自慢ではないが、僕にはユーモアとか笑いのセンスが全くと言っていいほどない。
これは、本当に困る。
誰にでも、周囲の人々と話していて、場を盛り上げる笑いのある話題を提供する場面はあるだろう。
もちろん、僕だって21年間生きてきて、数えきれないほどたくさんの話をしてきた。
が、僕が場を盛り上げようとした話で、笑いが起きた記憶がない。記憶喪失なのだろうか。
全くウケないので、もう逆に、自分の笑いのレベルが高すぎて、周りがついてこれないのではないか、と半ばやけくそに自分の才能を肯定したりする。ただ、つまらないだけである。
自分がよく体験することに、周りの人たちは笑っているのだが、何が面白いか分からない、という現象がある。
根本的にツボがずれているのだろうか。
周りの人たちは笑っているのだから、面白いのだろう。
でも、どこか寒い目で見てしまうというか。
自分は面白いこと言えないのにである。身の程をわきまえろ自分。
だから、しれっと面白いことを言えたり、面白い話をして、と振られたときに笑いのある話ができる人は、本当にすごいと思う。弟子入りしたい。
もしこれを読んでいる方の中に、ユーモアのセンスの磨き方を指南してくださる方がおりましたら是非、手ほどき願いたい。
僕は笑いが大好きだ。
笑顔は人を幸せにする。笑顔は人に伝染する。
だから僕はこれからも満面の笑みを浮かべながら、つまらない話をしていこう。