皆さんは「立憲」という言葉を古めかしいと感じていますか?新しいと感じていますか?ウィキペディアで過去の政党、明治時代から「保守系」や「国粋主義」(右翼ですな)の政党に「立憲」を名乗る政党が多かったようです。「立憲自由党」「立憲政友会」「立憲改進党」「立憲民政党」「立憲帝政党」・・・
いわゆる無産政党・・・今類別すれば左翼系でしょうか?は「社会民主党」「日本社会党」「日本共産党」「農民労働党」・・・といった党名です。
講師と事柄は日本の近代史の教科書にも出ていることだと思います。ですから、現代の我々にとって、意味や内容はともかく「立憲」という言葉の持つイメージが極めて新しく新鮮でキラキラしたものとは到底受け止められない方が多いのではないでしょうか?
ということは、「立憲民主党」という党名の持つイメージは、結構古めかしく現代のデジタル社会を生き抜いていこうとする若々しい力を感じさせない、ということだと思いますがどうでしょう?
現在の党名に「自由」を持つのは「自由民主党」(自民党)だけでしょうか?とにかく「民主」という言葉は余りにも手垢が付きすぎて居るだけでなく、現在の党名にも乱発されてしまいイメージが低下しています。勿論その原因がかつての民主党政権にあったかもしれませんが、その後四分五裂する中でどの政党も「民主」を名乗る必要があったからかもしれません・・・
「立憲」「民主」のもつ古めかしいイメージと前回のブログで上げた「共産党」のイメージが結びついた結果、我が国を支えている存在である「国民」・・・例えば前回紹介したようなエピソードのような感覚をア・プリオリに持っている国民・・・にとって、極めてマイナスのイメージが増幅されたのかもしれませんね。
比例代表で「立憲民主党」と書く選挙民が激減したのはこうしたことが原因の一つなのかもしれません・