てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

ブラオイラ#353(山中温泉山頂に夢の跡編)

2020年01月11日 19時00分00秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
本日の新年一発目のブラオイラは、いきなりハードタイプでした・・・


以前テレビでこういう番組があった。

(宮迫さんの闇営業問題の前ですね、録画してました。)

この番組でオイラ初めて知って驚いたのですが、

石川県加賀市にある山中温泉の山頂に、一大レジャー施設があったって話、

なんとスキー場、遊園地、動物園があったというのです


えぇ~!


なんとも・・・


しかもそこへのアクセスは、ロープウェーというではないですか!

まじか~い
昭和34年1月に開業とのことで、金沢にあった金沢ヘルスセンターと同時期であります。雰囲気も似てるし・・・。

行ってみたい・・・
ぜひその跡地に行ってみたい・・・
絶対行くぞー!と思ったのはずいぶん前からでした。
ただ不安もありました。
そもそもどこから山頂に行くのかってこと(ネット情報から何とかルートを確認
そして熊(ガオ~)です。
冬なら冬眠しているはず、いやこの異常な暖冬で冬眠していないかも・・・
そうだ我が家の心強い(?)味方を連れて行こう。
齢13年(大型犬による人間換算年齢なんと96歳)の老犬です。
・・・以下「おじい犬」と呼ぶ。

山中温泉へGO!

今日は天気もいいし、山頂にアタックするには絶好の日和だ。

登山口があるのはここです。


医王寺。


境内には山肌から落ちる滝があった。


登山道はこの滝の横より始まります。


登り始めてしばらくは、道の横に数メートル間隔でお地蔵さんや観音様が置かれていました。


おじい犬は元気です。


おや?


お稲荷さんがあった。

道中の安全を祈願してと、

さて行くぞ~


このような厳しい場所も幾度とあった。


はぁ はぁ、こりゃ大変。


尾根(おね)に出た。

両サイドは斜面であります。

急に鉄塔が現れたり、


倒木をくぐったり、


汗をかくほど厳しい道中でした。
明るい日とはいえ、こんな所を一人で歩いていたら心細かっただろうな。
同伴のおじい犬が桃太郎の犬のように頼もしく思えてくる。


ようやく中間地点だ。


この時期だからこそ登ることができます。

夏だったら大変だ。

おっ!


少し道が広くなったようで、


しばらく行くと、


開けた場所に出た。


どうやら目的地に着いたようだ

ここにあの遊園地があったのか。

あれだ!

大きい、4階建てのようです。

ど~ん!

山中水無山(やまなかみずなしやま)展望台跡です。

入ってみよう、(ゴクリ


廃墟です。

もう40年以上経っているのだ。

東・・・


・・ba・・・読めないな、


さて最上階へ、


わくわく


展望台です。


眺めがいいね。


おじい犬も喉が渇いてたようで、水溜まりの水をしばらく飲んでいました。


ふもとの山中温泉があんなに遠い。


白山もきれいだ。


加賀市方面のさらに向こうに日本海が見えます。

小さく加賀観音(75m)も見えますね。

この場所に来たかったんだ・・・。
もう二度と訪れることもあるまい。

さてと、


そろそろ帰るかね。

おじい犬は相変わらず元気で、
お~い先に行くな~、オイラを熊から守るんだよ~

さて、あの番組によると、


この施設は昭和52年で閉鎖され(令和2年時点で42年前)

オイラ8歳の頃か・・・。

山中温泉は平地が少なかったので、誘客の為にレジャー施設をこの山頂に設けたと、
その結果、県外からも多くの観光客がロープウェーでこの山頂に押し寄せた。
ここで食べるうどんが格別に旨かったとか、

廃墟となってずい分と経つが、
まさにここは心に残る楽園の跡です。


・・・・・・・、
おじい犬は、帰りの車中でイビキをかいて寝てました。 <おしまい>
コメント (2)
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