福祉関係の今月の定例会議は中止になりました。当市は人口が25万人、昨日の感染者は47名ですが最も多い時はなんと175名という日もありました。完全にステージ4です。市内に380床の公立病院が一つだけ。あとは小さなケアミックス型の病院がいくつかあるだけでという状況ですから、50人近い会議の中止もやむを得ないと思います。とはいえ、毎月提出している行動記録は整理しておかないと忘れてしまいますので、手帳を広げて(スマホは予定管理、手帳は記録管理・・・言ってみれば日記)7月中の事柄をチャックしていました・・・まあなんと、結構出かけたり怪しげな行動も多いですね。独り暮らし高齢者の居場所づくりの集会事業は毎週実施していますし、車での移動とはいえ東京への移動も行っています。中でも・・・4人ではありますが県内の歓楽街で昼間の飲み会(一応基準ではセーフらしい)もありました。
自分なりの自粛順守はしているつもりですが、何が危険で避けるべき行動なのかは人それぞれに微妙な自己基準の差異があります。例えば、私はオーケストラの練習に出ていますが、団員の半数は、管楽器は飛沫感染の危険が高いと考えて欠席しています。これはそれぞれの判断に基づくことで当然のことであると思います。人はどうしても、自分の基準が正しいと思いこみ他人の行動への批判ばかりするようになってしまい勝ちですね。反省!!!
昨日のようなブログを上げると、じゃあお前はどうなんだ!と突っ込まれます。自粛規範も守っていない者に他人の想像力をうんぬんする資格があるのかと・・・規範意識は重要です、守らなくていいとは言いません。しかし、こうした枠を作り枠を守ることで大きな問題は解決しないと思います。
それ以上に大切なこと、論理的合理的な思考と先を見通すための想像力、これが国家や地域のリーダー、政府・民間も含めこれからの対処を主導していかなければならないセクションで企画力を問われるスタッフに絶対に必要なことです。意味のない根拠の薄弱な楽観論は排除すべきです。一人一人の楽観論は見逃せますが国家や社会の楽観論の結末は「あの戦争」でした。
今の各分野のリーダーやそれを支えるスタッフ達は、今、再び国を誤った方向に導いている。しかも新年や判断によるのではなく、何も考えないこと・合理的科学的な根拠に基づいて考えていないこと、何も手を打たないこと・無策のままに「目先」の蠅や蚊を振り払うようなことしか思いつかないこと・・・まさに想像力がないことによって、国民を不幸に陥れているのではないでしょうか。
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