得意なことを増やしなさい。
得意なことを仕事にしたほうがいいよ。
そんなことを言うけれど、
得意なことってなんだ。
他人より秀でているものが得意、なのか。
うーん、納得いかない。
得意って、案外自分の思い込みなのかも。
もちろん、遺伝的に人より優位なことはあるかもしれない。
僕は陸上をやっていたからわかるが、身体能力ということでは、努力では勝てない領域があるのは確かだ。残念だが…。
だけど、別に他人より秀でていなくても、得意、とは言える。
というか、大体みんな、そんなもんだろう。
自分が、他人よりうまいとか上だとか、思い込んでいる。
実際はそうではないかも。
でも、僕は大いにいいことだと思う。
別に下手くそだろうが、胸張って得意だと言えばいいと思うし、得意だと自分に言い聞かせる、洗脳することが重要だ。
苦手だと思うと、距離を置きたくなる。
でも、それは練習量が足りなかったり、コツがわかっていないだけで、本当は才能はあるかもしれない。
その場合、一つの可能性をなくしてしまうことになる。
それはとてももったいないことだ。
得意なことって、自分にとって好きなもののことが多い。
好きと得意は密接に結びついている。
だから、自分が好きで自分の中で得意だと思っていることは、得意なのだ。
他の人が何と言おうと。
得意をたくさん作ろう。
そして自分の得意を、研究しよう。
もっと得意になるために。