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和貴の『 以 和 為 貴 』

グローバル社会と奴隷制度

英、現代の「奴隷制」摘発 1日70円で労働強要も
2019年7月9日 05時43分 

【ロンドン共同】英裁判所は8日までに、東欧ポーランドのホームレスなどを英国に連れ出し労働を強要したとして現代奴隷法違反などの罪で、男女8人に最長11年の禁錮刑を言い渡した。英メディアが伝えた。

被害者は400人を超すとみられ、1日50ペンス(約70円)で働かせていた例もあった。現代における奴隷強要事件として、欧州で過去最大規模の摘発とみられるという。

BBC放送によると、英国内には奴隷状態にある人が1万人以上いるとされ、英国は奴隷強要や人身取引を禁じる現代奴隷法を2015年に制定した。


【 所 感 】

ところで低賃金労働を強いられた人々に対する賠償責任などはどうなるのか。このことは逮捕された奴隷商人だけでなく、雇用した企業側にも責任が及んで然るべき問題であり、このような非人道的な事案に関しては、その細部に至るまで徹底的に報道していただきたものです。

そして、イギリスのEU離脱問題というのは、行き過ぎたグローバル社会の中にあって、こうした非人道的な問題が根っこにあるということが、なんとなく理解できました。

その上で、いまやイギリス以上にグローバル化が進んでいるわが国にあって、今後こうした事案が噴出してくるおそれがある中、財界の操り人形と化してしまっている自民党やその他主要政党の議員というのは、おそらくは企業等の責任を訴えることはないと思われ、まさに現代のツケを将来世代に押し付けるようなことにならないか、危惧するところであります。

然るに、被害に遭った人々の人権保護はもちろんのこと、将来世代が安心して暮らせる社会にしていってほしいものです。

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