挨拶もろくにできない元気だけがとりえの女の子集団。
そういうようにしか見えないけど、やはり裏では必死。
何にそんなに必死なの?といわれると多分解らないと思う。
でも強迫観念があるように、何かに必死になっているのだ。
それがアイドルの立ち振る舞いなのだと信じて疑わない。
それに曇りが生じたらきっとダメになる。
おそらく恐怖だとしたらそこが恐怖なのではないか?
そんな若い女の子たちの、目標も目的も何もかも明確に解らないままに
スタートラインに経つことを望んで、ピストルがなったとたんに
走りまくって、どこへ行くのか解らぬままに止まらずに走り続けている
そんな女の子たちのリアルな話だった。
グッズの話を書いたのが10日で今日は21日。
画像を見ての通りに見に行ったのは1日でもう20日も過ぎているので
今現在劇場でどのくらいやっているのかわからないけど、
普通は見せない裏の部分と、昨年といえば何においても外せない
大震災もAKBとは無関係ではなく随所に出てくる。
ここまで経ったので軽いネタバレをすると、
映画はいきなり大震災の爪あとである瓦礫の町並みから始まった。
AKBのメンバーも笑顔は当然無く、みんな素のまま。無表情だった。
それほど大掛かりな映画のセットのようなこの荒れ果てた風景が
その映画などのために作られたフェイクではなくリアルだということ。
どこかで作られた嘘物ではないかと思いつつも、
そう思いたいほどの恐ろしい事実なんだと受け止めていることでの
真顔なのだと思われた。
12期生の研究生である岩田華怜(だったと思う)は
仙台出身で当日被災した唯一のAKBメンバーで、
その存在はまるで知らなかったのだが、
被災地を元気にしようするプロジェクトの「誰かのために」で
比較的メジャーなメンバー数名(優子やゆきりん)の中に、
被災したメンバーとしてともに立ち上がって行きたいという様な思いから
無名ながらも参加していた。
AKBのその他のメンバーもこんな状況で自分たちの歌なんかは
受け入れられない状況ではないかと悩んでいたが、
それでも実際来て見たら、被災して打ちひしがれているだろう人たちの
明るく元気な笑顔や声援を見て、受けて、来て良かったと思ったこと、
それは全ての地域くまなくは無理だが、いくつかの地域でやることが出来た
ある種の達成感と元気を出すという役に立てた一定の満足があった。
そんな中、峯岸は未就学の女の子がステージの袖まで
その辺に咲いていただろうれんげの花のような小さな花束をつんで
自分たちにくれたのだが(その場面の映像もある)
ステージ上にぺたんと座り込んで手を伸ばして受け取って、
ありがとうと話し、もしかしたら頭も撫でていたかもしれないが、
そんな小さな微笑ましい光景を思い出しているのに泣き出した。
それはその子がこんな目にあって可哀想だとか、
なんもないのにいろいろ恵まれている私にくれるなんてと言うことではなく
わざわざ小さい子がこんなことまでしてくれているのに、
下りるのが困難な高さでもなかったのに、なんでステージから自分は
下りてその子の対応が出来なかったのかと言うことを凄く後悔していたのだ。
それだったら無理やり小さくなってできるだけ同じ目線になんて思わずに
同じ目線にも簡単になれたし、ギュッとしてあげることも出来た。
なのにそんな容易くできることをしそびれた自分に腹立たしいかのように
悔しく後悔していたのだった。
この子は正直顔は好きじゃない。
挨拶ができないAKBの話題が出たときに真っ先にこの子の顔が浮かんだ。
挨拶の気持ちはあってもきちんと出来ない印象があるのだ。
もしブラマヨ吉田や浅香光代が怒ったのはこの子なのかもしれないが、
出来ない事実とあまり可愛くない事実があっても心は綺麗だと思った。
まずはそれで十分だと思ったし、足りない部分は出来るようになればいい。
6年も業界に居て出来ていないのは問題だけど、
でも遅くてもこれからできればいい。なるべく早く。
問題なのは人が多すぎるからなのか、忙しすぎるからなのか、
AKBはプロジェクトであり、所属は個々バラバラの事務所だから
そっちの問題として、或いは双方とも教育を相手任せにしているのか、
彼女たちの周りに居てその稼ぎで飯を食ってる大人たちが悪いのだ。
常識知ってる大人が教えないでどうするよ?
それとも常識人の大人の皮を着た非常識人しか居ないのか??
