せっかくの三連休、どこかに出掛けなきゃ、カミさんと検討した結果、
能登で商売をされてる方のSNSでは能登に観光客が戻って来てほしいとのことです。
微力ながらも消費して、少しでも協力させてもらおうと能登へ行くことにしました。
震災後はじめての能登になります。
また、
ボランティアで活動させてもらった志賀町(富来地区)のお宅が、現在どうなっているかを確認したいと思っています。
2024のGWに⇒
念願のボランティア
いざ出発!
今日の奥能登は昼頃から大雨予報、できるだけ早めに動きたいと思います。
現場のお宅から大量の木材や瓦、生活品などの災害廃棄物を軽トラでこの野球場まで運びました。
運ばれた廃棄物が種類別に整理され置かれています。
オイラの能登のイメージはこれ、稲のはさかけ用の稲木
あの時の昼の休憩施設、
現場は近い、向います。
右手に秘密基地の入口みたいな変わった施設、あの時も「なんじゃこりゃ」と思ったものです。
この集落です、
活動したお宅を見ましたところ建屋は残っていました。
スッキリときれいになっていました。
もちろん人は住んでいません。
この家も近く公費解体されると思います。
周辺にも壊れた家屋が残っていました。多すぎてなかなか解体の順番が来ないのでしょうかね。
集落の北のはずれに棚田のビュースポット、ちょうど稲刈り作業をしています。
展望台からの眺めも良し、
さらに進むと、
ヤセの断崖に、
さらに歩いて、
義経の舟隠しと、この時よりいよいよ雨が本降りとなり始めます。
カミさん慌てて戻ります(笑)
二人ともびしょ濡れ、
輪島市に入ります。
トトロ!?
なるほど見えなくもない
ちゃんと目まで付いてます。
しばらく進んで脇に停めます。
これが隆起の状況か・・・、海岸線があきらかに向こうに引いてます。
テトラポットや手前の白くなった部分は以前海中だった場所。
雨に濡れたのでタオルを買いにクスリのアオキへ、
驚いたことに隣に同じくドラックストアのゲンキーが、ライバル同士が隣接してるなんて初めて見ました。
さらに進んで訪れたかった場所へ向かいます。
フムフム
石川県のシンボルとして、
県の花は「クロユリ」、
県の鳥は「イヌワシ」、
そして県の木は「アテ」であります。
アテの元祖とは、どういう意味だろうか?
もともと東北以北の木なので、県内では能登以外ではほとんど見ることができないでしょう。
そして市街地へ、
倒壊している家、傾いている家、いまだ多くありました。
その一方仮設住宅もあちらこちらで確認できました。
テレビで見た倒壊したビル、いまだこのままにしているのはなぜかな、地域住民にとっては辛い光景のような気もしますが・・・、
対岸に見えるのは焼失した輪島朝市があった地区。
・・・・瓦礫の撤去はまだまだ進んでいません。
秋雨前線が北からどんどん下がってきているので、七尾まで戻ってきました。
食祭市場で土産など買って、昼食もと思いましたが人が多かったので、
道を挟んだ向かいにある山藤家さんへ、
オイラはうなぎ丼、カミさんは七尾うどん、共有でカキフライを注文、
美味しかったでござるよ。
それから能登島大橋を渡り、
何十年かぶりで、のとじま水族館へ、
震災の影響でほとんど中止、2匹のジンベイザメも「ろ過装置」の損傷などにより死んだと聞いています。
それでも、
さすが水族館、
見てると、
この歳になってもワクワクします。
多くの方が、
水族館を応援していますね。
息子と娘が小さい頃に来た時より、ずいぶん変わった感じがします。
おぉ~、
いつか孫ができたら、
ここは絶対に来るべきリストに入っています。(問題は孫ができるかどうかですが・・・)
一番人気のイルカ・アシカショーは当面休止、
ペンギンのお散歩タイムなど人気ショーも震災影響で休止ですが、マダイの音と光のファンタジアはやってくれました。
なかなか面白かった、のとじま水族館、
今は特別に1000円で入館できます。
さて、そろそろ帰りますかね、
・・・・・・・・・・・・・、
令和6年1月1日16:10に発生した能登半島地震、
マグニチュード 7.6、最大震度 7
死者行方不明者344人(災害関連死も含む)
負傷者1,678人
住宅被害126,678棟
あらためて大きな被害だったこと、現地を訪れて再認識いたしました。
能登・・・、引き続き心寄せて支援していきたいと思う一日になりました。