毎年 このシーズンになると あの頃を思い出す。
隙間風が吹き込むボロアパートで親子3人(性格にはもう1人)
片寄せあって暮らしてたあの頃・・。
お金がない、、よくおかんが口にしてたっけ・・。
それでも 街がクリスマスで賑わう頃になると
決まっておかんは自分と弟に『何がほしい?』って聞いた。
そんな暮らしをしてるとこに果たしてサンタさんがくるんだろうか?
子供心に不安になりながらも ノートの切れ端に書いた数々の玩具の名前・・。
毎年、12月24日の夜は胸を高鳴らせながら眠りについたっけ・・^^:
25日の早朝(4時くらい?)枕元から香る真新しい包装紙の匂いに気づき 飛び起きると
(ほぼ)メッセージどおりのプレゼントが置いてあって
やっぱり サンタさん、いるんだ♪
そんな夢と希望に満ち溢れた・・。
中学1年になって 周りの子がサンタはいない!って言っても
絶対信じなかったザッキ~・・。
ある夜、祖父母の家で聖夜を迎えることになり
晩御飯食べてる時、たまたま おかんの持ってた買い物袋の中、のぞいたら
赤い包み紙と緑のリボンらしきものを発見しちゃって・・
おかんは一生懸命取り繕ってたけど・・
夜中、何となく目、覚まして枕元みたら
晩御飯時みた、それが置いてあって・・
胸、どっかんどっかんしてね~
サンタなんていないんだ~って絶望からはじまって
これまでずっと プレゼント届けてたのはお金がない、ないって言ってたおかん・・だったんだって
そんなおかんにいっぱいいっぱい無理させちゃったんだ・・自分。。って
なんか悲しくなってきて
毛布がぐっちょぐちょになるくらい大泣きした・・。
近くで寝てる弟やおかんにバレないように声押し殺して・・。
次の日から おかんを見る目、変わったな・・。
わがまま言っちゃダメだって・・。
おかん、助けながら頑張んなくちゃって・・。
ま、気持ちだけで・・
正直、この歳になっても親孝行できてないって感じのザッキ~だけどね^^:
せめて 大好きな歌を通して 日頃の感謝の気持ち、表せたらって♪
歌ってみました
茨城のおかん、聞いてなぁ!
涙のクリスマス ~あかぎれいっぱいのサンタクロース~