てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

続・福岡の貴女(あなた)へ・・・

2020年01月25日 22時36分00秒 | 【ヒゲ親父】出来事
スマホ画面の時計は11:15を表示している。

よし行くか、


オヨヨ書林。


町の古本屋である。


「いらっしゃいませ」
店内には無造作に古本が積み置かれている。
開店まもないこともあり、客は自分ひとりだけ、
店員は三人おり、皆忙しげに本の整理などしている。

本を買うのが目的ではない。
店員からある本を受け取るのが目的なのだ。

その本のタイトルはわからない・・・、
作者もジャンルも、小説かエッセイも不明、


ただ店員にひとこと言えばいいだけなのだ・・・。




「オイラがヒゲ親父です!」
と 

(何やらシリアスに書き出してみました


おいおい、そんなこと言えるかな
実際けっこう恥ずかしかったりするぞ・・・。

本棚をじっと見ながら、本を探しているフリをして、
それぞれの店員さんの様子を確認したりする

あっ司馬遼太郎の本があった。
(とりあえず買うか・・・)

それにしても、なぜこうなっているかというと・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヒゲ親父さん、もし金沢のオヨヨ書林(玉川図書館近くの方)に行っても良い、とお思いになりましたら
「私はヒゲ親父です」と名乗って、古本を一冊受け取っていただけないでしょうか(〃ω〃)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

頑張る、頑張るぞよ、
オイラは頑張るぞなもし

ハードカバーの司馬遼太郎の一冊を手に取って、レジに進む。
「この本下さい。」
「はい、ありがとうございます。」
「それと・・・」
「はい?」
「オ・・、いや私はヒゲ親父です・・・」(かなりか細い声で)
「あっ、預かっております・・・、これですね、どうぞ」
(やった
「ありがとうございました~。」

古本屋を出る。


これは買った本、

NHK出版著「司馬遼太郎について」

そして、こちらが受け取った本。


「あらしのよるに」か・・・、


そう、たしかあれは福岡で行われた嵐のコンサートの夜だった。

2018-12-06 19:53:15
ヤフオクドームの広場に1時間くらいいたと思うんですが、あの場所に座ったのは5分かそこらでした。あとはフラフラブラブラ。
見つけることができなくてザンネンでしたが(見つけれると思う方がヘン⁈(//∇//))、ヒゲ親父さんをさがしだすより、不思議で素敵な出来事だったじゃあーんと今は思うのです(๑・̑◡・̑๑)

2018-12-06 22:04:48
オイラはドームに行くつもりはなかったのです。
カミさんからお願いされてはいたけれど、あれこれ理由をつけてブッチしちゃおうと思っていたのです
でも外が暗くなると観光もあれだし、しゃーなしで行ったんです。それにあの辺りでもたくさん写真を撮りました。だからあの一枚を選んだのも偶然なのです。
オイラあのあとそのまま直進しているので、直前を横切っているよ。それこそ1Mの距離です。
そしてオイラもグッズをゲットした後、すぐさま立ち去っているのであの付近にいた時間は7~8分程度だったんです。
なんとまぁ・・・。



手紙が挟んである。


ラブレターか、だとすれば50歳にして生まれて初めて貰ったことになる。

家に帰ってから、


読んでみた。


一円玉か・・・


・・・・・2018年12月1日の夕方:福岡空港近くにある、とある神社・・・・・・。

おや?


一円玉だ!


横にあるこの木がそうなのか、


では、一円玉を入れよう。


境内をあがって、


振り返って参道を見る。


腰を下ろしてしばらく休むか。


正面に見える福岡空港に、ひっきりなしに飛行機が着陸する。


そうだここを「一円玉神社」と名付けよう。



福岡の貴女よ、

この一円玉を置いていくぞ。

見つけてみなさい!


ごぉぉぉぉ・・・、

また飛行機が着陸する。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
福岡旅行は楽しかったな。


手紙はラブレターではなく感謝の手紙でした。
5枚の便箋にいろいろなことが書いてあります、
うれしいことに金沢や石川県が大好きだということも、
オイラへのお褒めの言葉も、
照れますね。

オイラのブログを読んでくれるだけでも十分満足なのですが、
喜んでくれたり、何かの役に立ってくれるのは、
光栄でうれしいですよね。
これからも頑張って継続していこうと思えます。
これからもオイラのブログを応援してね。

ちなみに「あらしのよるに」は次のような一文で終わっている。
しずかな やみの なかを、
てを ふりながら
さゆうに わかれていく
ふたつの かげ。

さあて、オイラも頑張ろう。
コメント (2)
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ブラオイラ#355(少しさみしい雪のない金沢編)

2020年01月25日 17時00分00秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
たしかに雪が無くて楽ちんな冬だと喜んでもいるのだが、
正直ここまで暖冬すぎると、少し心配にもなってくる。

それに、冬の金沢は雪が似合うから、
観光客の人たちも少し残念がっているかもしれませんね。

せめて金沢の冬の装い「薦掛け」だけでも見て来ようと出かけました。

※雪による土塀の損傷や、付着した積雪による土剥がれを防ぐことを目的として、12月上旬に土塀を寒さや雪から守る「こも」を掛ける作業を行います。雪吊りと薦掛けは金沢の冬の風物詩です。

シネマストリートにあるパーキングに駐車して


歩いていきましょう。

本当に1月下旬なのか、こうも雪が無いなんて。

2年前はこのあたりこんな様子でした。

2018年1月14日撮影。

武家屋敷跡へ


薦掛けだけでも美しいけど、


やはり雪があると違うんですね。(同場所)


それでも今日は冷たい風が吹いています。


これは雪椿(ゆきつばき)かな。


雪吊りがある立派なお宅。


ここの風景も、


塀瓦に雪があるこっちの方がいいですよね。

(2018.1.14撮影)

でもあの時の大雪はすごく大変だったから・・・
そんな苦労を忘れる調子のいいオイラです

大野庄用水に出てきました。


用水沿いを、


歩いていこう


足軽資料館です。


さすが加賀藩では、


足軽とて、長屋住まいではなく、


狭いながらも一戸建に住んでいました。


長男なら両親との同居があたりまえで、


この狭い家で、三世代家族がつつましく生活をしていたのでしょうか。


さてと、


そろそろ向かうか、


ここか・・・、

あっ営業は11:00とある、もうしばらく時間があるね、
ならもう少し歩こう。




尾山神社へ


神門。

日本最古の避雷針がある。

拝殿。


花木も春と勘違いしたようで、


裏の東神門から出て、
鼠多門と鼠多門橋の工事進捗を見ます。

橋が半分ほどできていますね。

11:00
そろそろ行くか・・・


このあたりも、多くのホテルが建ちました。





ごくり・・・、

では、

いざ参ろうぞ!

(別記事に続く)
コメント (2)
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