想の徒然なるままに ４ なぜ学習しないのか

だからぁ、

金の貸し借りでもめたら、

当事者間同士でやりあわないか、

自分からあげたつもりでもう忘れるか、

スパっと縁を切るか、

そのどれかしかないと、

あれほど悠が言ったわけじゃないですか。



だいたい、

親しい知人や友人から、

お金を借りようなんて考える者が、

申し訳ないことしてるとか、

この金返さないと、

相手は本当に困るだろうなってこと、



微塵も考えてるわけがない



わけですよ。



本当に悪いと思ってるなら、

自主的に連絡した上で、

ちょっとずつでも金を返してくるか、

自己責任でそういう窓口に行って金をつくるか、

縁を切る覚悟で親や親戚から金をかき集めてでも、

なんとか返そうとするものですよ。


どうですか、

相手の様子は？


そんな気さらさらなくて、

話しが当たり前のようにどんどん変わっていって、

金が用意出来たら、

ちょっとずつ返していくよ的な感じでしょ？


だいたい、

相手のことを考えれる人が、

金がない状態に陥るなんて、

よっぽどの不幸をひいたか、

大冒険してしまって、

予想外の窮地に陥ったかですよね。



迷わず縁を切るべき



とまではいかないにしても、

その後の関係だけはよく考えた方がいい案件ですよ。



金を借りるって行為は、

そういうくらいの大事なのに、

相手のことを何も考えてない人が金を借りてるわけでしょ？



悠の言葉を借りれば、

それこそ、



お察し



な感じなんですけどね。



あ、

どうもこんばんは、

想です。



だいたい、

お金がない状況って、

私はまったく理解できないんですよね。



収入とか、

環境とか、

色々と理由があるのわかりますよ。



私が言ってるのは、

そういうやむにやまれない極端な例じゃなく、

なぜ貯金できる状況で貯金もしないのか、

ってことですよ。


事業に失敗した、

投資に失敗した、

家族や身内のために多額の出費が必要になった、

失業状態になった、

みんながみんな、

そういう状態になってるんだったら、

貯金どころか借金しかない、

っていうのはわかりますよ。



私が言ってるのは、

そういうことじゃなく、

自分のため、

周囲のため、

夢や将来のために、

いつでも使えるお金を、

とにかく増やしていけってことです。



給料が出たら、

１０％は別口座に貯金する。


ストレスが貯まり、

やめなきゃいけないと思いつつも、

どうしても浪費しないとやっていけない時は、

やめなくてもいいので、

使った額の１０％を貯金箱なりに入れておく。


財布に１００円か５００円が入ってたら、

必ず１枚は貯金箱に入れておく。



このくらいでも、

十分すぎるくらい貯まりますし、

将来の備えにもなります。


数年で車が買えるくらいの貯金は貯まるはずです。


そんな貯まるはずないじゃんって思うでしょ？


お金って不思議で、

０から５０万貯めるのは超大変ですが、

５００万から５５０万まで貯めるのは、

仕事も生活もそんなに変わってないのに、

意外とあっさり出来たりするんですよね。


色々な事情があると思いますので、

とにかく出費を切り詰めた方がいいとは、

まったく思いません。


バンバン出費していいので、

出費と貯金はセットで払うようにすればいいだけです。


どうせ消費税とかもこのままだと増えるんでしょ？


だったら今が減税期間の大チャンスと割り切って、

とにかく浪費しまくって貯金残高を上げていく。


あ、

あくまで支出は現金ですからね。


残高ない状態でのクレジット払いは借金ですからね。


その場合は、

周囲の迷惑になる可能性がありますので、




みんなと縁を切ってくださいね



ただ、

現に収入が変わってないわけですし、

使えない用途不明のお金が増えるだけで、

生活が楽になるわけじゃないですし、

どうしても使わなきゃいけない瞬間が、

年に何十回とくると思います。


使わないまま、

大事な機を逸したと思う瞬間もあるかもしれないし、

いまこんなつらい思いをしてる意味がわからないかもしれなし、

先のことが不透明なまま少ない貯金に心が折れそうになるかもしれないし、

私は今なんだよと貯めたお金を握りしめたくなる衝動に駆られる時があるかもしれないし、

だいたい、

いつ使うんだよと、

数か月から半年くらいで、

投げ出しそうになると思います。


わかりますよ、

貯まったお金を見て、

いま動かないと出会いや機会がなくなるとか、

投資本や啓発本買って、

お金を眠らせるのは愚策とか、

活き金を使わないのは悪手とか、

そういう方向に走り出したくなる気持ち、

よくわかりますよ。


確かに、

その時に動かなければ、

手に入れられないものはあります。


ただ、

何度も言ってるように、

お金は自由に使っていいんです。


使った分の一部を残しておきさえすれば、

ある分だけお金を使って構わないわけです。



そして使ったお金は出ていくので、

そのお金は貯金ではなく、

すでに消費されたお金なので、

専用の口座に消えていくだけなのです。


でも、

だからと言って、

実際には口座にお金があるわけですから、

いまこんなに苦しいのに、

なぜこのお金を残しておかなければならないのか。


必ずそう思うでしょう。



そう、

だからこそですよ。


もっとお金について、

向き合って生きていかなきゃならないんですよ、

本当は。


お金のことを考えると言うのは、

貯まらないなぁとか、

お金がないなぁとかいうことではなくて、

貯まったお金や増えていくお金を見て、

その時に初めて、

どうするかと思うことを、

お金について考えるということですからね。



そうなると、

これから大変です。


収入が１０％減り、

支出が１０％増えるわけですからね。



浪費するにしても、

一瞬一瞬を噛みしめながら、

何倍もの気持ちで、

全力で今を感じながら楽しまなければなりません。


ささやかな楽しみ一つでも、

もしお金が１円でもかかることなら、

じっくりとその時間を堪能しなければなりません。


そういうことを考えると、

純粋に楽しめなくなるとか、

思いつめて、

なんのために生きているのかとか、

そう考えてしまう日もあるかもしれません。



そんな時にどうですか、

あなたの貯金額も不明で、

あなたの生活状況もわからず、

あなたが日々どんな気持ちで過ごしてるか考えもせず、



「ごめん、お金貸して」

「後で返すから」


と言われたら、

ぶっちゃけどうですか。





とっとと消え失せろ



と私は思いますけどね。



当然、

支出ですから、

貸した分の金額も加味して考えなければなりません。





あなたが使ってないにも関わらず




です。



申し出の金額が割と大きな金額で、

どうしても貯金口座からしかまなえない場合は、

しょうがありません、

口座からおろしてそのままお金をあげてください。



その口座のお金は、

すでにあなたが消費してあるお金ですから、

あなたにはもう、

取り返す権利はないわけです。



いいですか、

もう一度聞きますよ。



あなたの貯金額も不明で、

あなたの生活状況もわからず、

あなたが日々どんな気持ちで過ごしてるか考えもせず、



「ごめん、お金貸して」

「後で返すから」


と言われたら。





私はあなたの人生には必要ない人だと思いますけどね。



どうするかは自分ですが。




ではでは、

お金のトラブルで明るい話しはありっこないですから、

今日は想が書きました。



悠もただの素人なので、

こじれた話しを相談されても困ると思います。


お金の貸し借りは、

くれぐれも自己責任で。



また次回があったらお会いしましょう。




想でした。