そんなように思う。
昨年も今年同様に1月にはリクエストのベスト100をやって、
そこから始まったのは一昨年とも同じだったが、
3.11に未曾有の大震災が起きてAKBに限らずいろんなものが
物理的に或いは自粛的に止まるのだった。
その重々しい空気から、国民全員が空気や温度を読みながら
手探りですべきことやできること、しないとならないことを再開しだした。
その中の一つがこのAKBの被災地でのミニライブでもあった。
そんな中6月になり、かねてから噂があったネーミングでチーム4が正式発足。
これまで誰かがチームを移籍して核となってきたがそれが不在で不安定。
そんな矢先にキャプテン大場が諸問題で活動自粛。
実質たかみな的でキャプテンかと思われた島田が代理として引っ張る。
核が居ないチームでのキャプテン問題。(島田はキャプテンになりたかった)
大場がキャプテンになったやいなやの自粛と不安定さは一瞬で壊れそうで
それでもどうにか活動してきたときに大場が復帰してきたときの
島田のそっけない態度とずっと帰ってきて欲しかった気持ちの渦巻く感情が
互いの絆を確認しあって抱き合って泣いていた。そんな年だったチーム4
そのチーム4正式発足直後に総選挙があって、
ご存知あっちゃんが1位に返り咲いた。
優子が2位で呼ばれたときから泣きまくって過呼吸になっていたのは
映像で何度も各局が流していた。
(となりでとんとんしたりしてたのはなっつみい)
何も知らないと、1位にそんなになりたかったのかとか、
なんで1位とかでこんなに泣くんだ?呼ばれない人のほうが
よっぽど泣きたいよな?と思うだろうけど、
やはりファンが選ぶというところで、自分は嫌われていないかも
気になるところだとは思うが、自分の頑張りをどれだけ見つめられて
どれだけ認められたかがここに現れているということからの、
自分の頑張りを評価してもらえたことに対する嬉しさなのだと思う。
なんというか、身を粉にしてやってきたことが報われたというか。
それはフライングゲットのPVでの格闘シーンの結構な過激さや
(あきちゃだと思うが柱に叩きつけられ首折れそうな感じに…)
現在の新曲のGIVE ME FIVE!の楽器演奏は特にだが、
いきなりできるわけが無く、裏で相当な練習をつんで来たからだという
表だけではなく裏側があって初めて表がこれだけ輝くんだという
証明をしたかのような印象を与えた。
ちなみに♪ハイタッチしよう~の歌詞があるのに
題名がGIVE ME ハイタッチではないのかというと、
ハイタッチは和製英語だから。
英語でハイタッチはHIGH FIVEというのだ。
FIVEはもちろん数字の5ではなく5本指を指していて、
それをHIGHという高い位置にかざして叩き合う事でこういわれるのだと
なんとなくだが解釈をしている。正式には知らんのだよ。だから多分。
でも例年卒業時期のこのころは桜に関する歌を出してきた。
今年は娘が卒業の年なのでどんなのなんだろうと思って拍子抜けした。
でももしやこじ付けかも知れないが、桜の花びらの枚数は5枚。
・・・そこにFIVEは掛かっていることもあるのかもしれないと
だとしたら遠くて気づき難いなぁ~と思った。
そしてAKBたちのみとしてもっとも過酷だった西武ドームの
よっしゃぁー行くぞぉー!in西武ドームの地獄の3日間がピークだった。
CMであっちゃんの過呼吸の場面が流れていたのはこの時。
でも実は結構しばしばなってる。
大泣きするたびに毎度ではないがなりがちで、
自分はなったことが無いので解らないが、
年末のレコ大のときもほぼそうだったが、あれはその場で歌ったが
西武ドームなどはそれがあまりに酷くて裏で懸命の治療が行われ、
出てこないとならないのに出て来れないのでたかみなや優子がトークで繋ぎ
何とか出てきたときにまだ過呼吸が収まりきってなく、
たかみなが「あっちゃん大丈夫ですかぁ~!?」と
観客が心配しない程度にあっちゃんを心配したトーンでしゃべっていた。
これだけが表側なので過呼吸だったとはわからずに、
全速力で走った直後のように、疲れ果てて肩で息をしているのではないかと
(実際暫くその場に居なかったのに)そう見えるのだった。
その辺も裏側も見ないと解らないことだった。
でもこのライブが最低だったのは全員が感じていて、
秋元先生もある種カンカン。彼女たちはお客から金を取っているプロだから。
たかみなもそれは演じていて自分も含めて解っていて、
それを自分とメンバーに向かって秋元先生に続いて叱咤した。
それはどういうことかというと、曲目のダンスやステージ上での
立ち振る舞いを覚えることに終始してしまい、時間が足りないことが災いし
これまではAKB劇場などの小さいところが主だったので、
スタジアムを広く使うことになれていなかったために、
裏ではどこをどのように移動して、どこから出ればいいのかが
全員と言っていいほど理解できてなく、
裏側をあっちだこっちだと奔走しまくっていたのだ。
しかも時期は7月下旬。ドーム全体よりも裏手のほうが熱がこもる。
そこは熱中症と凄まじく隣り合わせで無駄に動き暑い思いをしていたのだ。
そんな中、あきちゃは暗く足元が見えないためにこけて足首を怪我。
自分で立ち上がれずに、腱の断裂なども危惧されたが捻挫だったっぽい。
でも十分出来なくなってしまったのだ。
そんな中、あっちゃんが過呼吸に陥っていた。
でもそれだけではなかった。
確か玲奈だったが、その声がか細いのであまり聞こえなかったが
そこには過呼吸気味で熱中症になりかかっている河西が
立っているのも出来ない感じでフラフラだった。
暑さでやられそうなのはかなり大勢で、あっちこっちで倒れ掛かってて
スタッフもあっちにこっちに水だのタオルだのと駆け巡っていた。
そんな状況だから通る声で無いとかき消されてしまうのだった。
その後一番衝撃的だったのが優子だった。
みんなが調子をおかしくするのを気遣いつつ、
スタッフに逆に優子は大丈夫?といわれた。
私は大丈夫だよ。と答えていた。顔は普通に笑顔だった。
その後次の移動場所に行こうとしていたのだが、
自分の出る場所が把握できていないことが混乱を生んでいたことで
初日に秋元先生やキャプテンたかみなから指摘されていたので
全員がせめて残りの2日間はきちっとやってやるぜと誓っていたのだが
そんな中で優子が言うのだった。「あれー?私次ってどこだっけ?」
それはあまりにも軽い感じに聞こえて、
一瞬昨日の反省わかってないのか?!元1位になるような人は
メンバーでも大御所だから私は知らないでいいの。別格。
こういう気持ちでもあるのか?
スタッフは大勢を把握しないとならないが、自分らは自分のだけで
他は知る必要はないし、だったら自分のぐらい覚えろよ!甘えるな!
(それでもスタッフは優しく、次優子どこか知ってる人~!と聞いて
どこそこだってよ…と優しく応対していた)
こんな感じにも思った瞬間だった。
優子が階段を登りかけて、こう言い出した。
「あれ?何?私解らない・・・なんで?・・・なんで??
