孫さん冷静に：出る杭は打たれる。さらに出る杭は打たれない。もっと出ると杭は倒れる。

ソフトバンクの孫さんは優秀だと思います。ぜひ頑張っていただきたい。
個人資産で100億の義援金も敬服しております。

しかし、うまくやらないと、また行政に飲み込まれる。
孫さんはインフラ事業が大好きな様です。
孫さんが携帯電話事業を買えたのは、官僚の「まあいいんじゃない」だったが、光の道でまたインフラに手を出したが、そこまではダメだとばかり、思いっきり叩かれ、あえなく終了。(これは理論がおかしかったですね)

今度は、電力インフラ。
福島原発の事故は、光の道を失った孫さんにとって、今まで気にも止めていなかった電力インフラという目標を提示した。
もちろん電力インフラには送電などネットワークがあるので、ソフトバンクの回線の弱さを相乗りさせる事は考えているでしょう。

一石二鳥です

うまく行けば、iPhoneのつながりも改善なので、ぜひ頑張って欲しい。


しかし、いろんな所で言われ始めている問題点。
ソフトバンクの回線改善計画。
これは、基地局の数とバックボーンをどのようにすれば、ドコモより良くなります。が本質なのに、
「今年、通信設備投資に1兆円かけます」という言い方です。
これでは、その金額で問題が解決するかの回答になっていません。まるで、東電の答弁。

こんな考え方で電力インフラに手を出してはいけないと思います。


【ご参考】下記のブログは重要な点を指摘しています。

孫正義さん＠ソフトバンクの新電力事業、「関西広域連合」との発表資料が馬鹿すぎると話題に #ganbarojp - 切込隊長BLOG（ブログ） Lead‐off man's Blog - BLOGOS（ブロゴス） - livedoor ニュース


さて、私は昔、太陽光発電に関わった経験があります。
その時からの持論です。

太陽光パネルの下は日が当たらない。
だから、日が当たらなくてもいい所に設置すべきであり、
間違っても、草木や湖、海の上に設置してはならない。
自然の生態系を新たに壊すのではなく、すでに壊してしまった人工物に設置すべきです。

数百平米なら大丈夫でしょ。と、うっかり考えますが、
どこかで変なシミュレーションがあったが、北海道を太陽電池パネルで埋めたら、生態系おかしくなりそうでしょ。

人間が核物質の事を詳しく知らないのと同じように、自然の生態系の事もよく知らないのです。


太陽光や風力は、残念ながら面積が必要です。
日本は土地が少ない。

東京の環状八号線(道路)の拡幅工事は40年やってますが未だに未完。

「この土地は俺のだ」と言って手放さないジジイ(たいていじいさん)が多いのです。
土地に異常な資産価値を抱く日本人に、面積が必要なシステムを広めるには工夫が必要です。


そこで最後に、孫さん提案です
家庭の屋根に太陽光パネルを設置する費用と保守を孫さんの会社で行う。
太陽光パネル使用料と通常電気代との合算が、既存電気代より安くなる。
売電利益は年で清算。株主配当的にお金余ったら配布していただく。
私は真っ先に手を上げます。

プラスして、ソフトバンク用のアンテナ立ててもいいです。