私もこの歌手のことはすっかり忘れていました、というか、日本の正当派シャンソン好きの方々がしきりに評価しているカトリーヌ・ソヴァージュですが、そもそもミーハーフレンチポップス好きには少々古びて聞こえた所為もあるでしょうね。
この人の日本で最も知られている代表曲といえば「Paris canaille」(パリ・カナイユ)でしょうか。越路吹雪さんも歌っていますので邦題は(パリ野郎)が定着しているようです。フランスのウィキの記事は極端に少なくて詳細は分かりませんが、1953年にオデオンから発売された作曲者のレオ・フェレ自身のレコード(なんと!78回転のSPです)が最初で、カトリーヌ・ソヴァージュの歌(発売は1954年?)で大ヒットし、日本でも定着したということのようですね。
カトリーヌ・ソヴァージュはレオ・フェレの歌を沢山歌っています、1954年には早くも「Catherine Sauvage chante Léo Ferré」というアルバムを出しています。
さて、今日は1974年に発売されたアルバムに収められたルイ・アラゴンの詩、ジョルジュ・ブラッサンス作曲の名曲「l n'y a pas d'amour heureux」(幸せな愛はない)この名曲、シャンソン好きの方なら誰でも知っている曲ですので何も説明は要りませんね。早速聞いて頂きましょう。
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