・・・あー何で解らないんだろう?こんなのじゃダメなのに。
どうして自分のことがわからな…」ぐらいの時に泣き出したと同時に
一気に過呼吸になってしまったのだ。
そこに会話していたスタッフが駆け寄って落ち着いて呼吸するように指導し
袋も持ってこられて、体をさすられて、大丈夫大丈夫と
あまり思いつめないようになだめられていたのだった。
そのスタッフが凄く大柄な女性だったのだけど、
むしろ大柄だけに頼もしく見えた。
これは全く普通に見えていた優子が1分後にはおかしくなったので
私もドキッと驚いたが、娘はもっと驚いて泣きじゃくっていた。
アイドルってAKBって本当に大変なんだとしみじみ思ったらしい。
ところがその後に裏でスタッフ同士の会話がこう言っていた。
「たかみなが危ない」
チームAだけでなくAKBの姉妹グループも入れた全体の事実上のキャプテンで
誰よりもストイックで他人に以上に自分に厳しいたかみなが
周りを気遣って支えていて同じことをやりこなしているわけで、
スタッフはさすがにそれを見逃しては居なかったのだ。
裏ではあっちゃんらの過呼吸のメンバーを勇気付けたり体をさすったりし、
ステージでは繋ぎの言葉で場を持たせたり、影に日向に大車輪の活躍だった。
たかみなが若いのに凄いのは本番では壊れないこと。
これもCMで流れていて、一瞬ともちんにも見えなくなかった
担架で運ばれていくのがたかみなだった。
ステージが終わった後に熱中症で倒れたのだ。
そのたかみなは総選挙の後も、たかみならしさを発揮していた。
それはたかみなが「男」といわれる証でもあった。
総選挙後に優子と1位2位を連続して分け合った間柄で
抱き合って泣きながら会話した後だと思うのだが、
たかみなが「あっちゃんはどこですか?」と探し出した。
スタッフの言われるほうにいくと、まだ優子との会話の温度が
冷め切らないままのあっちゃんが峯岸とだったか会話していた。
そこにたかみなが「あっちゃん!」とやってきて一気にハグ。
良く頑張ったな!頑張った!頑張った!辛かったな!辛かったよな!
(既にあっちゃんたかみなにギュッと抱きつき号泣)
解ってるぞ!みんな解ってるからな!辛かったこと、苦しかったこと。
と、あのーその手の台詞、男子の言うところなんですけど…。と、
男のお株を見事に奪われて、たかみなに言われてしまっていたのだった。
これだから男だといわれるんだと、しみじみわかった。見た目じゃない。
ある種恋愛禁止の女の園だからもてると思う。宝塚みたい。
メンバーでも自分の立ち位置以上に行きたいと思わない人も多そう。
TOPがTOPで居る所以は、凄まじい戦いの日々だと身近で感じるだろうから。
過酷な西武ドームのライブが終わった翌月にヘビロテに匹敵するかの
売り上げを出したフライングゲットがリリースされた。
映画監督がついたPVとして、発売禁止になったBEGINNERと違い、
格闘映画仕立てのこれはフルバージョンでは19分近い。
この映画では笑う場面が極めて少ない。
PVの撮影の合間か、さしこと北原がさしこが実際にエキストラを
やっていたこともあって、エキストラごっこをしていた。
事実メディア選抜の撮影の後ろにいる一般人をやったこともあって
そのエキストラの体で「あなたはこれまで何に出たんですかぁ?」とか
会話しあって喜んでいた。その程度だけだったのだ。面白い場面は。
だから結構AKBの華やかさを期待して見に行くと裏切られる。
重々しいものを見に行くのだと思ったほうが妥当。
そしてじゃんけん大会が今年も開催され、勝負の行方だけでなく
どんなコスチュームでそれぞれ出てくるかもお楽しみになっている。
小林香奈はイマイチ目立たないが、驚いたのがバスタオル1枚だ。
(中は水着とか着ているだろうけど)
これはオカレモンの被り物をつけてきた市川も完全に霞んだし、
犬の感じが妙にエロカワだったあきちゃをも食ったほどのインパクト。
これもやはりTOPの壮絶さにびびるほどのメンバーは勝てない。
ご存知麻里子様が勝った訳だが、終始一貫して勝ちたいとしか願ってない。
途中で対戦して負けた峯岸がこう言っていた。
私は絶対勝ちたいと思ってたんですよ。
でも麻里子様との対戦の時にふと思ったんです。
まてよ?私がもし優勝したらどうなるの??
・・・・・ヤヴァイ。それって恐ろしいことになる。。。
自分の立ち位置を良く解っているのでひるんだのだ。
思えばこの子はメジャーデビューの時に、あっちゃんがセンターだと
決まったときに、なんで私があっちゃんのバックなんですか?!と
年も同じくらいで同じ1期生同士なので不満をあらわにしたのだが、
6年間で自分を良く理解したのだと思う。
そう思うとそこは自分の居場所じゃないと思ったのだ。
その心の隙に勝利の女神は去っていくのだ。
決勝戦の藤江は怖いもの無しの印象で終始にこやか。
総選挙40位とはとても思えず今まで見て来た以上に可愛かった。
(藤江確実に順位上げるな。少なからず不動の26位も居なくなってしまったし)
多分藤江はじゃんけんこそ選抜以下の子に光が当たるチャンスなんだと
昨年の内田に続けと虎視眈々だったが、
唯一の非オーディションメンバーで、唯一の1.5期生という
ショップ上がりのしのまりはオーディションに落ちてショップで働いていた。
それが初期のファンの人気投票で多く名前を書かれ、
秋元先生が歌とダンスを即効覚えるという条件を出してメンバーになったので
一度落ちた悔しさもあり、一度は自分もやってみたい思いも強く
ぶれなかった勢いのままに勝った。
勝負が付いたのは3回のあいこの後だが、
その決する直前に藤江が「怖い…」と小声で言ったそうだ。
その小さな負けの虫が顔を出したことで、いけると思ったらしい。
やはり負けの気持ちは勝ちを生まないのだな。
スポーツと一緒だ。負け組は気持ちからして負けてんだよ。
そういえば、チーム4としての公演も夏に迎えていて、
まだ大場が謹慎中だったのだが、たかみなが同じだと感じていた島田に
メアド交換していて初日にメールをくれていた。
これは他のメンバーのソロ発売とかいろんなことにもそのようにしているが
そのへんもたかみならしいリーダーの資質の部分だった。
地方に居ても外国に居てもきちんと送ってくるのだそうだ。
それをリーダー大場不在の中代理の島田が開演前に伝え、
開演前なのにメンバー泣きまくってたということも流されていた。
そんなチーム初の公演があったのにリーダーがいなかったことも
島田の心を帰ってきて欲しい気持ちと怒りの気持ちで混乱させたのだな。
チーム4の島田はパッと見可愛いと思ったが気が強そうだと思った。
それがなるほどたかみなタイプかと思えば妙に納得。
長尾は凄まじく志田未来に似ている。
個人的にはゴルフが凄い山内鈴蘭が可愛いかと。
AKBの年末としてはレコ大も紅白もAKB紅白もあったけど、
映画としては風は吹いているのプロモ制作のあたりで終わり。
この曲も大震災の復興支援ソングなので、
昨年はAKBにおいても大震災を無視して語れない1年だったということだった。
これ、映画を見終わって帰ってきたときの、
一般の通路から、スクリーンのある部屋までの廊下だけど、
(通路に係の人が居て撮らないでと言おうとして私が撮っちゃったらしい)
なんとなく出てきて振り返った時に、
この先にスクリーンではあったけどTOPアイドルのAKBがいたので
あたかもこれがアイドルへ通じる道のようにも感じた。
それを通って、彼女たちの身近な場所に自分も行っていた気になった。
その身近な場所から戻ってきたから、この道を出た瞬間に
現実的な日常の世界に帰って来たのだと。
そう感じたのでこれを撮ろうと思ったのだよね。
そんな感じがしない?
