日本初の女医の生涯描く 11月12日「一粒の麦」上映〈相模原市南区〉
10/24(日) 14:00配信
映画のワンシーン
映画「一粒の麦荻野吟子の生涯」が11月12日(金)、相模女子大学グリーンホール多目的ホールで上映される。1回目が午前10時半開演、2回目は午後2時開演。
日本初の女医で女性解放運動の闘士である荻野吟子さんの生涯を描いた作品。監督は山田火砂子さん、出演は若村麻由美さん、山本耕史さん、柄本明さんほか。前売券1200円、当日券1500円。問合せは現代ぷろだくしょん【電話】03・5332・3991。
英国ではワクチン接種の効果により重症化率や死亡率は大幅に下がっているが、分母となる感染者数数の絶対数が大きくなれば、分子である重症者数や死亡者数の絶対数も増えてきてしまう。英国で感染者数が増えたのは、行動制限を全面的に解除したことで(マスク着用やソーシャルディスタンス、在宅勤務などすべてを解除)、ブレークスルー感染が広がったためと言われている。日本もワクチン接種率の高まりを受けて行動制限を解除している。第5波がほぼ収束した段階で行動制限を解除するのは、経済を回していくためにも望ましい措置といえるが、(第5波が急減した理由もまだ判明していないのに)そこからさらに一歩踏み込んで人の移動を促すGo Toキャンペーンを再開するのは時期尚早ではないか。拙速に再開すれば、英国の二の舞いとなり、再度の緊急事態宣言を余儀なくされて、キャンペーンの経済効果をはるかにしのぐ経済損失が発生する恐れがある。
ワクチン「先進国」の英国、いまや感染者1日5万人に…首相「予想から外れてない」
【ロンドン=緒方賢一、ジュネーブ=森井雄一】新型コロナウイルスのワクチン接種をいち早く進め、社会の正常化に向かった英国で、1日あたりの新たな感染者が5万人前後に増えている。専門家からは再び規制が必要との声が出ている。 【写真】20年前行方不明になった女子高校生の「現在の顔」
乗降客で混み合うロンドンのキングスクロス駅。マスクを着用していない人もいる(21日、ロイター)
英政府の22日の発表によると、新規感染者は4万9298人、死者は180人だった。感染者数は21日に5万2009人を記録した。
ジョンソン首相は22日、感染者数などの増加について「我々の予想から外れてはいない」と述べ、現時点で規制を導入する必要はないとの考えを示した。英政府はワクチン接種で感染に歯止めがかかったとして7月に規制を解除している。飲食店にはにぎわいが戻り、劇場は大勢の観客を入れて公演を行っている。
現在はインド由来の変異ウイルス「デルタ株」の感染が広がる。英政府は引き続きワクチン接種を進め、1日あたりの死者が1300人を超えた今年初めのような危機は回避できると主張する。一方、政府に助言する専門家の委員会は「規制を早く始めれば厳しい規制を長く続けなくて済む」として、マスク着用や在宅勤務の推奨などを求める。
欧州では英国に限らず、ルーマニアやロシアでも感染者が急増している。ロシアでは大統領令に基づき、10月30日から11月7日まで経済活動を大幅に抑制する。
世界保健機関(WHO)は西太平洋やアフリカなど世界を6地域に分けて感染状況を集計している。17日までの1週間で前週より感染者が増えたのは欧州だけだった。ロイター通信によると、WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は「多くの国で規制が緩和され、室内で交流する機会が増えた」と指摘し、規制の緩和が感染者急増の一因との見方を示した。