【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

リオ五輪 16日の結果回顧

2016年08月17日 23時58分04秒 | その他スポーツ
今日から錦織はW&Sマスターズが始まる。
でもマスターズ1000なのにNHKがやらない!
ガオラだけ!入ってないから見れない!
五輪なのは重々承知だけど、
102とかのサブチャンネルでやれよ~。
なのでこの1球速報は無し。

まずバド女子ダブルス準決勝は格下も前回敗戦の5位韓国ペア。
当然気を引き締めて高松ペアが挑む。
準々決勝15位マレーシアペア戦で押し込まれてセットダウンがあり、
その反省を踏まえての試合だけに見事にストレート。
1位が高松ペアだからランク通りなら優勝だけどそんな単純じゃない。
次の決勝は2位の中国ペア。差が少ない於洋/唐淵渟ペアだ。
…と思ったら、デンマークの6位リターユール/ペデルセンペア
そこが強豪中国ペアを破って上がってきた!
これはポイント差がない中国より確率が上がった!!
…と思う反面、そんな相手を破って上がってきた
非常に波に乗った危険なペアであり要注意かも!?
なんでもリターユールがサウスポーでワイドに強い。
なので抜けたと思って一瞬気が抜けたときに返ってきて
取られてしまうというような、そういうところに注意。
普通にいつも通りに粘り強くやれば勝てる相手。

ノーマークだった陸上女子5000mで上原が決勝進出。
メダルは無理だろうけど入勝目指してもらいたい。

卓球女子団体3位決定戦は散々各局やってる内容。
負ければメダルなしという地獄の4位。
それは味わいたくない絶対勝ちたい一戦。
なのに1番手福原が11-4と好発進もまさかの逆転負け。
福原6位で相手ユ・モンユは13位と格下。
カウンター食らったしスピードについていけない。
フォア狙われてフォアもバックもミスが多く、
ドライブの上回転をラケットが切れず伸びてアウトも目立つ。
ホントこの大会の前半と後半と別人。

福原は東京は出ないと思ってる。
佳純、みまに今回帯同のみうの3人だと思う。
だから死んでもシングルスの3位取らないとならなかった。
個人のメダルなしの生涯リザルトとなるはず。
そんな後悔も感じたりしていたんだろうか?
この調子じゃ次は無いと客観的に思ったはず。
しかし勝ったほうは全てダブルスコア以上で
ジュースはおろか接戦もなかったのが印象深い。

そして2番手がエースの佳純。
そういうわけでシングルスで初戦に足を掬われた分
活躍するのは団体しかなく弾けるしかない。
現在6位の佳純だが相手のフェンは4位の格上。
しかもシングルスでロンドンの3決で敗れた因縁の相手。
そのリベンジも含まれていたが1セット目は3-7とリードされて
ランクの違いを見せられつつも、徐々に詰めて追いつき
バッククロスの次をフォアストレートに変えられたが
それをバックブロックのクロスのカウンターで追いついて
ジュースにし、それを物にして最後はバックがエッジで取った。
2セットはバックを攻められ失点していたのが修正でき、
打ち合いで競り勝ち、スピードでも圧倒。
徐々に突き放しフォアを払うスマッシュを決め勝利。
3セット目はさらに良くなり緩急つけられたセンターも含んだ
フォアバックと振り合うラリーでもミスさせ、
ミスミスの誘発に成功し、バック下回転のストップでは
空振りをさせるまで。それでも食らいついてくるのを
連続得点で終盤で突き放し、最後はチキータクロスがエッジ。
エッジで勝ちが決まるのが2つあり、ツキもあった。