そしてヨネとなっちゃんの脱退騒動。
正直ヨネは印象に無いので特に無いのだけど、
なっちゃんは1期メンバーだし、実際RIVER以降娘が興味持ったので
私も詳しく知ることになったのだけど、
一番地味で目立たぬ6名になった1期生で、
初期のPVでは結構目立っていた成田里紗が映画でヌードになったと
その胸の大きいことは当時から目立っていたけど、
胸で言うと多分現メンバーでは一番大きそうだったのがなっちゃん。
もちろんそれが理由ではなく、既出だがNECのLAVIEのCMでの
パンフの表情が凄まじく可愛かったことで存在を知って推すように。
テレビでは殆ど見ないのは一般の全日制の高校に行っているからと
コンセプトに従順に劇場に多く出てることで、
現状の劇場出演の最多タイでもあるので、
会いに行けるアイドルがコンセプトで、売れたら劇場に出ないメンバーも
多く居る中、基本に忠実なところが好感であり、
そういうところが応援したいと思っていたのだ。
でもきっと学校にまじめに行くほどに誘惑も多かったんだろうな。
あまりいけないほうが距離があるので恋愛にまで発展しなかったかも?
もっとも相手が高校の同級生だかどうだかは知らないのけど。
でもそんな縁の下の力持ちで目立たないけど劇場を支えてきた
メンバーだけにもっといい思いをさせてあげたかったね。
その証に凄く人気は無いけど常に総選挙は26位で結構支持があったんだもん。
たまたまだけどこの映画が終わる直前に殆ど出ていないなっちゃんが
結構大きく映るんだよね。
チームBが出来たときも、AからなっちゃんとSDNに行った浦野一美が
行かされる事となって、今となってはチームはクラス分けっぽいけど
当時は確実に2軍落ちみたいな左遷的だったようだし、
なんかいい思いをまるでしないで、我慢我慢ばかりの日々だったような
気がしてならないんだよね。その我慢が男に向いてしまった気もしなくもない。
そしてたかみながどれだけAKBと姉妹グループ全体に重要かは
この映画を見れば凄く解るし、それだけに先日ブログにコメしたと
書いたように、お母さんの問題は自分に過失は無いと応援したし、
休止とかやめるとかが無いようにと思ってるんだよね。
あの出来事も、昨日死刑判決が出たように、
少年だからと何事も許されてしまうことではなく、
一線を越えた凶悪犯罪は少年法でまかないきれないとされることが
確定的になったわけでもあるので、大人として拒絶しなければならないこと、
そうではなく婦女暴行だった場合や脅迫されていた場合、
たかみなの母ではなく少年に罪が認められることになるかとも思えるし
ある意味少年法を都合よく解釈して犯罪に走るのが後を絶たないので
ここはしっかりと刑事罰を与えるべきに思う。
今後も元福田のように必要なら死刑もありだと思う。
人が死ぬのはどんな人だろうがいけないことだが、
現状終身刑が無い日本で無期懲役は実質有期だし、短いし、
抑止力には確実になっているので、より低年齢にも浸透するように
犯罪も低年齢化しているので、本村さんの受けた事件で
元福田は死刑になって然りだと発生当時から思ってきた。
だってこれうちの娘が生まれる数ヶ月前の事件だったし特に許せん。
でも実は元凶は彼じゃないんだよ。
母親は自殺しているらしいじゃないか。夫のDVで。
この男もその父親の暴力で母も自殺に追い込まれ壊されたんだろ?
だとしたらオウムの麻原と同じじゃないか!?
架空の話で言うと、福田君は実行役のショッカー怪人や幹部で、
それを動かして命令しているのはショッカーの首領だ。
福田の父こそが一番の悪だと思うよ。
福田君ももし一般的な家庭の子だったらそうはならなかっただろう。
そう思うと彼も被害者だと思う。
でもだからと言って、どんなに辛く苦しい人生でも、
人を殺めることは何人たりとも許されない。
だから彼は死刑で当然。でも一番の醜き悪である父親は
何の罪も無いのか?今後ものうのうと生きていくのか?
妻と息子と本村さんの妻と娘の4人の命を奪ったのは
(福田受刑者はまだ死刑執行されていないけど)
福田の親父なんじゃないのか!?お咎め無いのおかしいだろ!?
というように非常に思っている。
何度と無く言って来たが、大阪の池田小学校の無差別殺傷事件も
死刑になったのは実行した宅間死刑囚だったけど、
奴も親の心無い態度や言動で大きく将来を潰されまくってきた背景があった。
子どもの精神を破壊した場合、親やそこに関わった大人は
その子どもが課せられた罪よりも何倍もの重い罪が課せられないと
抜本的な解決や決着は付いていないんじゃないか!?
