悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会 (和名 ウツボカヅラを世に広める会)

食虫植物のネペンテスを広めていくためのブログ。

ネペンテス栽培記 277 Legend of  Yggdrasill

2016年09月05日 01時39分30秒 | 悠のネペンテス栽培記
今年の栽培は非常に順調です。


色々と実験していたことが、

ようやく結果が出始めており、

あとは改良を進めていくだけという段階にまできました。



もちろん、

ここで満足してしまうと、

せっかく進んだ計画も、

すぐに停滞してしまう可能性がありますので、

今年の冬はさらなる実験と、

来年の春からは、

次なる新栽培方法に着手し、

さらなる普及の道を模索していこうと思います。



そんな今日この頃、

いかがお過ごしでしょうか。


こんばんは、

悠です。





まぁちょっと考えたんですけどね、

順調なのはいいことなのですが、

少し心配ごとがありまして。



まぁ考えすぎかもしれませんが、

もしかして、

もしかしてですよ、

この栽培記がヤラセで、

ただ大きなネペンテスを買って、

すぐに植え替えて、

もともとついていた袋を写してるだけじゃないかと、

そう考える方もいらっしゃるかもしれないわけじゃないですか。



栽培記はガチブログ。



〇万円で購入した希少種を、

妙な実験であっさりと枯らすなんて日常茶飯事。



ぶっ飛んだとんでも検証で、

例えどんな結果が出ても、

包み隠さずなるべく良い情報だけを大きく話し、

多少の誇張を交えて書いてきたインチキなしのブログです。



ええ、

嘘は言ってないですから。


本当のことも、

全部は言ってないかもしれませんが。


それでですね、

万が一にでも、

そう思われてしまいますと、

途端に普及委員会の活動が、

まったくのデタラメになってしまうわけですよ。




まぁそうなりますとね、

ここはやっぱり、

こういう時の一番の解決法、

実績づくりしかないと思うんですよね。





そう、

まだ世に出回ってなさそうな交配種、

その出来立ての大きな袋を見ていただければ、

もう一目瞭然というやつですよね。




そこで今日は、

ユグドラシルの巨大袋実験に投入した、

Black eternal Queenの別個体、

その結果を見て頂こうと思います。




何度か登場しましたので、

ご覧いただいた方もいらっしゃるかもしれませんが、

もし購入するとなると、

一般的に、

こういう感じのサイズの袋が出回ってると思います。




えー、

比較するものがなにもない写真ですので、

まったくイメージが湧きづらいかもしれませんが、

親指よりも、

ちょっと小さいサイズと、

そんなイメージで大丈夫だと思います。




で、

生長しまして、

なかなか出回らない大型のサイズとなってきますと、

こんな感じですね。





えー、

相変わらず、

大きさなど、

何を比較にすればいいかわからないクソ資料ですが、

ホムセンでよく見かける大き目のヒョウタンウツボカヅラ、

あの袋のサイズで、

かなり大きいということになります。





イメージがまったくわかない方は、

ミニパピコが通常の流通サイズで、

パピコがかなりレアな超ラージサイズと、

いう感じでまずはご理解ください。



話しを進めまして、

まぁそんなBlack eternal Queenのですね、

別個体をですね、

実験投入したわけですよ。




Black eternal Queen本体じゃねーのかよという話しですが、

比較が必要ですから、

同交配種を、

それぞれ別の栽培方法で栽培することにしたわけです。




なので、

通常栽培ですと、

こういう感じの袋ができるということがわかるわけですね。




ちなみにこの交配種、

アッパーでなくても、

大きくなると、

色が抜け落ちてくるということも、

あまり知られてないくらい、

大きいサイズはレアなんじゃないでしょうか。



さ、

事前情報はこれくらいにして、

さっそくユグドラシルにセット。



えー、

相変わらずの資料不足で、

画像は実験後のものであることを、

予めご了承ください。


で、

内容ですが、

大きい袋が出来ることを期待して、

タイラップでガチガチに固定。



草体の傾き防止が本来の役割ですが、

ネペンテスは何かに絡まってると、

大きな袋をつけやすいという仮説を持ってまして、

その効果も期待しています。


用土は、

新しい配合比率で投入。


さらに水を吸水しやすくなっております。



表面に黒く見えるのは、

現在進行形で研究中の、

新しい改良剤です。


個人的に、

大いに期待している要素。