問題がダブルス。折れた心をなかなか戻せない愛。
そのペアは15歳のみま。
序盤両者にミスが目立つ。
それを見逃さずイーハン・モンユペアが攻める。
盛り返すものの9-11で1セット目を取られる嫌な空気。
特にみまが焦りかミスが目立ち、福原の大丈夫大丈夫という
口の動きが見え、若いみまをリードした。
2セット目は9-9の大激戦から相手フォア前のサーブを
福原が突っつき。フォア上回転強打をみまがやや下回転ストップ。
それをフォア強打されるもネットのミスをさせた。
そしたらあの珍プレーの登場だ。
バッククロスをエッジ際に入れられ(実際エッジか?)
みまがあの「しゃがみ万歳がに股ショット」をエッジに決め
11-9でタイに持ち込んだのだった。
何が変わったのか3セット目はあわやスコンクの11-1!
2-1から9連続ポイント。強打も決まるし、相手がミスミスミス。
そうなると4セット目はもうこっちのもの。
・・・とは行かなかった。向こうも必死。
序盤走ったが4連続失点で追いつかれ、以降シーソー。
9-9からフォア前のサーブを福原つっつき、
相手のフォアドライブをみまがカウンターストップスマッシュで
ボディ狙うが相手も上手に体制崩れても返してきて
でもそれが甘い球なので福原がフォア逆クロスの強打、
相手バックの浮き球リターンを今度はみまがフォアクロスの
スマッシュを決めて10-9とした。
そのまま決めるかと思いきや相手も必死でジュースになり、
13-12で短いサーブから相手の3球目攻撃は
日本の右サイドのエッジ付近の短いボール。
それが狙いすぎてサイドを割って床にポトリ。
その瞬間にダブルスを制して2-1と逆転した。

そして4番手のシングルスは佳純ではなくみまの登場。
相手はエースフェン。前回負けを喫した相手。
ここを負けてもまだ大丈夫。
最後は佳純がイーハンを倒してくれる。
だから思い切りぶつかっていけばいいのだ。
だからダブルスの勝利が凄まじく大きい。
1セット目いきなりバック逆クロスがエッジで得点。
ツキがあって行けそうな感じ。
互いにミスが出るが徐々にみまが押していく。
ネッチにも助けられたリ、みまのミスが減り
相手のミスはまだそこそこ出る。
シーソーから抜け出して10-9とし、
バッククロスのストップで守備だが
逆クロスでフォアに振って相手のミスを誘発セット奪取。
守って勝つというテニスの話題で先日話した一番強い勝ち。
2セット目も攻められているのだが
バックのストップを左右に振ってミスをさせる。
そうかと思えば強烈な上回転のフォア強打でネットさせる。
サーブを読み回り込むフォア強打は直接決まらないが、
相手は読まれたことを痛感しその後ミスをする。
カウンターのフォアの強打もドライブが効き
相手のボールは伸びてアウト。マッチポイント10-4に。
そこであれが出るのだ。
ダブルスの時も実はやってたストップカウンター。
フォア前の下回転のサーブを下回転の短い返球。
それをバックの上回転強打がセンターに来る。
そのリターンがあのフォアのストップカウンタースマッシュ。
1球前と同じようなラケットの出し方。
どう見ても早いボールをストップして返すだけのショット。
だけどフェースを寝かせて球の上がり際を手首だけ入れて叩く。
いわゆるテニスで言うところの伊達公子のライジングショット。
あれを卓球でやってる。
相手の強打を活かしたカウンターでスピードもあれば、
球の上がり際なので凄く速い。相手が返しにくい。
このミラクルショットで11-4で2セット目も取ったのだった。
そして3セット目下回転のスライスも入れたり工夫されるが
そんなのは通用しない。左右センターボディと速い展開で
攻撃しミスをさせる。じわじわリードを広げ10-6マッチポイント。
相手の3球目攻撃は左サイドのバック上回転ストレート。
みまはただの突っつきで返していたと思うが、
当然エッジに近く深いところを狙ったが伸びてアウト。
これで先輩たちを手ぶらで帰らせるわけにはいかないと、
ロンドンの競泳松田の北島に向けた言葉をパクって言い放った
ビッグマウスともいえる言葉を有言実行してみせた。
5番手佳純を登場させなかったこの勝利がそれを物語った。

しかし相手のエースのフェンは実は姪っ子にそっくり。
日本戦でない限りは応援したくなる親近感。
それがしかし正味な話が、シングルスでは福原がストレート。
1セット目はジュースで12点取ったが以降8,7,5と
徐々に尻すぼみで意気消沈で負けた。(ここまで愛ちゃん絶好調)
そして団体では佳純とみまにもストレートで
日本選手3人全員にこてんぱんにやられたのだ。
4位のフェンが6,8,9位の3人に。
これは愛ちゃん以上に心が折れただろうな。また頑張ってくれ。