今回のオセロ中島のように、マインドコントロールして
完全に自分の支配下においてしまった人間にもし殺人を指示したら…
実行犯だけが罰せられるのか?そういうことになっちゃうよ。
実際オウムの事件では実行してない麻原が逮捕されたのだし、
子どもを壊した大人は命を失うほどの厳罰が科せられるべきだと思う。
随分AKBとは逸脱したけど、いろいろ有るよなAKBも…。
そういうようにしか見えないけど、やはり裏では必死。
何にそんなに必死なの?といわれると多分解らないと思う。
でも強迫観念があるように、何かに必死になっているのだ。
それがアイドルの立ち振る舞いなのだと信じて疑わない。
それに曇りが生じたらきっとダメになる。
おそらく恐怖だとしたらそこが恐怖なのではないか?
そんな若い女の子たちの、目標も目的も何もかも明確に解らないままに
スタートラインに経つことを望んで、ピストルがなったとたんに
走りまくって、どこへ行くのか解らぬままに止まらずに走り続けている
そんな女の子たちのリアルな話だった。
グッズの話を書いたのが10日で今日は21日。
画像を見ての通りに見に行ったのは1日でもう20日も過ぎているので
今現在劇場でどのくらいやっているのかわからないけど、
普通は見せない裏の部分と、昨年といえば何においても外せない
大震災もAKBとは無関係ではなく随所に出てくる。
ここまで経ったので軽いネタバレをすると、
映画はいきなり大震災の爪あとである瓦礫の町並みから始まった。
AKBのメンバーも笑顔は当然無く、みんな素のまま。無表情だった。
それほど大掛かりな映画のセットのようなこの荒れ果てた風景が
その映画などのために作られたフェイクではなくリアルだということ。
どこかで作られた嘘物ではないかと思いつつも、
そう思いたいほどの恐ろしい事実なんだと受け止めていることでの
真顔なのだと思われた。
12期生の研究生である岩田華怜(だったと思う)は
仙台出身で当日被災した唯一のAKBメンバーで、
その存在はまるで知らなかったのだが、
被災地を元気にしようするプロジェクトの「誰かのために」で
比較的メジャーなメンバー数名(優子やゆきりん)の中に、
被災したメンバーとしてともに立ち上がって行きたいという様な思いから
無名ながらも参加していた。
AKBのその他のメンバーもこんな状況で自分たちの歌なんかは
受け入れられない状況ではないかと悩んでいたが、
それでも実際来て見たら、被災して打ちひしがれているだろう人たちの
明るく元気な笑顔や声援を見て、受けて、来て良かったと思ったこと、
それは全ての地域くまなくは無理だが、いくつかの地域でやることが出来た
ある種の達成感と元気を出すという役に立てた一定の満足があった。
そんな中、峯岸は未就学の女の子がステージの袖まで
その辺に咲いていただろうれんげの花のような小さな花束をつんで
自分たちにくれたのだが(その場面の映像もある)
ステージ上にぺたんと座り込んで手を伸ばして受け取って、
ありがとうと話し、もしかしたら頭も撫でていたかもしれないが、
そんな小さな微笑ましい光景を思い出しているのに泣き出した。
それはその子がこんな目にあって可哀想だとか、
なんもないのにいろいろ恵まれている私にくれるなんてと言うことではなく
わざわざ小さい子がこんなことまでしてくれているのに、
下りるのが困難な高さでもなかったのに、なんでステージから自分は
下りてその子の対応が出来なかったのかと言うことを凄く後悔していたのだ。
それだったら無理やり小さくなってできるだけ同じ目線になんて思わずに
同じ目線にも簡単になれたし、ギュッとしてあげることも出来た。
なのにそんな容易くできることをしそびれた自分に腹立たしいかのように
悔しく後悔していたのだった。
この子は正直顔は好きじゃない。
挨拶ができないAKBの話題が出たときに真っ先にこの子の顔が浮かんだ。
挨拶の気持ちはあってもきちんと出来ない印象があるのだ。
もしブラマヨ吉田や浅香光代が怒ったのはこの子なのかもしれないが、
出来ない事実とあまり可愛くない事実があっても心は綺麗だと思った。
まずはそれで十分だと思ったし、足りない部分は出来るようになればいい。
6年も業界に居て出来ていないのは問題だけど、
でも遅くてもこれからできればいい。なるべく早く。
問題なのは人が多すぎるからなのか、忙しすぎるからなのか、
AKBはプロジェクトであり、所属は個々バラバラの事務所だから
そっちの問題として、或いは双方とも教育を相手任せにしているのか、
彼女たちの周りに居てその稼ぎで飯を食ってる大人たちが悪いのだ。
常識知ってる大人が教えないでどうするよ?
それとも常識人の大人の皮を着た非常識人しか居ないのか??
