日本では、デビューアルバムにも収録されておらず、もちろんシングル盤の発売もなく、結局1966年2月の「フランスギャルのシャンソン日記」B面の1曲目に収録されました。こう言っては何ですが、この「フランスギャルのシャンソン日記」のジャケットの出来は本当に最低でした。写真の粒の粗いこと、背景をブルーで塗りつぶしていますがその処理のお粗末なこと。このジャケットでレコードを発売し大枚1950円も高校生からふんだくった当時の日本ビクターのスタッフは絶対に許せません。
しかも、ジャケットの表面は「涙のシャンソン日記」というシングルカットもされたメイン曲のタイトルが入っているのですが、裏表紙は「フランス・ギャルのシャンソン日記」という結果的にはこちらがアルバムタイトルとなるロゴが入っています。何というお粗末、何といういい加減さ!当時でも、ジャズなどのレコードはジャケットも素晴らしかったけれど、こうしたアイドル系のレコードは実にお粗末でした。こんなやっつけ仕事しかしないレコード会社に不信感を抱いたものです。今こんな商品を出したらきっと大変なことになるでしょうね~
この曲は、ローリーシスターズというアメリカの白人女性3人のグループの曲「Stand A Little Closer」にピエール・ドラノエがフランス語の歌詞をつけたもので、原曲よりもフランス・ギャルのカヴァーの方がヒットしたようです。
では、まずフランス・ギャルの「Ne Sois Pas Si Bête」(恋のお返し)を。そしてせっかくですからローリー・シスターズの「Stand A Little Closer」も聴いてください
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