めっきり冷えてまいりました。
もう10月下旬ですものね。
紅葉はまだ少し早いとは思うけど、白山麓あたりに行けば少しは秋を感じられるかなと思い、
カミさんと出掛けることにしました。
そうだ、おじい犬も連れて行こう。
布団ごと乗せます。
鶴来にある道の駅「しらやまさん」に到着です。
すぐ横に手取川が流れています。
昨日の雨で水が濁ってますね。
おじい犬は水が好きだったからなぁ、
川でも海でもバシャバシャ入っていったものです。
「どうだい、懐かしいかい?」
じ~っ
山の方は雨が降ってそうだね。
所々に色付いた木を目にしました。
鳥越に来ました。
あれは金名線跡だね、
ここに単線の線路が敷かれていました。
今はサイクリングロードになっています。
弘法池は名水百選です。
なるほど
これが弘法池。
池というより井戸ですね。
<ウィキより>
昔、ある夏の暑い日、旅の僧がのどが渇いたので立ち寄った家の老婆に「おばあさん、水を一杯くださらんか。」と飲み水を所望された。老婆は嫌な顔もせずに「お坊様、しばらくお待ちください、水を汲んでまいります。」と言ってどこかに水を汲みに行きったきり戻ってこなかった、旅の僧が待ちくたびれたころ、ようやく汗をぬぐいながら「お坊様そうぞお召し上がり下さいませ。」と水を差しだした。旅の僧は水を美味しそうに飲んだ後「おばあさん、愚僧のためにずいぶん遠くまで水を汲みに行ったようだが、どこまでいかれたのか。」と老婆に尋ねたところ「白山川(手取川の古称)まで水を汲みに行きました、それがどうかしましたか。」と答えた。老婆は険しい渓谷を降りて水をくみ上げた事を知った僧侶は「ありがたや、ありがたや」と言って親切な対応のお礼に手を合わせ、しばらくそのあたりをじっと見渡し念じ「エイッ」と声を発し錫杖を円を描くようにグルグルと地面を掘り出した。すると、不思議な事に丸い釜のような形の池が現れ、冷たく清らかな水がこんこんと湧き出てきた。旅の僧は「この清水(しょうず)はおばあさんが親切にしてくれた閼伽へのおれいです。ありがとう。」と言い残し名も告げずどこ変え立ち去った。それを聞いた村人は名乗らずに行った僧を老婆に聞いた錫杖から空海と信じ、いつしか「弘法池」と呼ぶようになったが、弘法のおくり名をみだりに使うのはおおそれおおいと地名は「釜清水」となった。「鳥越村農村文化伝承館 資料要約」
でも残念ながら弘法大師(空海)は、加賀の国には来ていませんので、どこぞの高層が来られたんでしょうか。
すぐそばに、無人販売所があった。
このあたりで採れた野菜が置かれています。
店主はこの猫かな
「にゃあ~、お金置いてけよ・・・」
鳥越城跡に車で上がります。
眼下を見るがやはり紅葉はまだ早いようです。
雨が降ってきました。
次は海に向かおう。
おぉこれはすごい
、苔がいっぱい付いてる道路わきの壁です。
安宅の海です。
少し荒れています。
おじい犬にも見せましょう。
大好きだった海。
何を思うか、ただただ じ~と海を見つめていた・・・。