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1969年の第二位は「Lontano dagli occhi」。この曲は私のブログですでに取り上げた曲なので改めて取り上げないことにする。
セルジュ・エンドリゴの固定ファンはとても多いようだ。なにせ歌が上手い。上手い歌い手ばかりのイタリアのポップス界でも上手いほうに属するだろうし・・・私個人としてはいろいろ好みもあるので、そんなに好きな歌手ではないが、一般的に言えば私の方がマイナーなんだろうなと思う。そんな感情は置いておいて・・・
1969年の第三位になったのは、大御所ミルバとアドリアーノ・チェレンターノの子分ドン・バッキー。
1968年のサンレモで親分アドリアーノ・チェレンターノに自分の曲を奪われ裁判沙汰の大喧嘩となったドン・バッキー。実力派歌手ミルバの顔合わせでは入賞しない方がおかしいか?
しかし、イタリアの年間ヒットランキングではあまり目覚ましい結果ではなかったようだ。
まあ、正直に言って、私はミルバがそれほど好きではないのを割り引いても、
ヒット曲となる要素は少ないように思う。
日本でも70年安保の激しい波の中にいた。世の中には重いメッセージソングが多かった。歌の世界でもそうだったが・・・せめて軽いメロディが欲しくなるころでもあった。