和貴の『 以 和 為 貴 』

外国人労働者受け入れ〇〇!というけれど

昭和20年以降、戦後復興の狭間において

 "集団就職" と称して、地方から都会へと

仕事を求めて移住してきた者たちがいた。

その者たちの多くは、都会で就職し、結婚し、

子供を授かり、そして今もなお都会で暮らしている。

なかにはそのまま、故郷へ帰ることもなく

お亡くなりになれた人々もいる。

しかし都会であれど、その地に古くから暮らす人々からすれば

 "yosomono1" である。


外国から日本へ移民してくる人の多くは、

当然のことながら外国人である。

日本語も話すこともできない人たちだっている。

当然、文化や習慣も大きく違うわけであり

日本に馴染もうとしても、そう容易いことではない。

従って多くの外国人たちは、謙虚なこころで

この異国の地で、懸命に頑張っておられる気がする。

しかし、遠き祖先から繋がってきた日本人からすれば

 "yosomono2" である。


前者の "yosomono1" は、現行憲法にも明記されているように

国民の「移住の自由」で守られている。

私は思うに、憲法がどうあれ、日本国民ならば

どこで暮らそうとも、その自由は冒されてはならない。

しかし、あくまでもその地に古くから暮らす人々を中心に考えなくてはならない。

古い考えだなぁ・・・と言われることは承知の上でだ。  

ここで例をみっつ、考えていただきたい。


①『あなたの家には、先祖代々の仏壇がある。そんなある日、突然見知らぬ者が家の中に入り込んできて、勝手に仏壇を捨てようとしたら?』

②『ある日、突然見知らぬ者が家の中に入り込んできて、勝手に冷蔵庫の扉を開き、違う食材を入れようとしたら?』

③『ある日、突然見知らぬ者が家の中に入り込んできて、勝手に家具の配置を変えようとしたら?』 

少々長く(10年や30年や、と)暮らすことで、

自分が "yosomono" であることを認識できなくなる。

さらに急激な発展のなかで、これまで先人先祖が地道に築き上げてこられたものが失われてしまった。

 "和のこころ" の核心ともいうべき、 "家族" の概念を壊しながら・・・


わたし自身も、地方から大阪へと移住してきた身である。

当然、古くから暮らす大阪の人々からすれば、

 "yosomono" に該当する者のひとりというわけだ。

以前、大阪都構想についての住民投票が行われ、

わたしもその投票に参加しなければならなくなった。

当時、仕事の関係で大阪へ来られていた民主党の国会議員さんと

約30分ほどお話できる機会があった。

そのなかで、大阪都構想住民投票のことを聞かれ

『わたしごときは "yosomono" ですから、当然白票ですよ。』

「そういう考え方もありますね。」

『郷に入れば郷に従えということを大切にしていきたいです。先生も新潟県のご出身ですよね?わたしのような "yosomono" に新潟を任せられますか?』

  
保育所が足りないだとか、知事になる人を知名度優先にするだとか

外国人労働者受け入れ〇〇だとか・・・


なぜこうなってしまったのか、根本を深く深く考えていかなければ

誰が東京都知事になろうと、誰が大阪府知事にあろうと

なんら問題は、解決できるはずもないだろう。

その地に古くから暮らす人々を大切にする・・・

日本人だろうが、外国人だろうが、 "yosomono" には変わりがない!

とわたしは想う・・・


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コメント一覧

ゆぅすけです。
小平次さん、こんばんは!
http://blog.goo.ne.jp/yusuke1012/e/022c47596a264b0b067d7176c21f9a93#comment-list
小平次さん、そして奥様のご活躍を
心より願っております。

さらには、そうした活動をされている方々が
安心して暮らせる社会・・・

というのものを、切に願っております。


そして、わたしが云う"yosomono"たちと、古くからその地に暮らす人々同士とが調和し、永く安心してくらしていけますことを、さらに願いたいと思います。

小平次
ゆぅすけさんおはようございます!
http://blog.goo.ne.jp/topstartkana
ゆぅすけさん
おはようございます!

「その地に古くから暮らす人々を大切にする・・・」

仰る通りですね

私も今の東京暮らしにおいては「yosomono」です

「yosomono」なりに地域の町会や、神社の役員をさせて頂きつつその中に溶け込んでいけるようにしてまいりました

女房殿は地元ですので、ともに地域の行事などに参加したり、行事を企画したり、特に古くからいらっしゃる高齢者の方にお願いし、地域の歴史勉強会を企画したりしながら、新しく来られた方に少しでもこの地域、古き良き下町を知ってもらえたらと思っています

「yosomono」ながら、この町の素晴らしさを後世に伝えて行きたいと願っております

「しかし、あくまでもその地に古くから暮らす人々を中心に考えなくてはならない」

長き年月の中で、先人たちに育まれた地域地域の和の心は一朝一夕できるものでもなく、破壊できるものでもない

この地に住んで思うことは、この地域の下町らしい空
気、生活感、そういったものこそ護っていくべきものであり、

その思いで、「都民」として、知事選挙には参加したいと思っております

ではでは、ありがとうございました!




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