ネペンテスを本格栽培するにあたって、
問題となってきたのが、
袋の寿命です。
前も少しこの問題を取り上げたのですが、
まぁ、
枯れたら次の新しい袋に期待的な感じで、
そこまで重要視していなかったんですね。
今までは。
でも、
やはり観賞価値を高めるには、
袋の寿命を延ばすのが必須項目だなと思うようになりました。
やっぱり、
鈴なりネペンテスは見栄えが全然違います。
参考画像ないですが、
見栄えが全然違います。
そして、
栽培場の活気までもが違って見えてくる訳ですから、
ネペンテスの真価は鈴なりにあり、
と思ってもいいんじゃないでしょうか。
さらに興味深いと言いますか、
当たり前のことと言いますか、
一度鈴なりになったネペンテスは、
成長速度が他の葉っぱオンリーとは段違いなんですよね。
鈴なりになるくらい勢いのあるネペンテスですから、
そりゃ成長も早いだろうという見方も当然あるでしょう。
それは正しい意見なのかもしれません。
でも今回、
委員会では、
敢えて逆説的に、
ネペンテスは鈴なりになるから成長が早くなる、
という仮説を支持したいと思います。
つまり、
イメージで言えば、
最初の葉っぱが袋を作る労力を100とした時、
次の袋をつくる補助を最初の袋が行い、
90対10くらいの割合で分担するのではないかということです。
そして最新の袋ほど、
補助が増え、
最終的には葉は新芽を出す労力だけを行い、
袋を作るのは袋、
つまり袋が少なくなってくると、
徒長が開始される、
ってな具合じゃないかと睨んだわけです。
この理論通りならば、
同じ環境に置いた同種同サイズのネペンテスならば、
袋が多い方が次の袋を早くつけることになりますよね。
これはかなり検証価値が高い仮説と言えるのではないでしょうか。
題して、
「鈴なりピッチャー栽培法」。
これを、
挿し木増殖計画、
普及用自作鉢、
に並ぶ、
3大検証事案に組み込んでいくことにします。
他にも検証したいことが目白押しですが、
まずこの方法が確立されれば、
様々な検証に応用できるため、
かなり力を入れていくべき項目であります。
で、
その鈴なりピッチャーの方法なのですが、
プロが栽培すると鈴なりになりやすい気がするため、
やはり栽培環境が焦点になります。
技術うんぬんということもあるかもしれませんが、
ネペンテスは、
そう簡単には成長速度が早まらないと思うんですよね。
上手い方は上手いのかもしれませんが、
じゃあ素人には無理だねって話しになってしまうので、
ここでは敢えて、
栽培環境に注目してみることにしました。
つまり委員会では、
成長速度による鈴なり化と、
袋の持続性による鈴なり化と、
二者択一と見たとき、
後者、
つまり前の袋が枯れずに持続することにより、
必然的に鈴なり化していくという案を、
採用することにしました。
じゃあ袋を持続させる要素はなんなのか。
これは全ネペンテスの袋の状態を観察した結果、
あっさりと答えが出ました。
そう、
長持ちの秘訣、
それは、
水分です!
