Heart Forest

日常生活の中でちいさな楽しみを探して行きます。

相対的という欺瞞

2018-08-28 17:02:18 | 読書
こんにちは。エルです。

一日雨で休む間もなく降り続いています。

タイトルは本の感想から。
最近読んだ本。
村田沙耶香『コンビニ人間』。
2年くらい前の芥川賞受賞作。
ヒロインは「回りに合わせる」とか「普通」ということがわからない。

この頃は沢山の人が「発達障害」をカミングアウトしている気がするけれど、そう言ってしまえばそうみえる描かれ方。

そして、大学卒業後からコンビニエンスストア一筋で働いていく。
18年間働いたところで、世間とのズレのようなものを、これまたズレまくっている男性に指摘され・・・。

自分では、彼女の生き方はとても理解できるし、むしろ仕事が出来て良いなあと羨ましさも覚える。

私はこのヒロインのように即座に何が必要で何を急がなければならないかが良くわからないみたいだから(よく注意される)。まあコンビニエンスストアで働いてはいないけれど。

大学生の多い職場ということで、共通する部分がありました。
本の帯には
「現代の実存を軽やかに問う衝撃作」
とありました。

そんな小難しいことはわかりません。
読みやすかったし、ちょっと胸がザワザワする内容でもありました。


その他に今日買ったおっかない本2冊。

三浦利規『神恐ろしや』
工藤美代子『凡人の怪談』

怖い本は読了後に父のもとへいく予定(笑)。置いておくのが怖い。


仕事はやはりテキパキとは出来ないな。
身体もそんなに軽やかに動いていない気がします。
明日はアリナミ○を飲むか。


今日の良いこと・真っ直ぐ帰って、録画していたビデオを消化出来たこと。

眠くてダルくていつものように不安。でも不安は怖くない。思い癖のようなもの。


皆様に幸運を!