友達に誘われ、
SMAPのコンサートにご一緒させてもらった。
しかし、しょっぱなからトラブル発生!
コンサート会場は国立競技場。
千駄ヶ谷駅に到着すると、怖いくらいの人混み。
その中からようやく友達を探し出す。
「グッズを買いたい!」と、
前々から友達が言っていたので、
グッズ売場を目指す。
どうやらコンサート会場入場とグッズ売場入場は、
別々の列に並ばなくてはならないらしい。
でも、一体どこへ行けばいいのかさっぱりわからない。
千駄ヶ谷駅前の東京体育館の前に
シミズグループのポロシャツを着た兄ちゃんが
案内板を持って立っていた。
けれども、
あっちを向いたりこっちを向いたりして、
案内板の方向が全く定まらない。
私たちと同じように迷っている人たちが、
その兄ちゃんに道を聞いたのだが、
聞こえているのか、いないのか、全く無視!
その人たちはあきらめて行ってしまった。
私は無視されないように、
ちゃんと聞こえるように聞いてみた。
「グッズ売り場は
どっちへ行けばいいですか?」
すると返って来た言葉が
「ここに書いてあんだろ!?」
憎憎しげに言い放つ。
「クルクル回ってて、どっちなのかわからない。」
と言い返すと、
「こっちだよ!よく見ろよ!
このババァ!」
は?
そこキレるとこか?
つーか、何のための案内係だよ!
やる気ねーなら帰れ!
この!役立たずがー!!!
頭来た!!!
主催者の知人に訴えようにも、
ヤツは名札もつけていないため、
こいつを特定できるものはない。
しかたがないので携帯カメラで
ヤツの写真を撮ろうとしたら、
案内板で顔を隠しやがる!
顔が見える位置に移動して写真を撮ろうとしたら、
「肖像権の侵害だよ!
このババァ!」
いきなり私の携帯を持つ手につかみかかって来た!
バカ言ってんじゃねーよ!
オマエの肖像になんて、なんの価値もねーよ!
心の中でそう叫んだが、友達も待っているし、
様子を見ていたらしき警備員の制服を着たお兄さんが
「すみませんねぇ…」
と謝ってきたので、その場は立ち去った。
が、怒りはおさまらない。
どの係員を見ても、みんな親切丁寧に案内をしている。
「やっぱ、アレはヒドイよねぇ。」
「私たちの前の人のことは無視してたし。」
「他の人はちゃんとしてるよねぇ。」
あきれながらも、無事、長い行列を並び抜き、
友達はグッズを手に入れることが出来た。
ライブはもちろん「さすがSMAPだね~。」
というような内容だった。
忙しい中、あれだけのステージをやってのけるなんて、
やっぱり人並み外れた能力がなきゃ出来ない!
本物のスターだな~と改めて思った。
でもでも、やっぱりヤツのことが引っ掛かり、
100%ライブを楽しむことが出来なかった。
1ファンだと思ってナメやがって!
(うーん…ホントはそんなにファンじゃないけど…)
覚えてろー!
明日絶対言いつけてやる!
もう、シミズの人には言いつけたんだけどね。