2018ロシアW杯アジア2次予選【アフガン vs 日本】

結論から言うと、当然の結果。
このような結果を出してくれないと困るという相手。
それが格下も格下、100位以下との対戦。

でも日本も今となってはイラン、韓国に続くアジアの3番手で
58位なのだからそんな大きな格下でも無い。
以前は20位とかだったのでね。
130位のアフガンには6-0も、180位のカンボジアに3-0は物足りんし、
159位のシンガポールにスコアレスドローもありえない。
格の違いの兆しは見せたが、次のシリアは121位。
普通ならここにも圧倒だが、ここまで負けたことはないが、
唯一のアウェーではドロー。でもアフガンもシリアも気の毒なことに
テロによる治安の悪さでセントラル開催。
でも中東だから大して変わらんが、でもそのセントラルは全勝も
全て1点差という接戦で互いにスコアレスはない。最低2-1なのだ。

そこがこの2次予選最大の敵だとしても、
シリアを含めてこの辺は圧倒していないといけない。
少なからずこれまでの対戦を全て5-0とかで来ないとならなかった。
それは相手を緊張させたりプレッシャーを掛ける事ができない。
それが有るから萎縮してミスが出る。伸び伸びやらせているから
ふがいない結果が出るのだ。戦術や動きもダメだけど。

1-0でも勝ちは勝ちだが、相手に次も勝てない。
もっとなら金輪際勝てない。そう印象付けることが大事。
その1戦だけではなく、同じ地域なのだから
平和が続けば競技も恒久的に続いていく。
その点ではなく線として相手に苦手を植え付けないといけない。
だから圧倒的に叩きのめしておかないとならない。
そうしたくても力が拮抗してたら出来ないのだし。
その辺がなんか勘違い王者なのか、かっこつけて綺麗に勝とうとする。
そのええかっこしい根性が気にいらん。
カッコはどうでもいい。見合った勝利がみたいだけ。

ということで、今後もアジアの超格下には見合った勝利を。

そんな昨日の試合は点差的には満足だった。
失点はなく、相手がカウンターで上がっただけで歓声も上がる。
見ているのはサッカーど素人ばかりなのかとしか思えなかった。

1点目は完全に引いた相手にミドルを打っても決まらなかったが
それを決めたことが良かった。
原口も打てそうだったが、香川に出し、返って来ることも
想定していたと思うが、切り替えして香川がそのまま打った。

2点目は泥臭かった。
本田が諦めずにセットプレーのこぼれ球を拾った。
一度はCKでヘッドが合わなかった森重が押し込んだ。
これもセットプレーの一環で、攻め上がっているから。
でも前半はこの2点止まり。物足りなかった。

3点目は原口、香川のコンビが良かったが、それは動きがあったから。
上がるだけ上がってボールだけ動かしていてもスペースは開かない。
そのままだから打つタイミングも無く、打てるスペースも開かない。
これは2人が流れてパス交換しての止まってなかったために生まれた。
香川が得意な形だから、決めることが出来たともいえる。
無駄なシュートは打たず、崩しきってから打つ。
そう言っていた本田と合う訳が無く、香川は本田に殺されていた。
そう言っても過言ではないと思う。

4点目は完全に崩した。
オフサイドギリギリに全員とび出した4名だが、
その香川からのスルーパスを受けた山口が、
GK1対1も中央に共に上がった岡崎に折り返し、
岡崎は合わせるだけのごっちゃんゴール。
相手DFは置き去りで誰も付いて来なかった。

5点目は本田のシュートのこぼれ球を岡崎がボレー。
岡崎は2点を取ったがらしくはなかった。
岡崎はセンタリングやスルーパスを打ち込むことが得意な選手。
なので今の戦術のワントップは本来向かない。楔じゃないし。
ということは、この戦術のままだと外れていくかも？
でも他に誰が？
川又？豊田？・・・前から言ってるけど指宿はどうなの！？

6点目は本田が詰めて相手DFとGKともつれながら押し込んだ。
そんな感じだった。
とにかく格上や同等国との戦い方と、
完全に引く格下との戦い方は違うと言うこと。
それをしっかりプランニングして欲しいよ。



ちなみに昨日男子バレー開幕。
今となってはランクが入れ替わったエジプトだが
高さは増したが正直勝てる相手。
でもそことフルセットでどうにか勝った。
∴今日は米国とでこてんぱん。やっぱね。
1セット取り返したときは昨日みたいなこともあるかと思ったが
そんなことは無く、3・4セットはほぼダブルスコア。
五輪金の米国も今はランク5位なのに。
やっぱ男子は五輪切符は撮れないのだと確信した。