そんなように思う。
昨年も今年同様に1月にはリクエストのベスト100をやって、
そこから始まったのは一昨年とも同じだったが、
3.11に未曾有の大震災が起きてAKBに限らずいろんなものが
物理的に或いは自粛的に止まるのだった。
その重々しい空気から、国民全員が空気や温度を読みながら
手探りですべきことやできること、しないとならないことを再開しだした。
その中の一つがこのAKBの被災地でのミニライブでもあった。
そんな中6月になり、かねてから噂があったネーミングでチーム4が正式発足。
これまで誰かがチームを移籍して核となってきたがそれが不在で不安定。
そんな矢先にキャプテン大場が諸問題で活動自粛。
実質たかみな的でキャプテンかと思われた島田が代理として引っ張る。
核が居ないチームでのキャプテン問題。(島田はキャプテンになりたかった)
大場がキャプテンになったやいなやの自粛と不安定さは一瞬で壊れそうで
それでもどうにか活動してきたときに大場が復帰してきたときの
島田のそっけない態度とずっと帰ってきて欲しかった気持ちの渦巻く感情が
互いの絆を確認しあって抱き合って泣いていた。そんな年だったチーム4
そのチーム4正式発足直後に総選挙があって、
ご存知あっちゃんが1位に返り咲いた。
優子が2位で呼ばれたときから泣きまくって過呼吸になっていたのは
映像で何度も各局が流していた。
(となりでとんとんしたりしてたのはなっつみい)
何も知らないと、1位にそんなになりたかったのかとか、
なんで1位とかでこんなに泣くんだ?呼ばれない人のほうが
よっぽど泣きたいよな?と思うだろうけど、
やはりファンが選ぶというところで、自分は嫌われていないかも
気になるところだとは思うが、自分の頑張りをどれだけ見つめられて
どれだけ認められたかがここに現れているということからの、
自分の頑張りを評価してもらえたことに対する嬉しさなのだと思う。
なんというか、身を粉にしてやってきたことが報われたというか。
それはフライングゲットのPVでの格闘シーンの結構な過激さや
(あきちゃだと思うが柱に叩きつけられ首折れそうな感じに…)
現在の新曲のGIVE ME FIVE!の楽器演奏は特にだが、
いきなりできるわけが無く、裏で相当な練習をつんで来たからだという
表だけではなく裏側があって初めて表がこれだけ輝くんだという
証明をしたかのような印象を与えた。
ちなみに♪ハイタッチしよう~の歌詞があるのに
題名がGIVE ME ハイタッチではないのかというと、
ハイタッチは和製英語だから。
英語でハイタッチはHIGH FIVEというのだ。
FIVEはもちろん数字の5ではなく5本指を指していて、
それをHIGHという高い位置にかざして叩き合う事でこういわれるのだと
なんとなくだが解釈をしている。正式には知らんのだよ。だから多分。
でも例年卒業時期のこのころは桜に関する歌を出してきた。
今年は娘が卒業の年なのでどんなのなんだろうと思って拍子抜けした。
でももしやこじ付けかも知れないが、桜の花びらの枚数は5枚。
・・・そこにFIVEは掛かっていることもあるのかもしれないと
だとしたら遠くて気づき難いなぁ~と思った。
そしてAKBたちのみとしてもっとも過酷だった西武ドームの
よっしゃぁー行くぞぉー!in西武ドームの地獄の3日間がピークだった。
CMであっちゃんの過呼吸の場面が流れていたのはこの時。
でも実は結構しばしばなってる。
大泣きするたびに毎度ではないがなりがちで、
自分はなったことが無いので解らないが、
年末のレコ大のときもほぼそうだったが、あれはその場で歌ったが
西武ドームなどはそれがあまりに酷くて裏で懸命の治療が行われ、
出てこないとならないのに出て来れないのでたかみなや優子がトークで繋ぎ
何とか出てきたときにまだ過呼吸が収まりきってなく、
たかみなが「あっちゃん大丈夫ですかぁ~!?」と
観客が心配しない程度にあっちゃんを心配したトーンでしゃべっていた。
これだけが表側なので過呼吸だったとはわからずに、
全速力で走った直後のように、疲れ果てて肩で息をしているのではないかと
(実際暫くその場に居なかったのに)そう見えるのだった。
その辺も裏側も見ないと解らないことだった。
でもこのライブが最低だったのは全員が感じていて、
秋元先生もある種カンカン。彼女たちはお客から金を取っているプロだから。
たかみなもそれは演じていて自分も含めて解っていて、
それを自分とメンバーに向かって秋元先生に続いて叱咤した。
それはどういうことかというと、曲目のダンスやステージ上での
立ち振る舞いを覚えることに終始してしまい、時間が足りないことが災いし
これまではAKB劇場などの小さいところが主だったので、
スタジアムを広く使うことになれていなかったために、
裏ではどこをどのように移動して、どこから出ればいいのかが
全員と言っていいほど理解できてなく、
裏側をあっちだこっちだと奔走しまくっていたのだ。
しかも時期は7月下旬。ドーム全体よりも裏手のほうが熱がこもる。
そこは熱中症と凄まじく隣り合わせで無駄に動き暑い思いをしていたのだ。
そんな中、あきちゃは暗く足元が見えないためにこけて足首を怪我。
自分で立ち上がれずに、腱の断裂なども危惧されたが捻挫だったっぽい。
でも十分出来なくなってしまったのだ。
そんな中、あっちゃんが過呼吸に陥っていた。
でもそれだけではなかった。
確か玲奈だったが、その声がか細いのであまり聞こえなかったが
そこには過呼吸気味で熱中症になりかかっている河西が
立っているのも出来ない感じでフラフラだった。
暑さでやられそうなのはかなり大勢で、あっちこっちで倒れ掛かってて
スタッフもあっちにこっちに水だのタオルだのと駆け巡っていた。
そんな状況だから通る声で無いとかき消されてしまうのだった。
その後一番衝撃的だったのが優子だった。
みんなが調子をおかしくするのを気遣いつつ、
スタッフに逆に優子は大丈夫?といわれた。
私は大丈夫だよ。と答えていた。顔は普通に笑顔だった。
その後次の移動場所に行こうとしていたのだが、
自分の出る場所が把握できていないことが混乱を生んでいたことで
初日に秋元先生やキャプテンたかみなから指摘されていたので
全員がせめて残りの2日間はきちっとやってやるぜと誓っていたのだが
そんな中で優子が言うのだった。「あれー?私次ってどこだっけ?」
それはあまりにも軽い感じに聞こえて、
一瞬昨日の反省わかってないのか?!元1位になるような人は
メンバーでも大御所だから私は知らないでいいの。別格。
こういう気持ちでもあるのか?
スタッフは大勢を把握しないとならないが、自分らは自分のだけで
他は知る必要はないし、だったら自分のぐらい覚えろよ!甘えるな!
(それでもスタッフは優しく、次優子どこか知ってる人~!と聞いて
どこそこだってよ…と優しく応対していた)
こんな感じにも思った瞬間だった。
優子が階段を登りかけて、こう言い出した。
「あれ?何?私解らない・・・なんで?・・・なんで??
