聖書通読箇所
2023年2月11日分
創世記16:1-16
16:1-16
1 アブラムの妻サライは、アブラムに子を産んでいなかった。彼女にはエジプト人の女奴隷がいて、その名をハガルといった。
2 サライはアブラムに言った。「ご覧ください。主は私が子を産めないようにしておられます。どうぞ、私の女奴隷のところにお入りください。おそらく、彼女によって、私は子を得られるでしょう。」アブラムはサライの言うことを聞き入れた。
3 アブラムの妻サライは、アブラムがカナンの地に住んでから十年後に、彼女の女奴隷であるエジプト人ハガルを連れて来て、夫アブラムに妻として与えた。
4 彼はハガルのところに入り、彼女は身ごもった。彼女は、自分が身ごもったのを知って、自分の女主人を軽く見るようになった。
5 サライはアブラムに言った。「私に対するこの横暴なふるまいは、あなたの上に降りかかればよいのです。この私が自分の女奴隷をあなたの懐に与えたのに、彼女は自分が身ごもったのを知って、私を軽く見るようになりました。主が、私とあなたの間をおさばきになりますように。」
6 アブラムはサライに言った。「見なさい。あなたの女奴隷は、あなたの好きなようにしなさい。」それで、サライが彼女を苦しめたので、彼女はサライのもとから逃げ去った。
7 主の使いは、荒野にある泉のほとり、シュルへの道にある泉のほとりで、彼女を見つけた。
8 そして言った。「サライの女奴隷ハガル。あなたはごこから来て、どこへ行くのか。」すると彼女は言った。「私の女主人サライのもとから逃げているのです。」
9 主の使いは彼女に言った。「あなたの女主人のもとに帰りなさい。そして、彼女のもとで身を低くしなさい。」
10 また、主の使いは彼女に言った。「わたしはなたの子孫を増し加える。それは、数え切れないほど多くなる。」
11 さらに、主の使いは彼女に言った。「見よ。あなたは身ごもって男の子を産もうとしている。その子をイシュマエルと名づけなさい。主が、あなたの苦しみを聞き入られたから。
12 彼は、野生のろばのような人となり、その手は、すべての人に逆らい、すべての人の手も、彼に逆らう。彼は、すべての兄弟に敵対して住む。」
13 そこで、彼女は自分に語りかけた主の名を「あなたはエル・ロイ」と呼んだ。彼女は、「私を見てくださる方のうしろ姿を見て、なおも私がここにいるとは」と言ったのである。
14 それゆえ、その井戸はベエル・ラハイ・ロイと呼ばれた。それは、カデシュとベレデの間にある。
15 ハガルはアブラムに男の子を産んだ。アブラムは、ハガルを産んだその男の子をイシュマエルと名づけた。
16 ハガルがアブラムにイシュマエルを産んだとき、アブラムは八十六歳であった。
今日はここが心に留まりました。
9 主の使いは彼女に言った。「あなたの女主人のもとに帰りなさい。そして、彼女のもとで身を低くしなさい。」
10 また、主の使いは彼女に言った。「わたしはなたの子孫を増し加える。それは、数え切れないほど多くなる。」
一見すると主の使いが冷たくも見える文脈ですが、あなたの女主人のもとに帰りなさい。そして、彼女のもとで身を低くしなさい。と主の前にへりくだりなさいという今の私たちに対する教えと同じことをここでも教えておられる。
へりくだるって言葉は聖書を学ぶまで私とは無縁だった。横柄に生き続けて来た。自分が一番だったなぁ