ちなみにシンガポールメンバーで残念なことがあった。
ロンドンにいたあの人がいない。
ワン・ユエグだ!
あの小太りで35歳ぐらいでラケットうちわ代わりに
パタパタパタパタ仰いでたあの人。
なんかちょっと好きだった。生き物みたいで可愛かった。
餌上げたいみたいな。…生き物はちょっと失礼かな?
でもおいしいご飯作りそう。
そんなお母さんに見えたあの人が居なくて寂しかった。

何にしても負けて貰う涙の銀のロンドンから
一つ落ちたけど勝って貰う銅で歓喜の涙が
3人から見られてよかった。
愛ちゃんも佳純ちゃんも苦しかった。
そんな中、一番ちびのみまも辛かった。
そして帯同メンバーとして玉拾いや練習パートナーに終始した
選考漏れしたみまの本当のペアパートナーのみうちゃんも
選手としては叶わなかったが、4人目の影の選手として
表の3人を支えた功労者として報われた。
東京では自分が代表になり金ぴかメダルを取って欲しい。

シンクロデュエットは乾・三井ペアが見事に銅。
ロシアと中国には大きく離されたが
4位のスペインとは0.8点とそこそこ差をつけた。
しかし中国は井村さんが居なくなっても強いままだな。
そうだったはずの日本はいなくなった途端にメダル逃した。
この差は何なんだろう??
演目は風神雷神だそうで、見れば鬼の角や雷のような
足さばきが多々あったが、いつになくがに股も多かった。
競技を斜に見る男などはお股おっぴろげで釘づけか?
そんなうら若き綺麗な乙女にかっこ悪いポーズを
いくつも求めていたが、ユニフォームも表現も見事で
日本人には風神雷神が見えたよ。外人には判らんだろうけど。
そこがもう一つ伸びなかった要因かも!???

女子バリボーは当然のように米国に敗戦。
実際見せ場もあった。でもストレート。
木村が切れがなく重そう。長岡もなんか縮んでる。
石井も両者よりいいけどでも物足りない。守備弱いし。
そんなメンバーだったら違う人出したほうが…。
実際迫田や山口が入った時が得点を重ねていた。
それって世代交代は完全に失敗だよな。
長岡なんかは最終予選などはすごく良かったけどね。
そして3セット目は大差負けと思われたが、
13-20から怒涛の7連続得点で20-20に。
でも追いつくのが目的なのでそこで息切れ。
事実7連続ももはや奇跡でふつうあり得ない。
だから息切れではないと思うが、
神通力みたいなものがそこで途切れた。
そこから連続失点は許されないのに3連続を喫し
最後はあっさりサイドアウトを繰り返され22-25で負け。
もちろん金を取るには早かれ遅かれ当たる相手だが、
そんなチームではなく何とかメダルをってチームだから
予選から勝てるところにはしっかり勝ち、
格上を食い一つでも上の順位で抜ける強い気持ちがなかった。
とりあえず決勝トーナメントに行ければいい。
そういう風にしか全員が見えなかった。それでは無理。
優勝を見据えて必死こくからメダルが取れる。
高い目標に全力で向かうから及第点には収まる。
それが低い目標なら何も達成し得ないだろう。
男子と比べて評価されてしまったのが良くなかったか。
木村の最後の五輪は準々決勝敗退と寂しいものになった。
ロンドンの結果がより輝いて思い起こされる。

女子種目別ゆかは可愛い村上が出たがミスが出て7位で終わった。
15点台を出せば銅だったので何気に勿体なかった。

バド女子シングルス準々決勝は
勿体ない6位の奥原と12位山口の日本人決戦。
19歳の山口はまず勝ったことがない奥原に挑んだが
何と1セット目を前後左右効果的に攻めた山口が21-11で取る。
これは番狂わせか!?そう思ったが、
2セット奥原が連取して逆転勝利。
2セット目は山口のノールックの感覚だけでリターンした
ミラクルショットも20-17の時に出たが21-17で決められた。
3セット目は21-10で奥原圧勝。
そしてシングルスもダブルス同様下克上。
次はランク2位の中国王儀涵だろうと思いきや、
10位インドのシンデュ!?
これは格上より格下のほうが勝つ確率は上がったが、
やはり2位の王を倒しての勝ち上がりだけに要注意。
そこをしっかり勝ち、決勝で女王カロリーナマリーンに挑みたい。

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