このたびの能登の大雨災害にともない、お亡くなりになられた方、ならびに、ご遺族の方に心よりお悔やみ申し上げます。
また被災された方へ謹んでお見舞い申し上げます。
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三連休。
時期的にお彼岸だし、能登への思いもあるから、お寺巡りができる「オテラート金澤2024」というスタンプラリーに2日間に渡り参加しました。
オテラート・・・お寺とアートと掛け合わせた造語で、国内外で活躍する作家、美術、デザインを専攻する学生などが参加し、作品の展示を中心とした芸術祭で今回は第14回目。
今年のテーマは「夢か現か(ゆめかうつつか)」夢か現か分かるような分からない感情が作品に表現されています。
9月22日(日)雨時々曇
(浅野川地区)
最初に向かったのは浅野川地区です。
廣誓寺(こうせいじ)1597年創建、織田信長家臣不破勝次が菩提寺として建立。
こんな感じでお寺の中に何点かのアート作品があるのです。
作品の向こうにお庭が見えます。
こういう感じ数年前に参加した「変容する家」みたいなものですね。
あのときも面白かったです。⇒
ブラオイラ301
浅野川を渡り、
聞善寺(もんぜんじ)1481年創建、当初金沢城西側にありましたが藩の事情で現在の地に移りました。
こういうカワイイ作品もあるけど、
ギョッと驚くものや、少し不気味な作品が多いと感じましたね。
夢か現かというのは、
こういうことかもしれないですね、
歴史あるお寺なので、昔の造りで興味深かったです。
各お寺でスタッフさんがスタンプを押してくれます。
少し歩いて、
崇禪寺(そうぜんじ)1349年創建、江戸期よりの神仏混合のお寺。
小さい襖の中の作品、
このお寺には、かわいい黒猫がいました。
カミさん、魔女の宅急便のキキに似たこの猫と、しばし遊んでましたね。
ソラとウミは家でおとなしくしてるかな・・・
これで浅野川地区の3つゲッツです。
それにしても金沢の裏道には古い佇まいが残っています。
小雨が降ったり、止んだりの一日でした。
(東山地区)
淨光寺(じょうこうじ)1463年創建、蓮如上人所縁の寺。
昔ながらのお寺と、奇抜で斬新なアート作品とのマッチングが、
まさに夢か現かという感じになります。
このイベントでは、能登半島地震の災害復興支援にも関わっています。
これで4つ、
あと半分は明日にしましょう。
9月23日(月)曇のち晴
では、昨日の続きだ~
(寺町地区)
常松寺(じょうしょうじ)1611年創建、加賀藩士山崎閑斎の下邸内に建立。
ちなみにこのイベントでは、各お寺の拝観料は無料となっています。
おっかっこいい!
ん!?
では、そ~
こんな感じで・・・作品とはいえ小さい子はトラウマになっちゃいますね。
興徳寺(こうとくじ)1582年創建、能登宝達村に創建され1674年に現在地に移る。
なんとも・・・、
これはぜひともです。
これで6か所、
寺町は多くのお寺が集まっています。
長久寺(ちょうきゅうじ)1608年、前田利家の妹、津世姫の菩提寺。
絵本みたいな作品、
フムフム
ここでは多くの人が、作者が奏でる器の共振する音色をうっとりと聴いていましたよ 。
残るは一つ!
(小立野地区)
天徳院(てんとくいん)1623年創建、3代藩主前田利常正室の玉姫(徳川秀忠娘)の菩提寺。
これは華やか、
これはちと不気味、
これは・・・・メルヘン
、
とにかくこれでコンプリート!
そして記念グッズは、クリアファイルでしたー!
今回は二日間にわたってのお寺めぐり、久々の地元ブラオイラでした。
そして、それぞれのお寺で合掌し、一刻も早く能登に安寧が訪れるよう祈願させて頂きました。