悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会 (和名 ウツボカヅラを世に広める会)

食虫植物のネペンテスを広めていくためのブログ。

移住

2009年09月21日 23時15分30秒 | 日常
先日

私のペットであるギリシャリクガメ(通称カメ太)が

私の住むアパートに引っ越してきました。


これまでは実家の広い庭を我が物顔で闊歩(かっぽ)し

自由気ままに生活していたカメ太にも

いよいよ秋、冬とつらい季節がやってきてしまいました。


カメ太が冬眠できる種類のカメなのか

私には調べようがありません。


ペットショップの話しでは

生まれたての小亀のころに

のん気に草を食っていたところを現地の人にとっ捕まり

そのまま日本に送られてきたらしいのですが

その現地がどこなのかはわからないらしいのです。


わりと詳細な話しなのに


場所がわからない


というのが理解できないのですが

わからない以上どうしようもありません。




そんなわけで寒くなったら私のアパートに連れて帰り

暖房設備の整った箱の中でぬくぬくと一冬を越すわけです。


そして連れて帰ってきた初日

もう絵に描いたような


大暴れ


いきなりせまい箱の中(と言っても歩き回れる結構な大きさですが)

に閉じ込められたせいでしょう。


しょうがなく一度風呂に入れ

体をピカピカに磨いたあと、部屋に放流。


すると今度は見たことのない部屋(毎年来てるのですがおぼえてない)

にびっくりして、腰が抜けたように固まってしまう始末。


しばらくすると

頭を引っ込めたまま部屋の中をおっかなびっくり歩き出します(なんだこりゃ)




おとなしいのは最初の数十分だけ。


1時間もすると

犬のように絨毯を嗅ぎまわりながら

テレビの前を行ったりきたり。


たまに思い出したように

テレビを見ている私の足に噛み付き(超イタイ)

最期は飽きたのか

私の足を上って膝の上で爆睡。


ほーんと


気楽でいいよなぁ(TーT)


朝になれば腹が減ったと暴れだし

私が与えたエサは食べてくれません。


実家の母がカメ太が喜ぶからと

イチゴやみかんなど与えてすっかり甘やかせてしまったようで

私が買ってきた小松菜を


いらね


とばかりに押しのけてしまいます。




ここでまた好物を与えても

栄養が偏るだけ。



食わないなら食べなければいいのです。


2日ほど嫌がって食べなかったカメ太も

3日目にはさすがに我慢できなくなったのか

小松菜をむしゃむしゃ食べ始めました。


でも甘い果物にはまだ未練があるようで

部屋に転がってる光物はすぐ食べようとして困っています。



いろいろと不満はあるでしょうが

冬が終わればまた春がきます。

そしてやがてカメ太の大好きな夏がやってきます。


カメは太陽の子。

日の光がないと死んでしまいます。


今は擬似的に太陽の波長に近い紫外線の出るランプをあてていますが

やはり窓から差し込む光が恋しいようで

ずっとその方角ばかりを見ています。


出してあげたいのはやまやまなのですが

外はとても変温動物のカメ太が動き回れる気温ではありません。


私にできることは

部屋を歩き回らせて

遊び相手となって(カメ太は人を見ると駆け寄ってきます)

ストレスを発散させることだけです。






今年もよろしくな

カメ太。
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