ミラクルな日常

ゆんゆん2号の日常、野球、韓流、旅日記!

非常に、くやし~っ!!!

2005年01月28日 | 日記
痴漢に遭った。
人生で3度目だ。
痴漢に遭ったのなんて、二十歳くらいの時以来だ。

1度目は電車の中。
ケツを触ってきたので、
犯人の足を思いっきり踏みつけてやろうと試みるのだが、
なんせ混み合う電車の中、思うようにいかない。
思いを遂げられぬまま、電車はホームに到着。
電車を降りホームを歩く犯人を追いかけ、
後ろから跳び蹴りを食らわしてやった!
ガクッと膝カックン状態になった犯人は再び起き上がり、
振り返ることもなく、まるで何事もなかったかのように去っていった。

2度目は帰宅途中の夜道。
人気のない暗い夜道を自転車で走っていた。
後ろから自転車が接近してくる音がするので道の端に寄ったのだが、
更に近づいて来る気配がするので振り返ると、
ヌゥ~ッと私の胸の辺りに自転車の男の手が!
慌てて振り払うと、向こうも慌てて逃げようとしたが、
バランスを失いうまく自転車をこぎ出せないでいる。
よろけながら逃げようとする犯人を路肩に追いやり、
自転車を蹴り倒してやった!
犯人は急いで起き上がり、猛スピードで逃げていった。

そして3度目。
この歳になって、まさか痴漢に遭うとは思いもしなかった。
左手にスーパーのレジ袋、右手に大きなカバンを提げた
ショートヘアの中年太りのオバサンを狙うとは、
犯人もよっぽど逼迫していたのだろうか?

近所で買い物をして人気のない夜道をトボトボと歩いていたら、
すぅっと横に自転車が近づいてきたのでふと見ると、
ニット帽にアディダスの黒のベンチコートを着た男が
私のケツをむんずと掴んでいった。
私が振り返ったから的を外してしまったのか、
正確には『極めてケツに近い左太もも』。
や!ナニ!?と声を発したものの、
未遂だから、まぁいいか…と
一瞬でも思ってしまったのがイケナカッタ!!!
報復しないと気の済まない私は、次の瞬間、
犯人を捕まえなくてはならないことに気がついた!
しかし、時すでに遅し…。

チカーーーン!そこのアディダスのチカーーーン!!!

大声で叫びながら、両手に荷物を抱え全速力で追いかけたが、
相手は自転車。
100メートルくらい走ったところで、暗闇の中見失ってしまった。
くやしいー!!!
しかし、あんなに叫んだのに近所の人は誰一人として出てこなかった。
これがショボイ痴漢じゃなくて、殺人事件だったらどうなっていたことか。

あきらめて家に帰り、事の顛末を母に話すと、
『ナイフとか持ってなくてよかったね。危ないね。』
と言われて、初めて気づいた。
なるほど、そういう通り魔もいるんだよな。
改めて、夜道は用心しなくては!と思った。

それにしても、犯人を追いかける私の姿は滑稽だっただろうなぁ。
カッコ悪ぅ~。