ほぼ間違いありません。
断定と言ってもいいかもしれません。
人間の肌と同じ。
いいですか、
大事なことなので、
もう一回言いますよ。
人間の肌と同じ。
そう、
いかに保湿し、
乾燥から守るかが袋の寿命の明暗をわけるわけですよ。
参考画像1
参考画像2
参考画像3
上記が、
袋生成してから、
数ヶ月経ってもピンピンしている様子です。
で、
こちらが一ヶ月もたない典型的な例の袋。
違いにすぐに気づきますよね。
そう、
長持ちする袋は、
湿ったミズゴケに包まれている方なのです。
これを保湿効果と呼ばずしてなんと言うか。
つまりプロは、
素人があまり気にしない湿度に気を配っていた、
ということになるわけですよねこれ。
極論を言えば、
袋を常に水でビシャビシャにしておけば、
まず長持ち間違いなしと見ていいんじゃないでしょうか。
ただそうすると、
果物みたいに、
袋が出来るたびに何かしらの方法で、
袋に、
湿り気を与え続けなければならないということになります。
これは非常にめんどうなことですが、
ただ、
最初の2~3個さえケアしてやれば、
後は勝手に、
爆発的に増えていくということになるのではないでしょうか。
おっとおもうこんな時間。
ではでは、
次回もお楽しみに。
問題となってきたのが、
袋の寿命です。
前も少しこの問題を取り上げたのですが、
まぁ、
枯れたら次の新しい袋に期待的な感じで、
そこまで重要視していなかったんですね。
今までは。
でも、
やはり観賞価値を高めるには、
袋の寿命を延ばすのが必須項目だなと思うようになりました。
やっぱり、
鈴なりネペンテスは見栄えが全然違います。
参考画像ないですが、
見栄えが全然違います。
そして、
栽培場の活気までもが違って見えてくる訳ですから、
ネペンテスの真価は鈴なりにあり、
と思ってもいいんじゃないでしょうか。
さらに興味深いと言いますか、
当たり前のことと言いますか、
一度鈴なりになったネペンテスは、
成長速度が他の葉っぱオンリーとは段違いなんですよね。
鈴なりになるくらい勢いのあるネペンテスですから、
そりゃ成長も早いだろうという見方も当然あるでしょう。
それは正しい意見なのかもしれません。
でも今回、
委員会では、
敢えて逆説的に、
ネペンテスは鈴なりになるから成長が早くなる、
という仮説を支持したいと思います。
つまり、
イメージで言えば、
最初の葉っぱが袋を作る労力を100とした時、
次の袋をつくる補助を最初の袋が行い、
90対10くらいの割合で分担するのではないかということです。
そして最新の袋ほど、
補助が増え、
最終的には葉は新芽を出す労力だけを行い、
袋を作るのは袋、
つまり袋が少なくなってくると、
徒長が開始される、
ってな具合じゃないかと睨んだわけです。
この理論通りならば、
同じ環境に置いた同種同サイズのネペンテスならば、
袋が多い方が次の袋を早くつけることになりますよね。
これはかなり検証価値が高い仮説と言えるのではないでしょうか。
題して、
「鈴なりピッチャー栽培法」。
これを、
挿し木増殖計画、
普及用自作鉢、
に並ぶ、
3大検証事案に組み込んでいくことにします。
他にも検証したいことが目白押しですが、
まずこの方法が確立されれば、
様々な検証に応用できるため、
かなり力を入れていくべき項目であります。
で、
その鈴なりピッチャーの方法なのですが、
プロが栽培すると鈴なりになりやすい気がするため、
やはり栽培環境が焦点になります。
技術うんぬんということもあるかもしれませんが、
ネペンテスは、
そう簡単には成長速度が早まらないと思うんですよね。
上手い方は上手いのかもしれませんが、
じゃあ素人には無理だねって話しになってしまうので、
ここでは敢えて、
栽培環境に注目してみることにしました。
つまり委員会では、
成長速度による鈴なり化と、
袋の持続性による鈴なり化と、
二者択一と見たとき、
後者、
つまり前の袋が枯れずに持続することにより、
必然的に鈴なり化していくという案を、
採用することにしました。
じゃあ袋を持続させる要素はなんなのか。
これは全ネペンテスの袋の状態を観察した結果、
あっさりと答えが出ました。
そう、
長持ちの秘訣、
それは、
水分です!
ほぼ間違いありません。
断定と言ってもいいかもしれません。
人間の肌と同じ。
いいですか、
大事なことなので、
もう一回言いますよ。
人間の肌と同じ。
そう、
いかに保湿し、
乾燥から守るかが袋の寿命の明暗をわけるわけですよ。
参考画像1
参考画像2
参考画像3
上記が、
袋生成してから、
数ヶ月経ってもピンピンしている様子です。
で、
こちらが一ヶ月もたない典型的な例の袋。
違いにすぐに気づきますよね。
そう、
長持ちする袋は、
湿ったミズゴケに包まれている方なのです。
これを保湿効果と呼ばずしてなんと言うか。
つまりプロは、
素人があまり気にしない湿度に気を配っていた、
ということになるわけですよねこれ。
極論を言えば、
袋を常に水でビシャビシャにしておけば、
まず長持ち間違いなしと見ていいんじゃないでしょうか。
ただそうすると、
果物みたいに、
袋が出来るたびに何かしらの方法で、
袋に、
湿り気を与え続けなければならないということになります。
これは非常にめんどうなことですが、
ただ、
最初の2~3個さえケアしてやれば、
後は勝手に、
爆発的に増えていくということになるのではないでしょうか。
おっとおもうこんな時間。
ではでは、
次回もお楽しみに。
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