・・・あー何で解らないんだろう?こんなのじゃダメなのに。
どうして自分のことがわからな…」ぐらいの時に泣き出したと同時に
一気に過呼吸になってしまったのだ。
そこに会話していたスタッフが駆け寄って落ち着いて呼吸するように指導し
袋も持ってこられて、体をさすられて、大丈夫大丈夫と
あまり思いつめないようになだめられていたのだった。
そのスタッフが凄く大柄な女性だったのだけど、
むしろ大柄だけに頼もしく見えた。
これは全く普通に見えていた優子が1分後にはおかしくなったので
私もドキッと驚いたが、娘はもっと驚いて泣きじゃくっていた。
アイドルってAKBって本当に大変なんだとしみじみ思ったらしい。
ところがその後に裏でスタッフ同士の会話がこう言っていた。
「たかみなが危ない」
チームAだけでなくAKBの姉妹グループも入れた全体の事実上のキャプテンで
誰よりもストイックで他人に以上に自分に厳しいたかみなが
周りを気遣って支えていて同じことをやりこなしているわけで、
スタッフはさすがにそれを見逃しては居なかったのだ。
裏ではあっちゃんらの過呼吸のメンバーを勇気付けたり体をさすったりし、
ステージでは繋ぎの言葉で場を持たせたり、影に日向に大車輪の活躍だった。
たかみなが若いのに凄いのは本番では壊れないこと。
これもCMで流れていて、一瞬ともちんにも見えなくなかった
担架で運ばれていくのがたかみなだった。
ステージが終わった後に熱中症で倒れたのだ。
そのたかみなは総選挙の後も、たかみならしさを発揮していた。
それはたかみなが「男」といわれる証でもあった。
総選挙後に優子と1位2位を連続して分け合った間柄で
抱き合って泣きながら会話した後だと思うのだが、
たかみなが「あっちゃんはどこですか?」と探し出した。
スタッフの言われるほうにいくと、まだ優子との会話の温度が
冷め切らないままのあっちゃんが峯岸とだったか会話していた。
そこにたかみなが「あっちゃん!」とやってきて一気にハグ。
良く頑張ったな!頑張った!頑張った!辛かったな!辛かったよな!
(既にあっちゃんたかみなにギュッと抱きつき号泣)
解ってるぞ!みんな解ってるからな!辛かったこと、苦しかったこと。
と、あのーその手の台詞、男子の言うところなんですけど…。と、
男のお株を見事に奪われて、たかみなに言われてしまっていたのだった。
これだから男だといわれるんだと、しみじみわかった。見た目じゃない。
ある種恋愛禁止の女の園だからもてると思う。宝塚みたい。
メンバーでも自分の立ち位置以上に行きたいと思わない人も多そう。
TOPがTOPで居る所以は、凄まじい戦いの日々だと身近で感じるだろうから。
過酷な西武ドームのライブが終わった翌月にヘビロテに匹敵するかの
売り上げを出したフライングゲットがリリースされた。
映画監督がついたPVとして、発売禁止になったBEGINNERと違い、
格闘映画仕立てのこれはフルバージョンでは19分近い。
この映画では笑う場面が極めて少ない。
PVの撮影の合間か、さしこと北原がさしこが実際にエキストラを
やっていたこともあって、エキストラごっこをしていた。
事実メディア選抜の撮影の後ろにいる一般人をやったこともあって
そのエキストラの体で「あなたはこれまで何に出たんですかぁ?」とか
会話しあって喜んでいた。その程度だけだったのだ。面白い場面は。
だから結構AKBの華やかさを期待して見に行くと裏切られる。
重々しいものを見に行くのだと思ったほうが妥当。
そしてじゃんけん大会が今年も開催され、勝負の行方だけでなく
どんなコスチュームでそれぞれ出てくるかもお楽しみになっている。
小林香奈はイマイチ目立たないが、驚いたのがバスタオル1枚だ。
(中は水着とか着ているだろうけど)
これはオカレモンの被り物をつけてきた市川も完全に霞んだし、
犬の感じが妙にエロカワだったあきちゃをも食ったほどのインパクト。
これもやはりTOPの壮絶さにびびるほどのメンバーは勝てない。
ご存知麻里子様が勝った訳だが、終始一貫して勝ちたいとしか願ってない。
途中で対戦して負けた峯岸がこう言っていた。
私は絶対勝ちたいと思ってたんですよ。
でも麻里子様との対戦の時にふと思ったんです。
まてよ?私がもし優勝したらどうなるの??
・・・・・ヤヴァイ。それって恐ろしいことになる。。。
自分の立ち位置を良く解っているのでひるんだのだ。
思えばこの子はメジャーデビューの時に、あっちゃんがセンターだと
決まったときに、なんで私があっちゃんのバックなんですか?!と
年も同じくらいで同じ1期生同士なので不満をあらわにしたのだが、
6年間で自分を良く理解したのだと思う。
そう思うとそこは自分の居場所じゃないと思ったのだ。
その心の隙に勝利の女神は去っていくのだ。
決勝戦の藤江は怖いもの無しの印象で終始にこやか。
総選挙40位とはとても思えず今まで見て来た以上に可愛かった。
(藤江確実に順位上げるな。少なからず不動の26位も居なくなってしまったし)
多分藤江はじゃんけんこそ選抜以下の子に光が当たるチャンスなんだと
昨年の内田に続けと虎視眈々だったが、
唯一の非オーディションメンバーで、唯一の1.5期生という
ショップ上がりのしのまりはオーディションに落ちてショップで働いていた。
それが初期のファンの人気投票で多く名前を書かれ、
秋元先生が歌とダンスを即効覚えるという条件を出してメンバーになったので
一度落ちた悔しさもあり、一度は自分もやってみたい思いも強く
ぶれなかった勢いのままに勝った。
勝負が付いたのは3回のあいこの後だが、
その決する直前に藤江が「怖い…」と小声で言ったそうだ。
その小さな負けの虫が顔を出したことで、いけると思ったらしい。
やはり負けの気持ちは勝ちを生まないのだな。
スポーツと一緒だ。負け組は気持ちからして負けてんだよ。
そういえば、チーム4としての公演も夏に迎えていて、
まだ大場が謹慎中だったのだが、たかみなが同じだと感じていた島田に
メアド交換していて初日にメールをくれていた。
これは他のメンバーのソロ発売とかいろんなことにもそのようにしているが
そのへんもたかみならしいリーダーの資質の部分だった。
地方に居ても外国に居てもきちんと送ってくるのだそうだ。
それをリーダー大場不在の中代理の島田が開演前に伝え、
開演前なのにメンバー泣きまくってたということも流されていた。
そんなチーム初の公演があったのにリーダーがいなかったことも
島田の心を帰ってきて欲しい気持ちと怒りの気持ちで混乱させたのだな。
チーム4の島田はパッと見可愛いと思ったが気が強そうだと思った。
それがなるほどたかみなタイプかと思えば妙に納得。
長尾は凄まじく志田未来に似ている。
個人的にはゴルフが凄い山内鈴蘭が可愛いかと。
AKBの年末としてはレコ大も紅白もAKB紅白もあったけど、
映画としては風は吹いているのプロモ制作のあたりで終わり。
この曲も大震災の復興支援ソングなので、
昨年はAKBにおいても大震災を無視して語れない1年だったということだった。
これ、映画を見終わって帰ってきたときの、
一般の通路から、スクリーンのある部屋までの廊下だけど、
(通路に係の人が居て撮らないでと言おうとして私が撮っちゃったらしい)
なんとなく出てきて振り返った時に、
この先にスクリーンではあったけどTOPアイドルのAKBがいたので
あたかもこれがアイドルへ通じる道のようにも感じた。
それを通って、彼女たちの身近な場所に自分も行っていた気になった。
その身近な場所から戻ってきたから、この道を出た瞬間に
現実的な日常の世界に帰って来たのだと。
そう感じたのでこれを撮ろうと思ったのだよね。
そんな感じがしない?
