ここ数年でフィギュアスケートは
めざましく進化した。
中でも劇的な進化を遂げたのが
男子フィギュア
ただまっすぐ階段を上っていくような
単純な進化ではない。
様々な選手が、あの手この手で理想を追い求め、
試行錯誤をくり返して今に至るという、
激動の進化を重ねてきた。
どの選手も自分の可能性を信じているということ。
ここまでで良いという着地点はなく、
どこまでも自分の可能性を追い求めて、
どこまでも突き詰めて練習し、
記録を何度も塗り替えてきたから、
今が一番熱い時期。
だから激動なのだと思う。
子供のころに憧れていた
熱い男たちの戦い
彼は、今、真っ只中にいる。
まだまだやれる
しっかり決めてやる
そういう気持ちを支えているのは、
心の中の闘争心。
その負けん気が
彼の心を支えている。
彼はまた闘争心を目覚めさせ、
戦闘モードに入っただろう・・・
『ちくしょー!』
『コノヤロー!』
『俺、絶対やってやっかんな!』
そのメラメラと燃え上がる感情は、
プラスの感情よりも
さらに強力で、行動力も凄いと思う。
以前、彼はインタビューで
攻めないとスケートという競技に
真摯に向き合えていないと思う
そうじゃないと自分の心を保てないと思いました
僕にとっては攻めこそが
最大の武器だし、
それが最大の守りにもなる
常に武器を磨いて、
鋭くてどこまでも貫けるものにしていきたい
と語っていた。
本当にするべきことはなんだろうと考えながら、
インタビューを受けながら出した答えが
攻めのスケートをしていくこと。
今シーズンは、予想もしなかった方向に
動いてしまったけれど、
攻めという武器が心の中にあれば
自分が思い描いていることが成し遂げられる・・・
彼の心のパワーが
夢と幸せを生んでいく。
『俺、絶対やってやっかんな!』
どんな大きな流れがあっても、
攻めという最大の武器と
最大の守りを持つ結弦くんの
願いが叶うと信じています。
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*画像は感謝してお借りしました。