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昨日は、久しぶりにサントリーホールに行った。我が家からだと上野か銀座か虎ノ門で地下鉄銀座線に乗り換え溜池山王まで1時間弱。家内は昨日から白内障手術のため入院したので気楽に一人。家内と一緒に赤坂だと、軽食も少し張り込む感じになるので誠に助かる。
聴きに行ったのはエフゲニ・キーシン。CDは持っているのだが生で聴くのは初めて。ピアノ曲は比較的聴かない分野かも。
昨日のプログラムは、前半が、ベートーヴェンのソナタ第27番、ショパンのノクターン第14番と幻想曲。後半は、ブラームスの四つのバラード、プロコフィエフのソナタ第2番。
正直に言って、ショパンの曲はよく知っているが、他の曲、プロコフィエフは多分初めて聴いた。が、これが素晴らしかった。
家内の趣味でバレエは幾つか観ていた〜そうそう、「石の花」を観た筈なのだが全く記憶に無い。
キーシンのプロコフィエフは良かった。
実は、プロコフィエフはピアノ曲が全作品の三分の一もある、とは知らなかったが技巧もさることながら実に様々な語り口や和声で大変面白かった。
アンコールでも二曲目はプロコフィエフ「三つのオレンジへの恋」組曲の行進曲だった。
だが、実は更に感動したのはブラームスだった。かつては余り聴かない作曲家だったし、今でも管弦楽曲は大好きだけれどピアノ曲は殆ど聴いていない。特に今回のバラードは初めて聴いた。特に第2曲、第4曲のロマンティシズムは素敵だった。
音楽評論家ではないので、事細かく的確な表現は出来ないが、楽しく心踊るひとときだった。こんなにチャーミングだったかね、ブラームスって。
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