Heart Forest

日常生活の中でちいさな楽しみを探して行きます。

ほんの、神隠し

2018-08-18 09:17:49 | 読書
おはようございます。エルです。


今日も風は、さも秋らしく振舞っていて、

季節の変わり目に時々起きる喘息っぽい症状を感じます(影響されすぎィ)。


昨夜布団の中で、三浦しをん『あの家に暮らす四人の女』を読みつつ寝落ち。

そして目を覚ますとどこを探しても本が見つからない!

本の神隠し?

通常ベッドわきに落下しているのですが、ないので布団を取り除けても見つからない。

まあ、図書館から借りていた本は無事だったから良いのだけど。良いのか?


しぶしぶこれから掃除を兼ねて探します。「しぶしぶ」は「掃除」にかかります。




朝に読んでいたのは芦沢央『許されようとはおもいません』という短編集。

まだ表題作しか読んでおりませんが、ちょっと意識を改めたほど良かった!

この人の名前は最近知って、これが3冊目。

既に2冊で苦手意識を持ってしまい、もう読むのをやめようかと思っていたところでした。


表題作は「何故彼女は殺人を犯したのか?」という話ですが、

閉鎖的な村の恐ろしさや、嫁という名前の奴隷、そんなことが胸にじわじわ来て怖かった。

ラストの不可思議な現象は評価が分かれるかもしれませんが、

日常に不思議なことはあると、聞かされて育った田舎者の自分には違和感はありませんでした。



メンタルはまだ、昨日呼び戻された過去から抜けきっていなくてなんか気分がアレです。

上から目線(失礼!)で「過去の出来事はただじっと眺めなさい」と言われもしましたが

ついでに「とても難しいので一朝一夕には無理」と呪のような言葉もかけられましたが、

だからというわけでもなく過去の根っこはまだ枯れ切っていないいないのが悔しいわ(笑)。



私の拠り所は、書物なのかもしれない。読みは同じだけど、紙様?



今日の良いこと・ひたすらダラダラできること。本当は家でもハハの言葉に飛び上がってしまう(何か私がやらかしたんだろうか?)ほど落ち着かない。


皆様に幸運を!