ラヂオ惑星モルファス

アジダ・ペッカン(Ajda Pekkan)・・・Je T'Apprendai L'Amour(あなたに愛を教えましょう)~『午後のシャンソン』から

「午後のシャンソン」で取り上げられた曲を続けましょう。
前回のリーヌ・ルノーに続いて1976年5月11日午後5時30分から放送されたものです。

今日は、結構珍しい曲です。多分、日本では忘れられた歌手ですが、本国ではまさにポップの女王、大御所として君臨しているようです。日本語で歌ったレコードも出ているようです(私は持っていません)し、後述のように日本との関わりも浅からぬものがありました。。
彼女は、1946年2月12日、トルコのイスタンブール出身で父親は海軍の軍人だそうです。
1970年代からフランスで活躍していたようで、モルト・シューマンとのコラボやエンリコ・マシアスとともにオランピア劇場でショーを開いたりしていますが、現在に至るまで、歌手としてはもとよりや女優としても活躍しています、というか女優の方が先に本業だったようですね。
先ほど書いた日本との関わりですが、1972年には日本語で歌ったレコードが出ています。タイトルは「忘れえぬ人」(原題:Sensiz Yıllarda)で、YouTubeで検索すると見つかります。知らなかったなあ!
また、1977年に開かれた「第8回ヤマハ世界歌謡祭」に参加し、「A mes amours(To My Love)」(邦題:夢からさめて)を歌って歌唱賞を取っています。ちなみにこのときの優勝曲は、世良公則の「あんたのバラード」でした。

1976年5月11日の録音は音楽だけを編集していまして蘆原英了さんの語りが入っていません、なんと残念なことでしょうね。当時は語りよりも音楽を優先していましたが、今になってみればその時代が見え人の思いも伝わるディスクジョッキの語りこそ貴重なものなんだと気付かされます。


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