そしてヨネとなっちゃんの脱退騒動。
正直ヨネは印象に無いので特に無いのだけど、
なっちゃんは1期メンバーだし、実際RIVER以降娘が興味持ったので
私も詳しく知ることになったのだけど、
一番地味で目立たぬ6名になった1期生で、
初期のPVでは結構目立っていた成田里紗が映画でヌードになったと
その胸の大きいことは当時から目立っていたけど、
胸で言うと多分現メンバーでは一番大きそうだったのがなっちゃん。
もちろんそれが理由ではなく、既出だがNECのLAVIEのCMでの
パンフの表情が凄まじく可愛かったことで存在を知って推すように。
テレビでは殆ど見ないのは一般の全日制の高校に行っているからと
コンセプトに従順に劇場に多く出てることで、
現状の劇場出演の最多タイでもあるので、
会いに行けるアイドルがコンセプトで、売れたら劇場に出ないメンバーも
多く居る中、基本に忠実なところが好感であり、
そういうところが応援したいと思っていたのだ。
でもきっと学校にまじめに行くほどに誘惑も多かったんだろうな。
あまりいけないほうが距離があるので恋愛にまで発展しなかったかも?
もっとも相手が高校の同級生だかどうだかは知らないのけど。
でもそんな縁の下の力持ちで目立たないけど劇場を支えてきた
メンバーだけにもっといい思いをさせてあげたかったね。
その証に凄く人気は無いけど常に総選挙は26位で結構支持があったんだもん。
たまたまだけどこの映画が終わる直前に殆ど出ていないなっちゃんが
結構大きく映るんだよね。
チームBが出来たときも、AからなっちゃんとSDNに行った浦野一美が
行かされる事となって、今となってはチームはクラス分けっぽいけど
当時は確実に2軍落ちみたいな左遷的だったようだし、
なんかいい思いをまるでしないで、我慢我慢ばかりの日々だったような
気がしてならないんだよね。その我慢が男に向いてしまった気もしなくもない。
そしてたかみながどれだけAKBと姉妹グループ全体に重要かは
この映画を見れば凄く解るし、それだけに先日ブログにコメしたと
書いたように、お母さんの問題は自分に過失は無いと応援したし、
休止とかやめるとかが無いようにと思ってるんだよね。
あの出来事も、昨日死刑判決が出たように、
少年だからと何事も許されてしまうことではなく、
一線を越えた凶悪犯罪は少年法でまかないきれないとされることが
確定的になったわけでもあるので、大人として拒絶しなければならないこと、
そうではなく婦女暴行だった場合や脅迫されていた場合、
たかみなの母ではなく少年に罪が認められることになるかとも思えるし
ある意味少年法を都合よく解釈して犯罪に走るのが後を絶たないので
ここはしっかりと刑事罰を与えるべきに思う。
今後も元福田のように必要なら死刑もありだと思う。
人が死ぬのはどんな人だろうがいけないことだが、
現状終身刑が無い日本で無期懲役は実質有期だし、短いし、
抑止力には確実になっているので、より低年齢にも浸透するように
犯罪も低年齢化しているので、本村さんの受けた事件で
元福田は死刑になって然りだと発生当時から思ってきた。
だってこれうちの娘が生まれる数ヶ月前の事件だったし特に許せん。
でも実は元凶は彼じゃないんだよ。
母親は自殺しているらしいじゃないか。夫のDVで。
この男もその父親の暴力で母も自殺に追い込まれ壊されたんだろ?
だとしたらオウムの麻原と同じじゃないか!?
架空の話で言うと、福田君は実行役のショッカー怪人や幹部で、
それを動かして命令しているのはショッカーの首領だ。
福田の父こそが一番の悪だと思うよ。
福田君ももし一般的な家庭の子だったらそうはならなかっただろう。
そう思うと彼も被害者だと思う。
でもだからと言って、どんなに辛く苦しい人生でも、
人を殺めることは何人たりとも許されない。
だから彼は死刑で当然。でも一番の醜き悪である父親は
何の罪も無いのか?今後ものうのうと生きていくのか?
妻と息子と本村さんの妻と娘の4人の命を奪ったのは
(福田受刑者はまだ死刑執行されていないけど)
福田の親父なんじゃないのか!?お咎め無いのおかしいだろ!?
というように非常に思っている。
何度と無く言って来たが、大阪の池田小学校の無差別殺傷事件も
死刑になったのは実行した宅間死刑囚だったけど、
奴も親の心無い態度や言動で大きく将来を潰されまくってきた背景があった。
子どもの精神を破壊した場合、親やそこに関わった大人は
その子どもが課せられた罪よりも何倍もの重い罪が課せられないと
抜本的な解決や決着は付いていないんじゃないか!?
今回のオセロ中島のように、マインドコントロールして
完全に自分の支配下においてしまった人間にもし殺人を指示したら…
実行犯だけが罰せられるのか?そういうことになっちゃうよ。
実際オウムの事件では実行してない麻原が逮捕されたのだし、
子どもを壊した大人は命を失うほどの厳罰が科せられるべきだと思う。
随分AKBとは逸脱したけど、いろいろ有るよなAKBも…。