ラヂオ惑星モルファス

フランシス・ルマルク・・・「A Paris」「Quand un soldat」~『午後のシャンソン』から

今日はクリスマスイブです。久しぶりに家内がクリスマスツリー(もちろん本物のもみの木ではなく作り物ですが、1.8m近くの高さがあるので結構迫力があります)を出してきて飾り付けをしました。子供たちが小さい頃はわいわい大騒ぎしながら飾り付けたものですが、今は静かに立っています・・・ちょっと物悲しい感じ。でも、今夜は子供たちが帰省して一緒に夕飯を食べる予定です。

引き続き蘆原英了さんの番組で紹介された曲を並べていきましょう。
今回は1976年(昭和51年)5月11日17:30から放送された曲を紹介します。
放送の最初の曲は、ジルベール・モンターニュなのですが、実はテープに録音されておらず2曲目のフランシス・ルマルクから録音されていましたので、実際に放送を確認できる「A Paris」から始めます。
フランシス・ルマルクは日本での知名度は余り高くないようですが、実力派のいかにも「シャンソン歌手」という感じですが、シンガーソングライターとしてまた作曲家としてシャルル・クロの賞を受けているとのことです。
1917年(大正6年)パリの生まれ、2002年(平成14年)亡くなりました。ペール・ラシューズ墓地のイブ・モンタンの隣に眠っているそうです・・・。
「A Paris」は1949年(昭和24年)のヒットで彼の代表曲といっても良いと思います。また、この日の放送では続けて「Quand un soldat」を流していました。この曲は1953年(昭和28年)の歌ですので、さすがの私もこのどちらの歌ともリアルタイムでは知りません。「Quand un soldat」は当時のインドシナ戦争の中で反戦を歌う曲ですので相当批判を浴びたようですが、フランシス・ルマルクは母親をアウシュビッツで殺されたレジスタンスの戦士ですからこうした歌を作るべくして作ったものだと思います。また、この曲はイブ・モンタンも歌っています。




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