから、それに反する何事にも耳を傾けないと言ってください。
あなたの思考生活に不義が入り込むのを拒絶することは、悪魔を拒絶することの一部分です。あなたは何人くらい、それをした、もしくはしていない人々を知っていますか。
あなたは、
・エペソ4:17-18
ですから私は言います。主にあって厳かに勧めます。あなたがたはもはや、異邦人がむなしい心で歩んでいるように歩んではなりません。
彼らは知性において暗くなり、彼らのうちにある無知と、頑なな心のゆえに、神のいのちから遠く離れています。
あなたはむしろ、知識と明晰さを持つことができるのです。たとえ敵が、あなたの将来について、彼自身と同じくらい望みなしだとか、あなたは何の目的も価値も賜物も能力もない失敗作だ、などと思い込ませようとしても、神は全く正反対のことをあなたに語っておられます。神を信じ、ほかの何ものにも耳を傾けてはいけません。
続く