1976年7月4日の『午後のシャンソン』で放送された曲です。
蘆原英了さんは特段のコメントはしていませんが、個人的にはサルドゥの保守反動ポピュリストというか人種差別的な言動をする人だと聞いた時、その音楽の分かりやすく健康的なメロディラインも何となく眉唾に感じてしまいました。
フランスでは1968年のいわゆる「5月革命」で、レオ・フェレやバルバラなどをはじめどちらかと言えば左翼的なシャンソンが大いに流行しましたが、日本でも全共闘以後の世代・・・安部前首相もその世代です・・・の保守反動は。現在まで続く流れてなっていますね。フランスでもそれまでの左翼的な歌手は影を潜め、サルドゥのような保守反動が受け入れられ、さらには政治的メッセージを歌うのは時代遅れになってきたのかなと思います。
いずれにしても、1977年以降は政治的なメッセージも薄れ、論議は論議として、わかりやすいメロディでヒットを飛ばし続けていました。まだ現役で歌っているようですね。
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