ぜひとも結果が欲しいところです。



さらに、

表土上の水の深度は、

最高レベルの2.5センチに設定。


正真正銘、

現段階の、

ユグドラシル最大出力です。



これまでのノウハウをすべて詰め込みましたが、

詰め込みすぎて、

どれがどう結果を出したのか、

まったくわからなくなりましたが、

今回の実験の最大の目的は、

とにかく大きい袋をつけさせることなので、

それが達成できればよしとします。




頼むぞユグドラシル。



マジで頼むぞユグドラシル。





普及の未来を託し、

いざ実験開始!






そして数か月が経過し、

袋が形成され、

ついに完成。








大変長らくお待たせしました。



普及委員会が誇る、

ネペンテス専用普及型決戦鉢、

プロトタイプ9。


通称ユグドラシル。




ネペンテスのためだけに生み出された、

その真の姿、

その異端の力が、

















こちらです












デデデデデデデケー!!!!!











バケモンやんけ!






え、

マジで?


ほんとに?




凄くないこれ。





え、

ガチで?



なんかもう別ものになってないこれ。





え、

ダイエリアナとかじゃないんだよねこれ。





捕虫能力0のイメージでしたが、

急に摂る気満々でクソワロタ






え、

いいですよねこれ。



結論として、

もうガチってことでよろしいですよねこれ。



逆にこのサイズが販売されているのなら、

どこで購入できるのか、

逆に教えてほしいですよね逆に。






やば、

これはマジもんのモンスター製造機ですよ。




さっそく、

どれがどう効果を発揮したのか、

検証を進めていきたいと思います。





ユグドラシルはまだ実験段階なので、

あと幾つかのテストが必要ですが、

それをすべてパスしましたら、

皆様の大事なネペンテスにもお使いいただけると思います。




期待してお待ちください。




ではでは、

今日はこの辺で。






また次回、

お会いしましょう。




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2 コメント

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素晴らしいですね! (アンゴウ)
2016-09-05 18:34:06
二回目のコメントです。アンゴウです。
おかげさまで、ネペンテスにはまってしまいました…
今の楽天セールで、ウチの部屋にワーディアンケースを買おうとしております。
ワーディアンケース買ったらまだまだスペースがあるので、それを埋めていくコトになると思います。末長くお付き合いください(^_^)

ネペンテス育成でひとつ疑問だったのですが、鉢の端の方に植えている写真をよく見るので、「なんでかなー」とおもっていたのですが、悠さんの今日のブログをみて納得。ツル植物なので、やはり、何かに添わすのが一つのコツなのですかね?ウチのも支柱に添わしてみます。

ブラックエターナルクイーン。
うらやましすぎます。うちのケースにもこんな袋がいたらなぁ…

ユグドラシルの秘密…まちきれませーん!自分も悠さんのページにたどり着いたのはネペンテスの栽培方法からです。たのしみです(^_^)
返信する
アンゴウさんへ ()
2016-09-06 00:55:33
こんばんは!


おおおー!

ワーディアンケースの導入をご検討ですか!


それはまた、

いえ私からは何も言えませんが(笑)


まぁ冗談ですが、

スペースを作っちゃうと、

物欲が止まらなくなりますのでご注意を(^ω^)


こちらこそ、

お付き合いよろしくお願いします(^^)



ネペンテスは徒長しまくる種がほとんどで、

自重をささえるような機能がありません(^ω^)


その上、

根の再生能力が低く、

整理ができないまま植えこむことになるため、

どうしても偏った状態になってしまい、

さらに自重の重みで倒れるような状態で成長するため、

いつの間にか鉢の隅に寄ってしまうのです(^^;)


ユグドラシルに至っては、

支柱に固定していないと、

風で苗だけ飛んでいきますからね(笑)


支柱を使うと、

大きな袋ができるかどうかは、

まだ検証中なのでなんとも言えませんが、

置き場の整理という意味では、

あった方がいいと思います(・ω・´)


でへへ、

大型の派手なネペンテスが一つあるだけで、

栽培場の見た目ランクは一気に上がますよ(笑)



まだ調べてないことや、

改良点もありますので、

もうちょっと研究が進むまで、

もう少々お待ちください(^^)
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